この章は 愛犬が余命宣告された

飼い主の苦悩や呟きBACKSTAGE)

 

 

働きながら思った事

 

身内の死や

家族との衝突

 

病院、先生への想い

 

犬を飼う事で出会えた 優しい人たち

 

ジェットコースターの様に

揺れ動く気持ち

 

 

 

ねぇ 教えてよ

その最期(トキ) 

君たちが望んでいる事を


何処に居ても 私だけを見ています

 

 

3年前(2018)のあの頃

 

獣医さんも

職場の人も

 

家族ですら

誰も私の気持ちを理解してくれない

 

 

そう思っていました

 

 

心はズタズタでした

 

 

それでも

少しずつ 回復している様に見えた事

 

唯一の希望でした

 

 

それが薬の力だとしても

 

 

 

身体を起こせる様になれば

キャリーバッグに入れ

背中を支えて

外に作った デッキに出した

 

 

座り方も 表情も

今迄通りかと言えば

そうじゃなかったけど

 

ちょびが 風を感じて

気持ち良さそうにして

 

それだけで 幸せになれました

 

 

立てなかったちょびが

グラグラしながらも 

立ち上がり
 

何かを伝えようとする

 

 

 

歩けなかったちょびが

 

傾きながらも

旋回しつつも

 

一歩、一歩

前に進める様になりました

 

母さん 来たよー ボク、頑張ったー

 

 

もう 周りからなんと言われようと 

辛くはありません

 

だって・・・

 

ちょびの目指す その先

 

ちょびが 歩みを進める 

その先は 

 

いつも私の居る所だったから