互換性のないドライバ


最近のWindowsはシステムのセキュリティソフトがとても優秀なのでサードパーティは必要ないのが定番になりつつあります。


当然自分も使っているわけですが互換性ドライバの問題でコア分離という項目がオンに出来ずに困って放置していた。重い腰をあげて長い格闘の末ようやく対処出来た。今後のために対戦の記録。


対戦よろしくお願いします。


EdgeのAIで作った


設定場所はWindowsセキュリティを開きデバイスセキュリティのコア分離/コア分離の詳細を選択、メモリの整合性をオンにする。そのままオンになるならいいが、自分の環境では互換性のないドライバが悪さをしていてオンに出来なかった。


メモリの整合性をオンにできない

今回の対戦相手達


Windowsの悪いところはこれがダメとは言ってくるが対処は一切してくれないし方法も教えてくれない。MSの削除ツールがあるわけでもない。自力で調べてやるしかないがPCに詳しい人じゃ無い限り対処するのはまぁ無理でしょうね。。。自分も誰かがやったものを参考にするしか方法がなかった。


アプリのアンインストールくらいならまだいいがドライバの削除、ましてやアプリが削除済みだとなんで?ってなって放置するはず。


この3つを削除すればいいのだけれどそれぞれやり方が違ってやっかいだった。。。

  • p1c1394_ws03_x64.sys 
  • GEARAspiWDM.sys
  • LGVirHid.sys


p1c1394_ws03_x64.sys 


まずはこのドライバがなんなのか分からないので検索する。すると同じような問題の人がいた。


Windows11 互換性のないドライバーのせいでメモリ整合性が有効にできないときの対処 - Maihama Breeze


過去に入れたPhase One製の写真管理ソフトCapture One Expressが原因になっていることがわかった。エラードライバの情報にもPhase Oneと書いてあるので間違い無さそう。


ソフト自体はアンインストールされているのだがそれだけでは消えず。そしてこれの消し方がちょっと面倒だった。


p1c1394_ws03_x64.sysは、メモリ整合性の互換性のないドライバです。–キャプチャワン (captureone.com)


上記公式サイトを翻訳して読むとコマンドラインから消せるらしい。詳しいことは分からないけど公式の回答どおりやると消すことが出来た。



スタートのコンテキストメニューからターミナル(管理者)を選択しWindows Power Shellを起動、起動したらsystem32フォルダに移動して削除コマンドを打つ


cd C:\WINDOWS\system32

pnputil -d oem6.inf


このときoem◯◯.infのところに自分のエラー画面に出ている数字に変える。自分の場合は6だったのでoem6.infとなる。


詳細のここの数字入れる


「ドライバーパッケージが正常に削除されました」と返ってくれば完了。


GEARAspiWDM.sys


次にGEARAspiWDM.sysを検索する。やはり同じような問題を抱えてる人がいた。どうやらディスクドライブ関係のファイルで過去にバルクのブルーレイドライブを使っていたので恐らくその残骸。


メモリ整合性を有効にできない原因が「互換性のないドライバー:GEARAspiWDM.sys」であることが判明!削除してもよいか? - 私のPC自作部屋 (goo.ne.jp)


上記記事にあるメーカー提供のリムーバーを利用して削除することにした。以下のリンクからGEARAspi_Remover.exeをDLして実行。


Index of gearsoftware.com/downloads/freebies/


以下のような画面になり無事削除完了。



LGVirHid.sys


これはエラー詳細にLogitechと書いてあるのでLogitech/Logicool関連を一通り削除してみた。

  • G Hub
  • Logi Options+
  • Logi bolt app
  • Logi Unifying


しかし残念ながら消えなかったので検索してみることに、こちらもやはり同じような人がいた。


Windows11 メモリ整合性エラーになりました。 | 黒ぶたのお部屋! (ameblo.jp)


同じように下記リンクのLogitech Gaming Softwareを入れてからアンインストールしたら削除することができた。このソフト自体は必要ないので削除して問題ない。


Logitech Gaming Software – Logicool サポート + ダウンロード

これですべての互換性のないドライバーを削除出来たので無事メモリの整合性をオンにすることが出来た。ちょっと大変だったけど無事エラーが解決出来てスッキリ。



デメリットもある


セキュリティが強くなった一方でデメリットもある。

一部のアプリ、例えばハイエンドなPCゲームなどは遅くなることもある模様。有効コア数が減るとか。そこまでマシンパワーを必要とするゲームはしないので自分的には何も影響が無さそう。


他にもAndroidエミュレーターは動かなくなる。以前はエミュを使ってAbemaを見ていたけど今は直接Winにインストールしたので必要なくなったので助かった。

とはいえ今後もずっとオンにしておくかはしばらく様子見。

Logiteck/Logicool関連で気づいたこと


今回の対処でLogi unifying とLogi bolt appは自分の環境では消しても全く問題無いことがわかった。長くなるので別の記事にまとめる予定。


Logiteck/Logicool関連の製品の接続アプリは色々と複雑すぎる。。。