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ioritorei’s blog

完全趣味の世界

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TVスペシャル「YAWARA!〜ずっと君のことが〜」のテーマ曲【『Today is another day / ZARD』】ポジティブなイメージの中にうっすら感じる陰。

 

 

 

 

 

アニメ「YAWARA!」のテーマ曲も素敵な名曲揃いだったことは、過去記事でご紹介した。

 

 

今回はご紹介した曲の中でも、個人的に特に思い入れの強い楽曲について少し掘り下げて書いてみたいと思う。

ZARDの「Today is another day 」。

まず最初にお断りしておくが、ZARDの音楽は好きだが熱狂的ファンではない。

だから音源はほとんど所有していない。

データでも、だ。

よってZARDのことをそれほど詳しくは知らない。

ZARDと価値観を共有できることがあるとするなら、同じ時代を生きたことくらいだろう。

言うなればこの記事はまったくの素人が感じたままを書いている。

もちろんアーティストに敬意を表して…なわけだが、それでもファンの方が読めば不愉快に思われることがあるかもしれない。

その時は所詮は何も知らない奴の戯言だと、暖かく見守って頂けたら幸いだ。

 

さて本題に入ろう。

ZARDの「Today is another day」という曲を初めて聴いたのは、TVスペシャル『YAWARA!〜ずっと君のことが〜』のED曲だったことから。

先に記した通り、浦沢直樹先生の「YAWARA!」は原作もアニメも大好きな作品だ。

 

 

原作での柔ちゃんは1992年のバルセロナオリンピックを目指していたのだが、TVスペシャルでは1996年のアトランタオリンピックを目指す設定へと変更されている。

「Today is another day」はアトランタオリンピックと同年に発表された作品。

すなわち1996年の作品ということになる。

ちょっと調べてみたのだが、1996年の時点でZARDはすでに17枚ものシングルを発表している。

もちろん有名曲がズラリだ。

だからZARDの楽曲は自然と耳に入ってくる機会が多かった。

そして数々のなみいる名曲の中で、何故かこの曲だけが心に残った。

 

 

Today is another day

Today is another day

  • provided courtesy of iTunes

 

 

https://youtu.be/jWMcb6P4NJs

WEZARD TV #15 Today is another day

 

ここからは個人的な趣味趣向の話になるのだが、著者は陰を感じるような詞を非常に好む。

ポジティブよりネガティブな詞に心を動かされる。

B'zファンを公言しているから、おや?と思われた方もいるかもしれない。

B'zにそんな詞あった?と、思われる方もいるだろう。

おそらく一般的なB'zのイメージはポジティブなものだと思う。

だが実はB'z・稲葉浩志氏の詞には常に陰がある。

それはソロの曲に顕著に現れるのだが、それについて語るのは別の機会にしよう。

話をZARDへと戻す。

ZARDこと坂井泉水さんは作詞もするアーティストだった。

ご自身でも歌われるし、楽曲提供もしている。一般的なZARDのイメージは、『負けないで』に代表されるようにポジティブなものしかないだろう。

しかしそれは名曲『負けないで』のイメージが強すぎたのかもしれない。

著者は前々からZARDの楽曲に少し陰を感じていた。

少し話は逸れるがその陰を確信させたのが、

明日もし君が壊れても / WANDS』という楽曲の存在だった。

 

WANDSの『明日もし君が壊れても』をMr.シャチホコが本気で歌ってみた

 

ZARD・坂井さんが詞を手掛けWANDSに提供したものだが、タイトルからも何となくわかる通りなかなか破滅的な内容になっている。

これがまたたまらなく好きな曲なのだが、当時のZARDのイメージとはかけ離れすぎていて驚いた記憶がある。

 

では「Today is another day」の詞はどうだろう?


かわいくなれない

本当の理由は 

あなたが私を選ばないって

知っているから

 

冒頭の詞だが、ポジティブなイメージのZARDの楽曲で否定から始まっているのがとても印象深い。

しかしザビのフレーズの陰はもっと深い。


きっと心が淋しいんだ

他人に期待したい

あてにしない

信じていたい
もしあなたを忘れられたら それでも私 生きていけるのかな 明日がある

 

知っているZARDのイメージではなかった。

イメージの中のZARDは『他人に期待しない』なんて歌わない。

このフレーズからはZARDのイメージとはかけ離れた、孤独と哀愁を感じる。

だがその分心に刺さった。

このことがきっかけで個人的にZARDというアーティストに興味を持つことになる。

 

それからしばらくして、某国営放送で特集番組を放送しているのを偶然見かけた。

ZARD 30周年記念《ZARDよ 永遠なれ 坂井泉水の歌はこう生まれた》という番組だ。

 

ZARD 30周年記念NHK BS プレミアム番組特別編集版ZARDよ 永遠なれ 坂井泉水の歌はこう生まれた》Blu-ray

 

ちなみに、この時すでに坂井泉水さんは鬼籍に入られている。

番組中、ZARDの楽曲制作にまつわるエピソードが様々なスタッフさんから語られる中で、皆が口をそろえて同じことを言っていることに気づく。

それは『坂井泉水の作詞家としての本質は「Today is another day」にある。』ということだった。

この曲が気になった者としてさすがに少々驚いたが、感覚的になんとなく、あぁ〜そうか…と納得する自分がいた。

故人の死の真相を掘り返す趣味はない。

だが、だからこの曲が気になったんだ。

だからZARDが好きになったんだ、と、なんとなくだが納得した。

どんなに元気で明るい曲を聴いてもZARDには垢抜けない、突き抜けきらない印象があったのだが、その理由がわかった気がした。

知らず知らずのうちに、坂井泉水さんの陰を感じとっていたのかな?

ZARDについては素人だから、もちろん全詞を理解しているわけではない。

気のせいかもしれないが、ただそう感じたのだ。

 

TVスペシャル『YAWARA!〜ずっと君のことが〜』では、いよいよこれからラストシーンというところで、本編に被せて「Today is another day」が流れ出す。

松田記者が柔ちゃんをかっさらう為に走り出すシーンだ。

これがまた泣きそうになるくらい良いシーンなのだ。

「Today is another day」の歌い出しは、

 

かわいくなれない

本当の理由は 

あなたが私を選ばないって

知っているから

 

とあるのだが、「YAWARA!」の主人公たちにピッタリのフレーズだった。

有名曲が多いZARDの楽曲の中で、唯一この曲が心に残った。

だが、この曲の一般的な知名度がどれほどあるのかは知らない。

それでもZARDの名曲といったら「Today is another day」を激推しする。

坂井泉水さんの素の心に触れられるような気がするから。

 

TODAY IS ANOTHER DAY / ZARD

 

YAWARA! Blu-ray BOX1

 

 

 

 

 

 

 

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