こんにちは！
著者の健康マネジメントスクール
水野雅浩（みずのまさひろ）です。
拙著
が11月29日に発売になります。
志望校に合格したご家庭の「健康習慣の知恵」を
ぎゅっと詰め込んだ本になります。
ぜひ、手に取って頂ければ嬉しいです。
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■ 受験、父への暴言、夏の日の後悔
「受験」
この二文字を見た時に、
あなたは何を思い出すでしょうか。
合格通知を見たときの、喜びでしょうか。
悔しかった思い出でしょうか。
私はそのどちらも味わいましたが、
一番の思い出は、「ラーメン」です。
池袋にあった、有名なつけ麺の
ラーメン店をご存知でしょうか。
日本で初めて、
「つけ麺」というメニューを作り出し、
世に広めたお店です。
このお店で修業した弟子たちは、
日本全国にこの流派を汲む
つけ麺屋を作っています。
あなたも地元で、
一度は食べたことがあるかもしれません。
店のなかに入り、つけ麺を注文する。
熱々のスープに、極太の麺つけ、一気にすする。
極太麺が、口の中で弾ける。
豚骨や鶏ガラのスープに
魚介系の香り合わさり、鼻に抜ける。
これがまた、旨い。
このつけ麺屋は、
羽田空港にも支店があります。
のれんには力強い筆文字。
私は2ヶ月に1度、
東京に仕事で行くたびに、
羽田空港を利用します。
そして、こののれんを見るたびに、
大学受験に必死になっていた
夏のある一日が鮮明に思い出され、
鼻の奥がツンとなり、
目に涙が自然と溢れ、
胸がズキンと痛むのです。
当時、私は高校三年生。
高校１、２年を遊び呆けていた私は
その遅れを取り戻そうと、
平日も塾に通い、睡眠時間を削って勉強し
土日も勉強机にかじりついていました。
あまりにも、受験勉強一色の生活になり
部屋こもりっきりになっている私を見て
父親が心配になったのでしょう。
「旨いラーメン屋を見つけたんだ。
気分転換に一緒に、食べに行かないか」と
声をかけてきました。
ちょうど昼時だったこともあり
軽い気持ちで「いいね」、といいました。
父親と二人で、
自転車に乗り、
ラーメン屋を目指しました。
久しぶりに、自転車に乗ったこともあり、
頬にあたる風が気持ちよく、
ペダルを踏むと全身に血流がめぐり
体温が上がっていきます。
「やっぱり、こもりっきりはよくないな。
いい気分転換だ」
そんなことを思いながらペダルを回しました。
ところが、5分たっても、10分たっても
ラーメン屋につきません。
そのラーメン屋は、池袋にあり、
実家からは、片道30分以上かかる
場所にあったのです。
そして、実際についてみたら、
休日の昼ということもあり、
ものすごい行列が出来ています。
どう考えたって、
30分以上待つことになりそうです。
当時の私は、
よほど精神的に余裕がなかったのでしょう。
行きと帰りで1時間。
ラーメンを食べるまでに30分。
なんだかんだで、2時間のロスになる。
「受験勉強に当てる時間が
2時間なくなった」
そう、考えてしまったのです。
頭にカッと血が登った私は、父親に
「ふざけんな！
ラーメン屋に並んでいる
暇なんて、ないんだよ！」
ひどい言葉をぶつけ、父を一人残し、
私は一人で帰ってきてしまったのです。
父を傷つけた言葉から、
逃げるように私は全力でペダルをこぎ、
Tシャツはぐっしょり汗で濡れ、
蝉の鳴き声がやけにうるさかったのを覚えています。
今、私が、当時の父とほぼ同じ年齢になり、
当時の父の
・ちょっと遠出をして、気分転換させたかった想い。
・飛び切り美味しいラーメンを食べさせて、
・息子の午後の活力にさせたかった想い
痛いほど分かります。
そして、当時、受験生だったとはいえ、
余裕がなかった自分に情けなくなるのです。
父も父で、一言
「朝から、勉強がんばっているね。
ちょうど昼時だし、ちょっと遠いんだけどさ、
自転車にのって遠出しないか。
行きかえりで2時間ぐらいかかるかもしれないけど
午後も勉強を頑張る上でも、
いいリフレッシュになると思うんだ」
と、
「一言」あればよかったのかもしれません。
受験シーズンは、思春期、反抗期と重なります。
そして、親の想い、子の想いがすれ違いもおきます。
親とのコミュニケーションが難しくなる時期です。
「今が一番大切な時期」ととらえ
乗り切って頂ければと思います。
拙著
が11月29日に発売になります。
ありがたいことに、
Amazon受験・入試カテゴリーで
売れ筋ランキング1位を頂きました。
お役に立てる本になっていると思います。
ぜひ、読んで感想を聞かせてください。
PS
インスタ、はじめました。
コツコツやっていきます。
応援よろしくお願い致します！
mizunomasahiro0405
健康マネジメントスクール
水野雅浩
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健康マネジメントスクール代表。予防医学の専門家。ビジネスパーソン／受験生に向けて「パフォーマンスをあげる健康マネジメント」をテーマに講師・執筆。著書『グローバルで勝つ！30代の太らない疲れない7つの習慣』はアマゾン総合1位。『睡眠力』は健康ランキング1位。中央大学法学部卒業後、介護事業の全国展開、香港でのレストラン事業、大手サプリメントメーカーでの商品開発の責任者を経験。「予防医学」「栄養学」「行動変容ヘルスコミュニケーション」を理論と実地で体系的に学ぶ。現在は、トヨタグループ、富士通、中外製薬、岩手銀行など大手企業を中心にビジネスパーソン向けに仕事のパフォーマンスをあげる健康マネジメントの講座を実施。行政では鳥取県、宮崎県、岩手県などで健康経営の導入講座。教育機関では台湾大学・進学塾で受験生・保護者向けに「受験に勝つ、本番力をあげる睡眠力」「頭がよくなる食事力」をテーマとした連続セミナーを行っている。講義では分かりやすくすぐに実践できる内容と満足度97.6%の高評価を得ている。
健康経営アドバイザー（認定番号3000092）東京商工会議所
日本成人予防協会一級健康管理指導員（認定番号H35366）
健康美容情報認定協議会 健康美容アドバイザー認定講師
日本ダイエット協会 ダイエットプロフェッショナルアドバイザー
JADP認定 生活習慣病予防アドバイザー／サプリメントアドバイザー
米国NLPコーチング研究所 NLPプロフェッショナルコーチ
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健康マネジメントスクール 代表 水野雅浩
『健康マネジメントで成功は加速する』
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