この言葉が語られたのは 2005年 世界的な名門大学 米スタンフォード大学の卒業式に招かれた来賓のスピーチの中のメッセージ。
語ったのは 卒業式に招かれたアップル社の創業者 スティーブ・ジョブズ氏(2011年 膵臓がんで56歳で没)。彼はスタンフォード大の卒業生ではありませんし大学も卒業していません。
それから十数年経た現在、私達日本人が何故かこの言葉にバタフライエフェクト(非常に大きな事象の引き金)を感じる訳は何故でしょうか。
思い当たる事と言えば世界的DX(デジタル技術が仕事を変える)の大波の前に 私達日本人は立ち遅れ、
- Ai(人工知能)
- ビッグデーター(巨大データ群)
- IoT(物のインターネット)
- 量子コンピューター
などの進化&実用化&普及によって労働価値が激変しようとしているにもかかわらず、私達日本人は成す術もなくその日暮らしを送らざるを得ないからではないでしょうか。
Stay hungry, Stay foolish「ハングリーであれ。愚か者であれ」の真意とは
人間、限られた人生の中で 自分の心が発する”本当は何をしたいのか”と真剣に向き合い、自ら行動せよ。というメッセージにほかならないと言う。
大丈夫です日本人は
- 強くなりたい、成長したい
- 今やらなければならない目の前の事を精一杯やり遂げたい
- 自分が納得できる価値を創造する為に多くの賛同や協力を得たい
- 誰かの役に立てる人になりたい、多くから感謝される人になりたい
そういう人が沢山いますので。
但し
日本人独特の古くから根強く残っている”不言実行”、”沈黙の美学”、”問答無用”などと余計な事を喋らない、あれこれ能書きは良いから黙ってなすべきことをやれば良いというそんな考えからは脱却しましょう。
引用その1 2022年11月7日放送の NHK 映像の世紀「世界を変えた“愚か者”フラーとジョブズ」
「宇宙船地球号」という概念を唱え、人類と地球との調和を説いた思想家バックミンスター・フラー。「現代のレオナルド・ダビンチ」とも「狂人」とも称されたフラーの思想は、無数の若者たちを突き動かす。その中に、若き日のスティーブ・ジョブズがいた。フラーの思想は、時空を超え、ジョブズに受け継がれ、世界を変えていく。そして生まれた伝説のスピーチ。常識に抗い続けた、ふたりの「愚か者」が起こした奇跡の物語である。
引用その2 2011年10月9日発行の日本経済新聞記事で2005年6月米スタンフォード大卒業式にスティーブ・ジョブズ氏が招かれ 「ハングリーであれ。愚か者であれ」 ジョブズ氏スピーチ全訳を紹介しています。