貧乏石好き

つれづれなるままに石をめぐりてよしなきことを

クリスマスツリーの石

2021-12-17 18:52:43 | 単品

うちはずいぶん前からクリスマス廃止しているのですけど、まあ世は浮かれぽんちき楽しく華やぐ時節のようで。
キリスト教徒でもないのに、と目くじらを立てるのも大人げないし、だいたいあれはケルトの冬至のお祭りが由来だし。楽しみたい方々は楽しまれるのがよろしいかと。(何かひねくれてないかい?)

クリスマスにふさわしい石……なんてのはあるかしら、と思いめぐらせても、何も浮かばない。
と思いきや、ピカッと来た。はい。

ビスマスの人工結晶。ちとぼけてるけどそれも味わいということで。
クリスマスツリーみたいではないですか。
昔々、貧石山人がおぼっちゃまだった頃の話。(は?) クリスマス飾りに、赤や緑のきらきら光るボールやテープがあった。今もあるだろうけど、当時はすごく珍しいものだった。特に緑のきらきらテープを見ると、なぜか不思議な気持ちになったものでした。数十年経った今も、緑のきらきらテープを見ると、往時の不思議な気持ちが蘇ってきます。
このビスマス結晶は、そんなキラキラの七色がゆらめく石。いや、石というのはちょっと抵抗があるな。でも結晶だから鉱物ではある。

色といい、形といい、不思議ですねえ。階段みたいな形は古代アステカの神殿のようでもあり。所々に小さな丸いドームが飛び出ていて宇宙船みたいだったり。
最初、これを吉祥寺紀伊国屋書店(東京サイエンスさん出店)で見た時は、驚きましたねえ。

この輝く七色は、クリスマスにふさわしいのではないでしょうか。
ツリーにたくさんぶら下げるというのを、ちょっとやってみたい気もする。(廃止したんでしょ?)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿