こんにちは、Dr.ヨシダカイロプラクティック・院長の吉田です。
腰からお尻、太もも裏やふくらはぎの痛みやしびれがあり病院でレントゲン撮影
「この骨の間の椎間板が狭くなっています。神経を圧迫している状態が原因ですね。」
これは私が中学生の頃に病院で受けた説明です。
近所の整形外科、スポーツ選手が通うクリニック、系列の大学病院でレントゲンやMRI検査を受けての説明でした。
坐骨神経とは名前の通り、座るときに椅子や床に接する【坐骨】の近くに伸びている神経です。この神経は背骨から出ている末梢神経のなかでは最も太く、大きく、長い神経です。
坐骨神経痛はその大きな神経全体、または一部に沿って痛み、しびれ、違和感等の症状がある状態です。
腰の椎間板ヘルニア、すべり症、脊椎分離症、脊柱管狭窄症で症状が現れることがありますが、それらが見られずに脊椎、腰や坐骨に問題がなくても症状がでることもあります。
そして内科の問題、腫瘍、婦人科系の問題、過度な精神的ストレス、そして長時間に及ぶデスクワークや運動不足でも症状を引き起こすこともあります。
症状は背中の下から腰にかけて、お尻、尾てい骨、お尻の下、太もも裏、ひざ裏、ふくらはぎ、足の一部分または広範囲にかけて痛み、しびれ、ハリや違和感がでます。
坐骨神経痛=ヘルニア ではありません。
また椎間板の隙間が狭くなったヘルニアであっても症状が現れない、隙間が十分にあっても坐骨神経痛を発症することは珍しくありません。
長時間歩くことができない、座りたくなる、地面をしっかりと蹴って歩けない、足の甲や指が痛む、クシャミや咳は痛むので我慢をする方もいます。
私、吉田は中学生の時に椎間板ヘルニアになり坐骨神経痛の苦しみに悩まされていました。
靴下ははけない、前かがみでお尻を出して歩く、椅子から立ち上がって姿勢をまっすぐにするまで数十秒かかる、洗面台で洗顔できない、
クシャミや咳が出そうになると膝をつねって我慢し左膝が変色するほどアザになりました。
さまざまな整形外科、専門クリニック、総合病院で痛み止め、注射、神経ブロック注射を打ちましたが良くなりませんでした。
そしてカイロプラクティックに出会い施術を受けて、運動やストレッチを行うと症状も収まりラグビーに打ち込めるようになりました。
当院ではレントゲン分析を独自のソフトで行います。それは施術の方針、角度、深さ、方向を決めるためにとても重要なことです。
可動域の検査、整形外科検査、静的検査等の各種検査とレントゲン分析を組み合わせた世界基準のカイロプラクティックを提供しております。
そして【安静にする】というアドバイスは過去のものです。見極めないといけない状況は存在しますが、基本的にはつらくない範囲でしっかりと動かす必要があります。
こちらについてはまたの機会にご紹介します。
当院は、肩こり、腰痛、坐骨神経痛、産前産後ケア、側弯症などでお悩みの患者さんが多く来院されます。
連日多くのご予約を頂戴しておりますが、時間帯によってはご予約可能な場合があります。まずはお気軽にお問い合わせください。