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ioritorei’s blog

完全趣味の世界

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懐かしのドラマをプレイバック!【ドラマ『コンフィデンスマンJP』 (2018年)】制作費の少なさをシナリオでカバーした痛快エンターテイメントコメディ。

 

 

 

 

ドラマ (2018年)

コンフィデンスマンJP

 

 

『コンフィデンスマンJP』とは

 

 

『コンフィデンスマンJP』は、2018年4月9日から6月11日まで、フジテレビ系「月9」枠にて放送されたテレビドラマである。

主演は11年ぶり「月9」主演の長澤まさみさんで「月9」単独主演は初めてとなる。

他に、「月9」初出演の東出昌大氏はボクちゃん役、ベテラン俳優の小日向文代氏はリチャード役をそれぞれ演じる。

今作は、"コンゲーム" (信用詐欺や取り込み詐欺師、騙し騙され展開が二転三転するストーリーの意)が題材となっている。

"欲望" と "金" をテーマに、詐欺師の風貌には見えない信用詐欺師たちが、さまざまな業界の猛者たちを相手に、想像もつかないような突飛な計画で、私利私欲に塗れた人間たちから大金を騙しとる、痛快エンターテイメントコメディ。

脚本は、映画『ALWAYS 三丁目の夕日ドラマ『リーガールハイ』などをはじめ、あらゆる賞を受賞した経歴もある古沢良太氏。

古沢良太氏は、2023年大河ドラマ『どうする家康』の脚本も手掛けている。

コンゲームを描くのは古沢氏自身初の試みで、「月9」枠で放送された過去もなく、初めて尽くしの作品となっている。

長澤まさみさん、東出昌大氏、小日向文世氏の3人が演じるチームワーク抜群のコンフィデンスマンの世界観や毎回豪華キャストをゲストに迎え、エキセントリックな手口で大金を奪う騙し合いのストーリーが魅力である。

その後シリーズ化され、映画・スペシャルドラマ、スピンオフドラマなどが制作されている。

また、当作品は古沢氏の脚本を元に日本版「JP」に加え韓国版『コンフィデンスマンKR』中国版『コンフィデンスマンCN』の同時制作が決定している。

 

 

コンフィデンスマンJP Blu-ray BOX

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あらすじ

 

 

ダー子・ボクちゃん・リチャードの3人を中心としたコンフィデンスマン(信用詐欺師)たちのチームが、悪徳企業のドンやマフィアのボスなど欲望にまみれた金の亡者達から、あらゆる手段を使って金を騙し取る。

 

 


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主題歌にOfficial髭男dismが大抜擢

 

 

  • 「ノーダウト」

作詞・作曲:藤原聡

歌:Official髭男dism

 

Official髭男dismのメジャーデビューシングルで、1枚目のアルバム『エスカパレード』との同時発売。

なお、エスカパレード』はインディーズからの発売となっている。

初回完全限定生産盤で、紙ジャケット仕様で発売された。

 

 

ノーダウト

ノーダウト

  • provided courtesy of iTunes

 

 


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制作費の少なさはシナリオでカバー

 

 

フジテレビ系「月9」枠といえば、数多の名作を世に送り出した伝統あるレジェンド枠。

故に局側も制作費を出し惜しみしないイメージが定着している。

本作の滑り出しは、まさにそんな感じであった。

景気が良かった昔と比べたら遜色はあるものの、フジ系ドラマとして久しぶりに並々ならぬ力の入れようを感じた。

しかし回を重ねるごとに、次第にそれも衰えていく。

ではなぜ本作が、後に劇場展開を可能にするほど人気を得たかといえば、それはシナリオの優秀さによるものだろう。

騙し騙され展開が二転三転するストーリーには胸が躍った。

そしてラストはお決まりの大逆転。

この大逆転劇だって、もともとすでに勝ち確している作戦を、わざわざ遠回りして劇的に魅せているだけのこと。

しかしこれこそが本作の真骨頂。

本作最大の魅力はシナリオの妙であり、編集の妙によるものである。

そしてそこから得た結論は、作品の善し悪しとは制作費の多寡で決まるものではないということ。

シナリオの出来不出来こそが、作品の成否を決めるということ。

そして本作は、そのシナリオの優秀さで人気作へと登り詰めることになるのである。

 

 

 

劇場版にはあの人たちの姿も…

 

 

本稿の趣旨から外れはするが、『コンフィデンスマンJP』について語るなら、彼らについて触れないわけにはいかないだろう。

ドラマ版では未登場ながら、劇場版のコンフィデンスマン役として三浦春馬氏と竹内結子さんが出演している。

ふたりは記念すべき劇場版第1作『コンフィデンスマンJP ロマンス編』から、第2作『コンフィデンスマンJP プリンセス編』に出演。

色気を撒き散らすジゴロ役を演じた三浦春馬氏は、視聴者の目からみても本当に色っぽかった。

当初こそ影のあるキャラクターを演じていた竹内結子さんだが、正体が知れた後の本気で楽しんでいるような笑顔は非常に印象的だった。

どちらの作品でもキーパーソン的な役割を果たしていたふたりだけに、彼らの訃報は残念でならない。

続く第3作『コンフィデンスマンJP 英雄編』

もちろんそこにふたりの姿はない。

しかし本作最大の魅力は、こういう時にこそ本領を発揮する。

ネタ明かしのダイジェストの中ではあるが、たしかにふたりは "コンゲーム" に参加していた。

名前すら呼ばれない状況ではあったが、間違いなく彼らだとわかる演出がさりげなく施されていた。

不可能だったふたりの出演は、シナリオの妙によって見事に叶えられたのである。

興味がある人は是非観てみてほしい。

 

 

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