インドの家庭ではとにかくしょっちゅうプージャ。毎日の人はプージャ以外に何かしらの日にはいつもより規模の大きなプージャがあり、それは月に1回よりも早いペースでやってくる。

話を聞いても僕にはよくわからない事が多く、この日のプージャは神様にケーキを捧げるプージャで、どうやらその神様は「水」のようでした。
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まず米に色を付けていて、赤はお寺でおでこに塗ってくれるアレ、黄色はターメリック、緑はホーリーの色粉の余り、ピンクはマニキュアでした。なんでもいいようです。
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そしてケーキの下地作り。黒い何かをこねて作っていて、それは牛糞かと聞いたら、神様のケーキだから糞ではないと怒られました。
土=粘土のようです。
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米に色を付け始めて粘土でケーキを作り、米とローズの花びらでデコレーションが終わるまで、6時間程でした。
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作り終わるといつものようにロウソクに火を灯してプージャ。
この日は雨天で肌寒く、朝に水浴びをしたのはおうちに二人だけなので二人で行ってました。
プージャをする前には身を清めてからなのがインド流。
寒くて水浴びできなかった人は不参加(^^)
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お家の室内の祭壇の前でプージャが終わるとケーキを川に流しに行きます。
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インドの人は日々の水汲みの水も、洗濯に行くときのバケツも頭に載せて運びますが、この時ケーキを頭上に載せるのは神様に捧げるケーキだからだそうです。
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雨期の川。この川は乾季の3月頃には水が干上がるけど雨期のさなかの8月はかなりの水量です。


そんなわけで土のケーキを川に流して水の神様へのプージャは終了。
インド旅行中でもこんな光景を見かけたら、それは何かと訊ねてみたら気さくなインドの人たちは快く答えてくれると思います(^^)





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