生き辛さを感じる人へ 社会にある壁!障害者支援とジョブコーチ⑪ | 中卒ひきこもりニートから始める介護士(9年目)

中卒ひきこもりニートから始める介護士(9年目)

高校中退後、ひきこもりを経験し20代後半で介護士になりました。
私の経験を誰かの役に立てたいという自己満足でブログをしております。
(介護福祉士・一児の父)

ブログに来て頂きありがとうございます。

皆様に読んで頂くことが、
私のモチベーションです照れ

 

 

これは、企業在籍型ジョブコーチの

養成研修に行った介護福祉士のシリーズ。

その番外編その②です。

 

始めの話はこちらから。 

 

前の話はこちらから

会社で働くのが辛い、世間が生き辛い。

そう感じる人へ、提案があります。

 

 

学校は、どれだけ多くの人に

学ぶ機会を与えられるか?

という

『与える』ベクトルのシステムです。

 

小学校や中学校などの

義務教育の期間は当然ですし、

高校や大学なども、

その傾向にあります。

 

高校を中退してから、

十年以上ブランクのあった私が、

通信制大学に通えているのも、

このシステムのお陰です。

 

それに対して、企業は、

結果を出せる人、やる気がある人、

その仕事が好きな人など、

企業に貢献できそうな人間にだけ、

働く機会が与えられる、

『選ぶ』ベクトルのシステムです。

右矢印マーク

当然、例外は多くありますが、

ベクトルは大きくズレていません。

 

与えられる場から選ばれる場に

出ればどうなるか?

 

学校では浮いてなかった人でも、

浮き、弾かれるようになります。

 

会社に馴染めず、仕事がこなせず、

そういう悩みの先には、

「実は発達障害だった。」

という結果があったりもします。

 

うちの介護老人保健施設にいて、

障害者雇用で働いている、

発達障害のある職員も、

そういう過去がありました。

 

大学卒業後、一般雇用で、

とある企業に就職するも、

沢山のミスを犯してしまう。

 

上司からは叱責される日々、

自分でも自分を毎日責めてしまう。

 

そうやって、

どうしようも無くなった時に、

上司の勧めで診察、検査を受け、

発達障害があると診断されます。

 

いわゆる大人の発達障害です。

 

ちなみに、

この職員が働いていた会社は、

今の会社、私がいる施設とは

全く別の会社です。

 
社長のドット絵

 

診断が出た後で、うちの施設に

来たわけですが、

本人は「障害と分かって良かった。」

と言っておられました。

 

当初こそ戸惑いが勝ったものの、

次第に受け入れられ、むしろ、

今までの生き辛さの原因が分かり、

楽な気持ちでいられるように

なったそうです。

 

また、障害特性を知ることで、

上手に生きるためのヒントも得られ、

以前より生きやすくなったのです。

 

しかし、障害があると分かってから、

大きく生活が変わったことは事実です。

 

受けられるサポートが増えたという、

プラス面以外に、マイナス面として、

一般雇用と障害者雇用では、

賃金格差があります。

偏見や差別も、

世の中には未だにあります。

 

仕事も生活も大きく変わりました。

 

ある時、その職員が私に言います。

「自分には夢があります。

いつか結婚したいんです。」

 

例え生きる環境が変わろうとも、

ポジティブな生き方は変えない。

見習いたいなと思いました。

 

虹のドット絵

 

社会に出てからの、

生き辛さや深刻な悩みの裏には、

今回の場合のように、

発達障害が関係しているケースが

あります。

 

診断が出たら楽になる人もいます。

勿論、楽にならない人もいると思います。

 

なので、この記事は、

診断を推奨する記事ではなく、

選択肢として提案する記事です。

 

ただ、障害があるという診断が

出たからといって、

障害者雇用で働かなければいけない。

というルールはありません。

 

もし、悩んでどうしようもないという方が

おられたら、一度診断を受けてみたら、

楽になるかもしれません。

 

 

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サムネイル
 

駄文失礼致しました。

最後まで読んで頂きありがとうございました!