2025年現在、無印良品の店頭では「急速充電器」が3種類、モバイルバッテリー付きの「急速充電ができるモバイルバッテリー付充電機」が2種類、USBケーブル「やわらかくて絡まりにくいUSBケーブル」が8種類販売されています。
名称 |
![]() 急速充電ができる モバイルバッテリー付充電機 10000mAh USB-C/A |
![]() 急速充電ができる モバイルバッテリー付充電機 5000mAh USB-C/A |
![]() 急速充電器 USB-C 2ポート/USB-A |
![]() 急速充電器 USB-C/USB-A |
![]() 急速充電器 USB-A 2ポート |
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品番 | MJ-PSMB100 | MJ-PSMB50 | MJ-PD2C1A | MJ-PA1C1A | MJ-PA2A |
USBポート数 | USB-C ×1 USB-A ×1 | USB-C ×1 USB-A ×1 | USB-C ×2 USB-A ×1 | USB-C ×1 USB-A ×1 | USB-A ×2 |
最大出力 | USB-C:20W USB-A:18W | USB-C:20W USB-A:18W | 65W | USB-C:20W USB-A:18W | 12W |
モバイルバッテリー | ◯ | ◯ | − | − | − |
価格 | 3,990円 | 2,990円 | 2,990円 | 990円 | 490円 |
これらの製品は2024年2月に販売されたもので、製造元は非公表となっています。
2020年に販売された旧モデルの充電機は製造元がAnkerという事で話題になりましたが、新モデルはどこを見ても製造メーカーが書かれておらず、ネット上でも議論となりました。
そこで、本記事では僅かながらのヒントから、新型充電機の製造元メーカーを推測してみます。
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ポイントは「Smart IC 搭載」
各製品の取扱説明書を眺めてみると「Smart IC搭載」という表記があります。
この機能は、接続されたデバイスに応じて充電機側が最適な電力を振り分けて急速充電するというものです。最近のUSB充電機は、メーカー毎に名称は異なるものの似たような機能が搭載されています。
主要なメーカーの似たような機能の名称をまとめてみたのが下記の表です。
メーカー名 | 急速充電の機能名称 |
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Anker | PowerIQ |
CIO | Nova Intelligence |
エレコム | おまかせ充電 |
サンワサプライ | 特に名称なし |
UGREEN | SmartCharge |
VOLTME | V-Dynamic |
オウルテック | Smart IC |
見て分かる通り、各社それぞれの名称は異なっていますが、その中でもオウルテックが「Smart IC」という名称を使っています。
そのため、無印良品の新型充電機はオウルテックがOEM元なんじゃないかと思います。もちろん、公式に公表されているものではないので、本当にオウルテックかどうかはメーカーの方しか分かりませんが、同じ名称を使っている(使える)という時点で、結構当たってるんじゃないかと思っています。
オウルテックというメーカーについて
オウルテックは海老名に本社を構える日本のメーカー。
同社は様々なものを取り扱っていますが、パソコンの周辺機器などが特に有名。自作パソコンパーツなども豊富に取り扱っているので、パソコンに詳しい方なら一度はお世話になった事があると思います。
最近ではパソコンに限らず、スマホ関連製品も数多く手掛けており、充電機やモバイルバッテリー、ケーブル類を始め、イヤホンやスピーカーなども取り扱うなど、本当に幅広い展開をしている企業さんです。
30年以上の実績があり、サポート体制もしっかりしていると思うので、安心感という意味ではAnker以上にあると言えるかもしれません。
無印良品の新型充電機は「普通のUSB充電機」が欲しい方に丁度よい選択肢
USB充電機の中には、無印以上に薄型だったり多機能な製品も存在しますが、程よいスペックで手頃な価格、全国どこでも店舗がありいつでも買える上に、何かトラブルがあった時にもすぐに持ち込めるという点で、利点があります。
もちろん、無印らしいシンプルでスッキリとしたデザインも魅力的。
多機能じゃなくてもいいから、”普通に使える充電機”が欲しいという場合、無印良品の新型充電機は良い選択肢だと思います。
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