for1910120004-p2●ノーベル賞は狙って取れるもの?
 毎年10月が近くなるにつれ、韓国メディアを賑わすある話題があります、それがノーベル賞です。

 「ノーベル症」と辞書に表記されるように、韓国のノーベル賞へのあこがれは異常です。

ノーベル賞の獲得を熱望するあまりにノーベル賞の根本である「人類に貢献する研究成果」に着目せず「どうやって受賞するか」にかかずらっているような姿勢を揶揄して用いる語。

 韓国は「平和賞」でキム・デジュンが取っているだけで、化学・生理学・医学・物理学などの理系分野はゼロ。平和賞や文学賞のような「感情」に左右される賞はあまり価値がありません。日本は、日本国籍の受賞者が24人、日本出身の受賞者が2人います。

 韓国はなぜノーベル賞を欲し、なぜ取れていないのでしょう。

330px-NobelP2●日本が取れて自分たちが取れないのが悔しい
 まず日本人という、中華思想から見て蛮族が取れて自分たちは取れないはずがないという意識があるでしょう。

 韓国・朝鮮では序列意識があります。貴族への登竜門、李氏朝鮮の科挙制度はその倍率が1000倍と以上に大変な試験でした。序列にこだわる韓国・朝鮮人は、ノーベル賞を序列を上げるための道具と考えているのでしょう。

●韓国人が取れない理由
 ノーベル賞が着目しているのは簡単に言うと、「基礎科学」という、成果の出にくい基礎のお勉強が大事です。製品につながるなどの「応用科学」は、具体的な製品につながるとして重宝されがちです。

 日本もかつて、成果の出やすい応用化学ばかりやっていました。1980年代に「基礎化学もやれ」と叱られて、そこから始めたようなものなので、2000年代以降、日本のノーベル賞受賞者が増えたのです。

 科学の研究なんて、100や1000やって、やっと1つものにできればいいなという苦労が伴います。成果や利益につながりにくいものです。誰も見つけていないから「発見」するのです。

 韓国では成果の出やすい「応用科学」ばかりやります。論文には「市場性」がどれくらいか書いて提出しなければなりません。これでは基礎科学が発達しようもありません。

 「液晶パネル」、「リチウムイオン電池」、「SSD」、今韓国が得意としているものはどれも日本人の発明ばかりです。基礎をおろそかにして、応用化学ばかり見てるようでは、国の真の科学レベルが向上しません。

 基礎科学なんてやっている学者先生たちは、どんな成果が出るかなんて考えてやっているのではありません。何をやれば成果が出るかなんて、科学の世界ではわからないのです。

  韓国は、「どの分野ならノーベル賞が取れるか」ばかり考えています。そもそも化学は狙って成果が出せるものではないのです。だから韓国からはノーベル賞に値する人材が出てこないのです。成果が出ないことを原因も追及せず、「他人が悪いから」と発想する韓国人からは永久に受賞者が出そうにありません。


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