阪神大震災の時、
関西在住の友人に
仲間の友人達とお菓子や
生活用品など食料品を送った
友人は喜んでくれたので、
私はまた個人で生活用品を
送ろうと荷造りしていた時
ふとテレビから聞こえた被災者の
言葉が気になった
「相手は善意で送ってくれるだろうけど、同じものがたくさん送られてきたり、自分が使わないものを
送られてきたりする」
これが被災者の現実の言葉なのだ
被災者の辛さや苦しみは被災者でしかわからない
私は友人に送ろうとしていた
荷造りをやめた
私は人の為にしている
という感情がとても苦手だ
街角で見かける募金も
でこぼこ道に車椅子が
右往左往して困っている時
手助けするのも
駅で立っているお坊さんに
志ざしのお金を入れるのも
私は自分がしたいからする
自分がして気持ち良いからする
それ以上でも
それ以下でもない
私の好きな言葉がある
それは、人に手を差し伸べる
時に必ず思い出す言葉だ
続く、、、