知れば知るほどアキレカエル

個人の備忘録として。
(旧 創価学会員にはアキレカエル)

国葬一般献花メモ

2022年09月29日 | その他

9月27日(火)
日本武道館で安倍元総理の国葬が執り行われた。
その近くに設けられた一般用の献花台に、日本のために国を長期にわたり率いてこられた元総理に、私もささやかな献花をしご冥福を祈らせていただいた。
当日のメモを残しておく。

案内されていた通り、最寄り駅の半蔵門駅に着いたのは、まだお昼になる前の時間だった。
誘導された出口から外に出ると、車道を挟んだ反対側の歩道には既にびっしりと行列が出来ていた。
駅から出てくる人々は、皆思い思いの花を手にしながら特に誘導されなくても列をキープしながら一定の方向に歩いて行く。

道路を渡ると、既に出来ていた行列とは反対方向に皆流れていく。
このまま最後尾に合流するのだろう。
ところが行けども行けども最後尾に辿り着かない。
だんだん不安になってくるが、とにかく前の人々に付いていくしかない。

30分以上歩いただろうか、やっと見つけた最後尾はなんと四ツ谷駅の脇だった。
一仕事終わった感もあるが、ようやくここから行列スタートとなる。

9月の終わりも近いが、まだまだ日光はじりじりと暑い。
その中で黙々と歩き続ける人々を眺めながら、勝手な一体感を覚える。
割合としては若い方々が多いが、年配の方もたくさん見受けられる。
献花のみなので、信号以外はずっと歩き続けているような状態だ。
ここからどのくらい時間を要するのだろうか。

強い日差しが少し翳りだし、心地よい風も感じるようになった。
ようやく半蔵門駅に戻ってきた。
駅からは、まだ続々と花を手にした人々が出てきている。
平日であるのに、行列は途切れることがない。

ここしばらくメディアは執拗に「国葬反対」の盛り上がりを植え付けようとしていたが、今日のこの光景(行列)をどのように捉えているのだろう。
メディアの流す「国民の半数が反対」とは本当か??
この件だけではなく、メディアの報道と現実との間は、あまりにギャップがありすぎる。

安倍元総理への弔意と敬意に動かされ、老若男女がひたすらに歩く途中では、「国葬反対」の同じプラカードを持った数名が、いまだにモリカケサクラ批判をしている。
以前、この人々の仲間から出た総理経験者で、本気で国を護った人物は一人もいなかった。むしろ真逆であり、それは元総理となった後も変わっていない。
安倍元総理との大きな違いはそこであると私は思う。
そんな場面でも、誰も目もくれずに淡々と通り過ぎる。
品格の差が表れる。

歩き続けてよ。うやく皇居周辺の緑の木々が見えてきた。
そろそろ目的地は近くなったか。と思ったのも束の間。
この先の行列は凄いことになっていた。
さほど広くない歩道上に、上りの行列と下りの行列の両方が動いている。
それも曲がりくねり、かなりの距離があるのだ。
しかし列の乱れも無く、難なくこなす人々。歩きながら感心してしまう。

そして今度こそ緑の木々が目の前に。
しかしここでも逆方向に右折となり、イギリス大使館前へと進んで行く。
大使館の入り口には、エリザベス女王のご冥福を祈り手向けられた花々が並んでいた。
どの国であっても、亡くなられた方に弔意を示すのは人として普通のことなのだと、改めて確認できたような気がした。
今年は本当に、国内外で歴史に刻まれる出来事が多い年である。

その先へと行列は続いたが、気持ちが途切れる前にようやく道路を渡り、献花台方向へ向かう緑道を歩くようになった。
ここまで私の周囲では、列を離れる人もほとんどおらず、同じ方の背中を見続けて歩いてきた。
ここからは多くの警察官に誘導されながら手荷物検査を終え、献花台に到着。
献花と感謝を伝える時間はとても短かったが、色々な思いが巡った貴重な3時間半だった。

年々日本の行く先を案じると気が重くなるばかりだったが、今日の献花の行列の一員となってみて、おそらく同じように憂い、また同じように願う人達はとても多いであろうということ。
中でも安倍総理の時代に育ち、弔意を行動で示そうとする若い人々が、これほど多いことを目の当たりにしたことで、「安倍元総理の蒔いた種」がどのように育っていくのか、楽しみに待ってみようと思えるようになってきたことは、自分の中の前向きな変化だと感じた。
このまま日本を特亜などの敵国や、それらと同じ思想を持つ創価学会(公明党)の思い通りにさせてはいけない。
まだ間に合うかもしれない。間に合ってほしい。

安倍元総理の御冥福を心よりお祈り申し上げます。

献花後、靖国神社に向かい参拝を済ませる。
そこでようやく木陰の椅子に腰を下ろして口にしたソフトクリームの美味しさは格別だった。

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9月28日(水)
昨日の国葬、一般献花に計2万5889人。(産経新聞)

デジタル献花は、28日夜現在40万人を超えている。

かたや国葬反対デモ参加人数は、警察発表で500人。
主催者発表では1万5千人。(→ただの嘘つきレベル)


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