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Netflix、アマプラのホラー映画・SF映画のあらすじ、感想をネタバレ無しで全力執筆中!

Netflixオリジナル映画「ザ・トリップ」は、意外な展開で楽しませてくれる、グロと笑いの共存するホラーコメディ映画だった!あらすじ、ネタバレ無し感想

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どうも、ぱにっく堂です。

今回はNetflixオリジナル映画「ザ・トリップ」のご紹介。

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予告編はコチラ↓

◆作品概要◆
2021年公開ノルウェー
上映時間:113分
監督:トミー・ウィルコラ
出演:ノオミ・ラパス
   アクセル・ヘニー
   アトレ・アントンセン

〜あらすじ〜

結婚生活に嫌気がさした夫のラーシュと妻のリサ
お互いに相手を殺して、この結婚生活終止符を打とうと画策

思惑を隠したまま、2人は計画実行の舞台となるラーシュの父が持つ山小屋へと出掛けるが、そこには想定外の脅威が待ち受けていた。

果たして勝つのはのどちらなのか、それとも別の誰かなのか…?

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〜感想〜
何の情報も入れず全く期待してなかったからか、メチャクチャ楽しめました!笑

俺の思うホラーってコレなんだよッ!って感じ。
恐怖笑いが入り混じって、観終わった後に何だか幸せな気持ちになるっていうコレ

まずキャスティング良い感じですね。
「ミレニアム〜ドラゴン・タトゥーの女〜」等、アクション映画への出演が多いノオミ・ラパスは、いつもと変わらぬ強い女安心感がありますが、同じく「ドアマン」「ヘッドハンター」といったアクション映画の出演が多いはずのアクセル・ヘニーが、本作では生肉すら触れない少々気弱な夫役というのが面白い。

その他の配役も、ちゃんとキャラクターが表情に現れている人が多いので違和感が無い。
コメディアンで俳優のアトレ・アントンセン演じる敵?のボスも個人的には良かったです。
タフ執念深く、けれども少し頭の回転が悪い感じが本作をシリアスにさせない要因になっているというか、ホーム・アローンのような気楽に観れる印象を本作に与えている気がします。

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そして、ホラー好きを満足させ得るグロ描写
コレもまたホラー映画では非常に大切な要素
コメディタッチな作風の中で、ピリッキレのある描写が少し含まれるだけで、作品全体に締まりが出てきますからね。

見せるタイミングも絶妙で、鑑賞している側が退屈し始める頃に小出しにして、ラストに向けてドンドンと加速していく感じが凄く心地良い
無理に観客を惹きつけようと、序盤に飛ばしすぎて尻すぼみな作品は星の数ですが、本作の後半30分テンションの高さはコメディではなく、しっかりとスリラーサスペンスを知っている人間の仕業だなと感じます。

リアリティがあるからこそ生まれる笑いコメディタッチだからこそ引き立つ緊張感みたいなモノを、計算の上でやっているのは凄い。

この辺りは流石に「処刑山」シリーズで笑い恐怖を、そしてセブン・シスターズではシリアス緊張感溢れるドラマを描いたトミー・ウィルコラ監督だなぁと感心してしまいましたね。

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〜まとめ〜

今回は中身にはほとんど触れず、キャストの良さと演出バランスの良さだけをお伝えしましたが、それだけストーリーは情報無しに観た方が楽しい
強いて言うなら「タッカーとデイル〜史上最悪にツイてないヤツら〜」好きな方なら、好きになれる作品だと思います。

家族で楽しめるコメディ映画と呼ぶには少々描写過激ですが、映画好きの友人と集まって観るには良い作品だと思いますし、ラストの賛否について語り合うなんて楽しさもありそうですしね。


「処刑山」
シリーズの監督が贈る、笑いグロさの共存するコメディホラー

雨の休日退屈な夜オトモにでも如何でしょうか?

ではでは、今回はここまで。

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