円暴落で物々交換の時代がもうすぐやってくる

Last Updated on 2024年5月5日 by ぷーやん


突如として世界経済の風向きが変わり、長年安定の象徴だった日本円が急落するという前代未聞のシナリオはもしかしたら現実のものとなるかもしれない。

ある朝、モーニングサテライトで「日本円、遂に暴落!」。そんなニュースが飛び込んできたらあなたはどうするだろうか?

財布に入っているお金が、いきなり昨日の価値の10分の一になってしまったら?

そしてハイパーインフレの国で起こった現象と同じようなことが日本でも起こる。

最初の試練はスーパーでの買い物から始まり、食品の値札が昨日とは比べ物にならないくらいに跳ね上がり、リンゴ一個が1000円、ビッグマックが5000円になる。

ハイパーインフレの国では、朝のハンバーガーが5000円、昼のハンバーガーが50,000円、夕方のハンバーガーの値段が500,000円になる。

これは冗談ではなく、実際に第一次世界対戦後のハンガリーのハイパーインフレで起こった現象だ。
世界最高の高額紙幣はハンガリーの通貨で10億兆という意味不明な桁数

ハイパーインフレの上昇は指数関数的になるので、とにかく「給料というお金」を貰ったら、速攻でモノに交換する必要がある。グズグズしたらお金の価値がどんどんなくなり、何も買えなくなるという恐怖にさらされる。

そして最後は買うのは諦めて、自家製の梅干しとパンを交換することになる。近所では週末ごとに「交換市」が開催され、お金を使わず、持っているものを持ち寄って必要なものと交換する。

そしてお金の代わりに「サービス」が交換の新通貨になるだろう。

英語教室を開き、その代わりに近所のおじいちゃんに畑の手伝いをしてもらったり、子どもたちは地域のペットの散歩サービスを提供し、それで学校の給食費に相当するパンや果物をゲットする。

しかしこうした生活は、実はそう見捨てたものではないのかもしれない。

今の時代は社会全体が効率化にまみれ、人間関係が崩壊し、人が人を思いやるという昔からあった当たり前のことがどんどんとなくなってしまった。そして人間社会をもう一度見直そうという機運は、現在色々なところで見受けられる。

そして皮肉なことに、円が暴落することは多くの試練をもたらすが、物々交換の時代は、ただ物を交換するだけでなく、人と人とが真の意味で思いやりのある繋がり合う機会を創出するのかもしれない。

決してこういう世界を望んでいるわけではないのだが・・・

PS
上昇相場でも暴落相場でも相場がどちらへ行こうとも利益を出せるのはトレンドフォローモデルだけです。もう下手な逆張りで傷を広げるようなことをせずに大きな利益が期待できるトレンドフォローの運用をしませんか?詳しくはこちら

今日もお越し下さりありがとうございます
応援よろしくお願いします!

先物・オプションランキング

メルマガ詳細

【オンライン無料相談】

オンライン無料相談始めました。ご自身の運用についてのお悩みや、新しい運用のネタのきっかけを探しておられる方は、お気軽にご相談ください。

オンライン無料相談

【なんちゃってデイトレード】

「なんちゃってデイトレ」では、今回の記事のように海外の商品先物などをフィルタに使ったモデルを公開しています。

なんちゃってデイトレード

【勉強会のご案内】

不定期で資産運用の勉強会を開催しています。

株、ETF、先物、FX等、ジャンルに関わらず、収益機会があればどんな金融商品にも積極的に投資を行い、相場をATMにすることを目的とします。

安定的に最高のパフォーマンスを継続させるには、運用モデルの開発やブラッシュアップを絶えず行う必要があり、新しいアイデアや運用モデル、マーケット情報を勉強会のメンバーと共有します。

勉強会の開催は随時ブログでご案内しますので、ご興味がありましたら是非ご参加ください。

現在開催中の勉強会はこちら

Youtube

Youtubeチャンネルでは、僕の35年間の相場経験から学んだ相場で起こる様々なアノマリーや投資本で紹介された投資法を実際に検証し、その結果を公開しています。少しでもご自分の運用アイデアの足しにでもなればこんなに嬉しい事はありません。是非チャンネル登録お願いします。

———————————————————————-

(Visited 52 times, 1 visits today)