5月末に関西方面に出かけた折、中山道の宿場町「醒井宿」に立ち寄りました。

米原市の醒井宿
この日は5月末なのに日中30℃近い気温となりました。涼しげな湧き水の名水があると知り、醒井宿「居醒の清水」立ち寄ってみました。
IMG_20230527_122026
行ってみると宿内の断層のあちこちから水が湧き出ていて、清らかな水路を成していました。この水路「地蔵川」沿いに趣のある古民家が立ち並んでいます。
湧き水が
あるからここに宿場町が出来たんですね。
IMG_20230527_124716
4月には馬籠宿に出向いたこともあり、私の中山道のイメージは岐阜・長野です。でも、京都に端を発しているからには当然、滋賀も経由しているのでした。
今更ながら米原市の醒井宿が、中山道だという事を知った次第です。

早くもバイカモが!
醒井宿はバイカモ(梅花藻)の名所だそうです。湧き水が流れる地蔵川の中に、藻のような水草が生育していました。
本来の見頃は7月下旬~8月下旬(米原市公式サイトによる)だそうです。実際にはもっと花期が長いようで、5月下旬でも既に日当たりの良い一部で咲いていました。
IMG_20230527_123400
1㎝程度の小さな白い花です。花の部分だけが水面より上に出て咲くんですね。キンポウゲ科だそうで、確かにそれっぽい花です。

満開の時期は夏休み期間と重なって込み合うようですが、この日は週末でも観光客はちらほらでした。

ハリヨもいたよ
地蔵川は絶滅危惧種の淡水魚「ハリヨ」が生息していて、保護区になっていました。川の中に佇んでいる野生のハリヨも運よく見かけました。体調7㎝程度の小さな魚です。
IMG_20230527_122513
※こちらは観光客向けに水槽で飼われているハリヨ

だんなはお土産に宿内の作り醤油屋「ヤマキ醤油」さんで醤油を買っていました。醒井の名水で仕込んでいるそうですよ。醤油ソフトも美味しそうでした。

因みに中山道の一部は今、外国人観光客のハイキングコースとしてものすごく人気だそうです。春の馬籠~妻籠区間を歩くツアー客を沢山見かけましたっけ。
それに比べると、醒井宿は落ち着いた趣のコンパクトな宿場町でした。


前回のお出かけレポは阿智村「花桃の里」でした。既に春は過ぎ去って、すっかり初夏の様相です…

宜しければ読者登録下さいまし<(_ _)>
  田舎暮らし ライフスタイルブログ・テーマ
田舎暮らし

#米原市
#醒井宿
#中山道
#居醒の清水
#バイカモ
#ハリヨ