ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

"ジョコビッチ" を考える

ノヴァク・ジョコビッチの入国が認められず、強制送還になりましたね。

いろいろな報道により、いきさつはご存知のことと思います。

 

私なりの理解

ジョコビッチはコロナワクチンを接種したくない。

グルテン・アレルギー(ジョコビッチの体質)はワクチン非接種の対象(理由)にならない。

〇全豪に出るためには、コロナに感染し自然抗体を持つことによって、ワクチンの必要はないということにしたい。

〇いざとなれば外交パスポート(そんなものを持っているとは驚きですね)があり、全豪のチャンピオンという功績もあり、特別に入国が認められるだろう。

 

という思惑で行動してきたが、うまくいかなかった・・ということでしょう。

事前に全豪主催者との打ち合わせもあったかもしれない、と私は感じています。もし密約的なもの(出場させるよ)があったとすれば、ジョコビッチにしてみれば「話が違う」ということ。

開催地のメルボルンのあるヴィクトリア州では入国を認め、連邦レベルで取り消したということです。

 

ジョコビッチグランドスラムで優勝し始めたころ、チームから少し離れたところで、息子の活躍をにこやかに見ているジョコビッチの両親の姿がありました。心温まるものでした。私のようなヌルイ日本人の目には。

その両親が、最近は「息子にテニスを教えたことは一度もない。勝つことだけを教えてきた」と言っている記事を読みました。テニスのサイトの和訳記事ですから本当にどういったかは不明ですが。

ヴィクトリア州の司法がビザ無効を取り消した時、ジョコビッチは「人生最大の勝利」と言ったと報道されました。

 

ジョコビッチ家は怖い人達だなと、印象が変わりました。

 

日本人のように、韓国が反日教育をしようが、国内の左翼かぶれの教師から恣意的な反日教育をされようが、不可侵条約を一方的に破棄され侵攻されようが、「韓流ドラマだ、Kポップスだ、ロシア革命だ」と喜ぶおめでたい国民とは、国民性が全く違うのだな、と感じるようになりました。

 

今回のことで、ワクチンについても改めて考えさせられました。全豪を棒に振ってまで打ちたくないワクチンなのか、と。

私は2回打っているし・・ワクチン接種者に、今後とんでもないことが起きていくのか・・私のような高齢者はともかく、子供・孫の世代に災いが起こらないことを心から願っています。

 

テニス選手でジョコビッチを擁護しているのは、個人的にジョコビッチと仲のいい選手で(たぶん)、彼らの意見に共通しているのは、「可哀そうだ」という言い方になっていること。コロナ、ワクチン、防疫、もちろん社会的規範などという言葉も、ほとんど出てきません。

一方、批判的な選手の方が、当たり前のことを言っているように思いました。オーストラリアのコロナの状況、特に入国の条件については半年前からわかっていたことを、ジョコビッチは理解できていなかったの? ということになります。

 

日本のテニス関係者は沢松奈央子さんを除いては、例によって沈黙!!

伊達さんも松岡さんもテニスの番組で、この話題についてお話をされていましたが、問題については何の発言もしていません。

発言することはそんなに難しいことなのですか?

それとも、どう言っていいのかわからないのでしょうか?

それなら仕方がないですけど・・・じゃなくて、国際スポーツに携わるジャーナリストとして、それでは情けないと思います!