心証は大事

裁判を始める前にネットで色々情報を仕入れました。

その中で、印象に残ったものの1つが、「裁判官さんの心証」。

民事裁判で裁判官さんにいい印象を持ってもらうことは重要なことらしいです。

実際に裁判官さんとやり取りするのは弁護士さんなので、基本的には弁護士さんにお任せするところではあると思います。

しかし、自分たちでもできることはあります。

それは、「弁護士さんからの問い合わせには、早く回答すること」

こちらが早めに対応することで、弁護士さんの待ち時間が減りますし、裁判所に提出する書類を作成する時間も確保しやすくなります。
ですので、なるべく裁判期日の1週間前を目安に、会社の主張に対する反論をまとめて弁護士さんに渡すようにしていました。
その他、イレギュラーな問い合わせがありましたが、極力当日に、遅くても翌日中に回答しました。

相手からの準備書面を受け取って、次の裁判期日まで1か月あるというのに、こちらから提出する準備書面が用意できない、なんてことがあったら、裁判官さんもイラっとするでしょうし。

まぁ、私たちの裁判では、社長が自分たちの心証をとことん悪くする、というびっくりな対応をしてくれたおかげで、だいぶ助かりました。

例えば・・・。
準備書面や証拠資料などは、自分たちの気の向くままに提出していた上、出して欲しいと言われたものはスルー。
 (裁判官さんに「書類を乱発されると話を進められない」と言われるとか、5日連続で資料を送りつけるとか、文書提出命令を出されるとか)
・当事者尋問で横から口を出すわ、質問には答えないわ、と裁判所であるまじき振る舞いをする

今思い返しても、信じられないですね。