断乳・卒乳、体験談と【トラウマを残さない】やり方と心のこと


卒乳と断乳どっちがいい?
ママ都合でやめたら子どもは傷つかない?

断乳したいとは思うけど
おっぱいが楽だしついあげちゃって、、。

そもそもがおっぱいやめるのは私がさみしい!



おっぱいって、いつやめるのがいいのか、、
諸説ありすぎて悩んでしまいませんか?

チャイルドセラピストとして活動する私が
長男の卒乳、次男の断乳から学んだこと、
親子それぞれのインナーチャイルド
を癒し深く繋がることで得られることについて、

そして、日々子育てに忙しいお母さんの
疑問を解消できる内容をお伝えしていきます。




目次

断乳・卒乳、体験談と【トラウマを残さない】やり方と心のこと

なぜ長男卒乳、次男断乳したか

長男の時はおっぱいをどうするか、
ずーっと悩んでたくさん調べまくってました。

桶谷で断乳か、、
WHOは2歳、日本小児科学会は4歳、、

色んなサイトに書かれているのは
昔は一歳までに断乳とよく言われていたけれど
今は、授乳はお母さんがいいと思うまであげていい!

という内容の記事があったり。

いや、さっさと断乳させるべき!
なんて記事もあったり、、
見れば見るほどどっちがいいの?
と悩んでしまいそうですね。

私も、当時は子どもの安心のもとのおっぱいを
奪ってしまうなんてできない、、

チュウチュウ吸う我が子の姿を見てると
愛おしくて、なんだか必要とされてるような
そんな感じもあって、
とても断乳なんてかわいそうなことできない

と思っていました。

ですが、
チャイルドについて学んだことで
断乳は子どもが親離れをする一歩を踏み出す
とても大きな成長の機会、
それを、いつまでも「わたしが」さみしいからと
ズルズルあげることで成長の機会を奪っているんでは

と気づいたんです。

4歳近くまで欲しがるときにほしがるだけ
おっぱいをあげた長男は、
甘えん坊で俺様的、なんでも叶えてもらえて当たり前
なチャイルドの芽を育ててしまったところがあるな
と感じていました。
(※これは、きちんと時間を決め、正しい授乳の仕方をしていればまた違ったと思います。あくまでうちの長男の場合です)


いざ断乳、夜間断乳~断乳へ


夜間断乳をしようと思ったきっかけは
とにかく夜何度も起きてしまい、ひどいときは30分おきとか、、
そのたびに授乳で大変だったのと

完全断乳する気持ちが固まらなかった、、
まあ、簡単に言って勇気が出なかった。
ということになりますね、、(笑)


どうやら芸能人の熊田洋子ちゃんも夜間断乳うまくいったみたいだし、、
夜間断乳から始めよう!
というぬるい考えで。
(おっぱいの張りや、その後の完全断乳への移行はスムーズだったので一概にダメとはいえません!)

最初の1日目は相当泣きました。
1時間半ほど泣いたかな、、
ただ一晩中寝ないとかではなかったので
その辺は、安心しました。

いつも通り夜中も何度も起きますが20分ぐらい
大泣きして泣き疲れて寝る、、
といった具合で朝は疲れていたようで
いつもは6時くらいに目を覚ますのですが7時半起き。
お休みの日で正解でした。


2日目
昼間は授乳回数をなるべく減らして
お昼寝もおんぶで。
夜はもちろん大泣き、、

子どもの泣く姿を見てほんとに切ない

かわいそう、、や
わたしのせいでごめんね、、
とかわいそうな自分や罪悪感が出てくる。

そんな自分の感情と一つ一つ向き合いながら
子どもに、

「たくさん泣いていいよ、
お兄さんになるために一緒に頑張ろう。
おっぱいやめてもちゃんと心で繋がってるから
大丈夫だよ」

と二人で泣きながら4日目ぐらいまで過ごしました。


4日目になり、まだ寝入るときは泣くけど、
夜中起きても
トントンするだけですぐ寝てくれるように。

このあたりからようやく夜中が楽ー!
になってきた感じです。

7日目にしてようやく、寝るときに大泣きする
というのがなくなりました。


よし!
これでずいぶん楽になったから、
1か月後くらいにはスムーズに断乳できるかなー
なんて考えてたのですが


ちょっと問題が出てきた。。


夜間断乳の夜と朝の境目が難しさ
一番つらかった夜何度も起きてしまうという問題は解決したものの

明け方5時前に目を覚ましてしまい
まだ眠いはずなのに
おっぱいがしたいがために起き上がりリビングへ行きたいとアピール。
(朝起きたらリビングでおっぱいね、というきまりにしていたので)
そのままリビングで「朝だから」の名目でおっぱいし始めると

安心してしまうらしく、そのまま寝てしまう!!

夜も気を付けてないと
授乳中に寝落ちしそうになったり、、


うーん、、これは厄介だな、
と。

こりゃ悩ましい、、
ということでやっぱり完全に断乳した方がいいぞと思ったわけです。

で、週末を狙って朝に最後のおっぱいをあげたあと、

私やめれるのかな、、という思いとか

でもおっぱいやめたらスッキリ楽になれるよね、、とか


まだあげてたいよー
繋がっていたいよー
やめるのさみしいよー
とチャイルドが大騒ぎして
私の心の中は大変でした、

でもさ、
もうご飯も食べられるし

おっぱい以外でのつながりをつくって

子どもと一緒に成長したい
私自身がおっぱいから卒業したかったんです

繋がりはおっぱいだけではないですもんね


というわけで断乳に踏み切りました。

夜間断乳からの断乳だったので、
思ったよりもスムーズにやめることができたように思います。




母乳相談室の助産師さんに言われたショックな一言


断乳した後で、困ったこと。
そう、おっぱいの中に残ってる母乳はどうなるのか?

もともと、頻回授乳だったわけではないので
ガチガチの石のようではなかったのですが
3、4日たってくるとなんだか熱っぽい。
こんなときはおっぱいケアだと思い助産師さんのもとへ。

そこで言われたひとことが、、

「長男は卒乳したのに何で下の子だけ断乳させたの?」

かわいそうでしょ!←言ってないんだけどそう聞こえた笑

私が授乳が苦痛な時があること、
やめて一回り成長させてあげたいこと
を話したら、

「夜起きるのはね、昼間保育園で頑張っているストレスからなくのよ、おっぱいで安心するの」

なんだか、、
頑張ってやめた気持ちを否定されたような気持ちになりました。
癒されに行ったつもりが、
ただただ疲れ、寝不足も重なり、ガックリとして帰宅。

さらに追い打ちをかけるように
義母からも「何でやめさせたの、もっと飲ませなさい」
といわれてしまい、、

しばし凹みました。


なぜこんな風に周りから責められるのか。。


実はこれにはちゃんと理由があります。


そうやって責められるくらい、
私がお母さんを責めているから。


よくも私をほっときやがってー!
お母さんは私のものなのに!
何で世話してくれないんだ!
私の言うとおりにしろー!
っていまだに怒ってる。

さみしーい。
かわいそうでしょ。
というきぐるみを着た超デビルちゃん
そうやって騒いでいたから、周りにそういう現象が起きます。
周りは自分の深層意識の投影です。

このデビルチャイルドをしっかりしつけていかなければなりません。


断乳は人生の大きな節目、セレモニー

正しい断乳のススメ

最近は減ってきたかもしれないですが
断乳するときにおっぱいに
アンパンマンなどの絵をかいたり、
絆創膏を貼ったりしてやめるのはしないでほしい
です。

確かに簡単にやめれる方法かもしれないですが
大好きな大好きなおっぱいが、
ある日突然アンパンマンになってしまってるって
ショックだし、なんでだろう??
と疑問を持ったまま止めなければいけないということ
なんですね。

そうすると、もっとおっぱい飲みたかったよ~
という気持ちを持ったまま大人になるので
後にいろんな形で表れてしまいます。

なのできちんと子どもに、おっぱいをやめるということは
どういうことなのか、お母さんはどんな思いでいるのか
なぜやめるのか、説明してあげてください。

赤ちゃんだからわからないだろう、、
まだ子供だから、、
ではなくてちゃんと
言葉で説明してあげることが
とーーーっても大事です。


何日か前(だいたい2か月~2週間前くらい)から、
この日と決めて子どもに伝えておいて
いざ止めるとなったら
どれだけ泣いてもあげないこと。

この、泣く」という過程が大切で、
しっかり泣かせてあげてください。

たくさん泣いて、いっぱい飲みたかったよ~
という気持ちを出させて
感情を解放していくことで、
少しずつ卒業していきます。


この時、あっさり泣かず卒業した子は
後に関係ないことで長泣きしたり、
異常なくらいご飯を食べすぎる、なんてことがあるかもしれません。
そんな時は、しっかり泣かせてあげてくださいね。

もし、アンパンマンを書いて卒乳させちゃった、、
なんてお母さんも心配しなくて大丈夫です。
何歳からでも解決法はあるので大丈夫ですよ。
いつでもお伝え出来ますのでLINEから気軽にご相談してきてくださいね


断乳がゴールではない


私は妊娠中、出産がゴールのような気になっていたところがありました(笑)
産んだら、赤ちゃんと一緒のゆったりした日常が待ってるんだわ~
なんて漠然と思っていましたが、

とんでもない、
産んでからが本番、寝る間もないお世話に追われる生活がスタートするわけです、、

それと同じで、断乳もやめたらすぐに楽になれるのは大間違いで
断乳してもしばらくはおんぶして寝かしつけだったり、
うまく寝れずにグズグズにつきあってあげたり、
やたら早起きになったり、寝るまでに時間がかかったり、、
そんなんで寝不足になったりもしばらくはあって、

私も、断乳してすぐぐっすり寝てくれるもんだと思っていたのだけど
そう簡単ではないんだ、、と自分のあまちゃんな考えを反省しました。


断乳して、まず感じたことは
今までいかに楽しようとしていたか。
ということでした。

どういうことかというと、
泣いたらおっぱい、
寝かしつけもおっぱい、
とりあえずおっぱいあげときゃOK
寝ててもセルフで飲んでくれる的な甘い考え(私だけかも)
があったんだと痛感したわけです。



でもおっぱいを卒業したら、
その時間は子どもときちんと向き合わなければなりません。
おっぱいに使っていた時間が
絵本タイムになり、
手遊びタイムになり、、
親子で別な形の繋がりをもつ。
ということになるんですね。

そこに気づけたとき、
ああ、惰性でおっぱいあげていた時よりも
子どもともっといい触れ合いが持てるんだ、と感じました。

もちろん疲れてるときは、無理しませんが。

断乳したことは、私たち親子にとって、
新しいステージの幕開け、といっても過言ではなかったです(^^)



最後に~母子分離不安と向き合う

私が思うに、お母さんが授乳タイムを楽しめて
時間を決めて授乳できる、いい関係でいられるのなら
絶対に断乳しなければいけない!
というものではないと思います。

でも、子どもが楽しそうに飲んでいない
お母さんがスマホ授乳してるとしたら
新しい関係を作る時期なんじゃないかな、と思います

そりゃ、お母さんだって毎日授乳疲れますよ。
いつも授乳中ひたすら子供と目を合わせながら、、、
ずーっとは無理じゃないですか?


それだったら、思い切って断乳する
という選択肢があっていいと思います。



今回、断乳したことで、
自分のお母さんへの感情、
お母さんがいい、
お母さんじゃなきゃダメ
まだまだ離れたくなかったチャイルドと
向き合うことができました。


お母さんは自分のものではない、
子どもも自分のものではない、ということ。

お母さんにはお母さんの人生
子どもには子どもの人生があるということ。


それが理解できず、
いつまでも自分のもの!
と思っているから、

母子分離することができず、
依存し、問題だらけになってしまう。


子どもはいつか巣立っていきます。

子どもが大きくなった時にさみしー!
といって病気になって子どもを引き戻すのか。

母子分離不安を癒し、
いなくてもへっちゃらと自分の人生楽しむのか。

どっちがいいでしょう、、

甘やかしすぎず
子どもが、自分で自分の人生を創っていける。
そんな子育てを私たちお母さんはしたいですね。



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