衝撃の会社!! 社会にある壁!障害者支援とジョブコーチ⑧ | 中卒ひきこもりニートから始める介護士(9年目)

中卒ひきこもりニートから始める介護士(9年目)

高校中退後、ひきこもりを経験し20代後半で介護士になりました。
私の経験を誰かの役に立てたいという自己満足でブログをしております。
(介護福祉士・一児の父)

この記事を見て頂きありがとうございます。

皆様に読んで頂くことがモチベーションです(^^)

 

これは、企業在籍型ジョブコーチの

養成研修に行った介護福祉士のシリーズです。

 

始めの話はこちらから。 

 

前の話はこちらから

 

いざ特例子会社へ!ということで、

研修の一環として職場実習&見学へ

行かせて頂きました。

 

見学に行った特例子会社は、

配慮が徹底されたところで、

一般の会社とは比べものにならない!

そんな衝撃を受けました。

 

もちろん、私が知っている会社、企業は

ごく一部なので、あくまでもその少ない例から

判断した事にはなりますが…

 

そこは障害者雇用の従業員の割合が

7割を超えている会社でした。

 

一般の会社ができる限り配慮しても、どうしても

『企業側に合わせる障害者』という構図に、

程度の差はあれど、なってしまうのに対し、

特例子会社は『企業側が障害者に合わせる』

そんな構図が出来上がっています。

 

一般企業の多くが、

今ある業務の中から業務を割り当てる。

そんな仕事の振り方をしているのとは真逆、

会社を作る段階から障害特性に合わせた業務を

選ぶことができるのが特例子会社です。

 

物的環境も人的環境も、

配慮が行き届いていることが

見学しただけで分かりました。

 

他にも、手洗い場のハンドソープの位置から、

朝礼の方法まで、個人に合わせた形が

考え抜かれているなと感じました。

 

 

私は見学と少しの職場体験をしただけなので、

中の人には中の人の苦労があると思いますが、

私にとっては、

ある種のカルチャーショックです。

 

作業内容としては、単純作業が多いことと、

様々な障害を持つ職員が、

適正に応じて各作業場に配属されていることが

とても印象的でした。

 

性格、障害特性、職歴に合わせて、

チームプレーが重要な作業、

個人で黙々と商品を完成させる作業、

自分の範囲を決めこなすライン作業。

 

それぞれに配属された職員は、

自分の持つ能力を最大限に

発揮しているように見えました。

 

身体障害、精神障害、知的障害、

あらゆる障害のある従業員が、

お互いを否定することなく、

お互いを補いながら働く職場でした。

 

 

団結のイメージ画像

 

特例子会社の社長にも話を聞かせて頂きました。

 

話によると、この会社は数年前、

大きな事業転換をしたのですが、

従業員一人ひとりと

時間をかけて話し合った結果、

業務内容が大きく変わったのに、

退職者はゼロだったそうです。

 

また、研修の講師と同じく、

「安定した就労には、安定した生活が大事。」

とも言っておられ、

本当に大事なことだと心に刻みました。

 

他に心に残ったのは、

指導時の声かけの仕方です。

 

相手が間違ったことをした際に、

否定をしてしまうと

『否定された』という事柄に固執してしまう。

なので指導する際は

相手を応援しているスタンスは崩さずに、

相手の行動や考え方の修正する。

 

具体的には、間違った後、

何故そうしたのかの理由を聞き、

「あなたはそう思うんだ。」

という肯定ではない頷きをする。

 

そして相手が落ち着いてから

「こうして欲しい。」と伝える。

という声かけの仕方を聞き、

今後の指導に活かしていこうと思いました。

 

 

今回は感想文みたいになってしまいました。

 

機会があれば、

ぜひ特例子会社に見学に行ってみてください。

価値観が変わります。

 

続きはコチラから

※次回は最終話です

 

 

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駄文失礼しました。
最後まで読んで頂きありがとうございます(^_^)