阿頼耶識 「できない」ではなく「今はしない」

 

 

 

私たちの心の奥には、意識できない「無意識」があります。

 

無意識の中に潜在意識があり、全ての感情や今までの記憶や思い込みなどがあります。

 

そしてこの潜在意識は仏教では阿頼耶識（あらやしき）とも言われています。

 

 

 

 

この阿頼耶識は宇宙の根源と言われています。

 

宇宙の根源ということは、全ての大元です。

 

 

 

ということは・・・自分の中に「全てが在る」ということなんですね。

 

 

• 私は〇〇が足りない
• 私はできない
• 私は幸せではない

 

これらは「思い込み」です。

 

実際に「できない」「苦手」だとしても、やればなんとかできるものです。

 

 

でも「自分はできない」と思い込むから、それを反映して、実際にもう少しできるのに体や思考がそれ以上働かなくて「できない私」をそこに創り出すのです。

 

 

 

 

そもそも宇宙の根源、全てが自分の中に「在る」としたら・・・

「足りない」「できない」などは「幻」。

それこそ「そんなことはない！」ということになります。

 

 

宇宙の根源（神様）がいるとして、この状況をみていたら「こやつは手抜きしとるわい・・・w」と思っているかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

ただ、人には（動物などもそうですが）個性があり、それぞれの本質があります。

だからみんな違ってみんないい、なのですよね。

 

 

全ての人が、全てのスペックを持ち合わせて完璧であったら・・・地球は争いなどなくもっと発展しているかもしれません。

 

 

 

不完全だからこそ完全

 

 

私はそう思っています。

 

だから、お互いの力が必要であって「お互い様」の気持ちで「ありがとう」と言い合い助け合い、そこからハートフルな循環が生まれていくのです。

 

 

お互いをリスペクトし、自分ができることをする。

それで助かり「感謝する人」も出てくるし、それをした人は「人のお役に立てた」と心が満たされ、双方笑顔になるのです。

 

 

 

 

 

でも、本当は「全て在る」。

 

 

これも確かなことです。人は全てを持っています。

 

持っているけど、そのスペックが少ないものはあえてそれを出さずに、自分の多く持っているものだけを使っています。

それが上記のような「お互い様」の精神と「全ての人が笑顔になる」循環が生まれてくるのですね。

 

 

 

 

でも、本当は全て自分の中に「在る」のです。

 

 

例えば、

• 事務仕事
• 料理
• 絵を描く
• 動物の世話
• 農業
• IT関連

などがあります。

 

 

これらを最高9点だとして

 

 

Aさんは、

• 事務仕事・・・1
• 料理・・・・・5
• 絵を描く・・・9
• 動物の世話・・8
• 農業・・・・・3
• IT関連・・・・0

かもしれません。

 

 

Bさんは

• 事務仕事・・・8
• 料理・・・・・6
• 絵を描く・・・2
• 動物の世話・・0
• 農業・・・・・4
• IT関連・・・・7

かもしれません。

 

 

Cさんは

• 事務仕事・・・1
• 料理・・・・・1
• 絵を描く・・・0
• 動物の世話・・0
• 農業・・・・・0
• IT関連・・・・9

かもしれません。

 

 

 

 

しかし、です。

 

0や1のものでも、練習していけば、ある程度はできるようになります。

 

確かに苦手かもしれません。

 

特に絵を描くなどというのは技術だけではできませんので、難しいかもしれません。

でも絵を描くことはできます。

 

「それが好きかどうか？」が大きく関わってくると思うのです。

 

 

 

また、好きではなくてもできることもありますよね。

 

料理などはできれば作りたくないけど、自分で作った方が健康にも良いから作っている・・・なんて場合は、好きではないけど作れる。

 

そして他人から見たらかなりこだわって作っているとか、美味しいと評価されたりすることもあります。

また、他の人から見たら普通の目玉焼きでも、自分では「この私が目玉焼き焼けて私すごい！」と思う場合もありますね。

 

 

 

 

 

自分の感覚というのは、それこそ阿頼耶識の中の今までの記憶によって左右されてきます。

 

思い込みです。

 

 

 

でも、本当の本当はできない部分も、やっていけばある程度のことはできるのです。

 

• ただ嫌いなだけ。
• ただやりたくないだけ。
• ただやっていないだけ。

 

だって嫌い、苦手だから・・・という「思い込み」なのです。

 

 

 

それでもいいのです。

それが自分の個性でもあるから。

 

 

ただ、忘れないで欲しいのは「自分の中には全て在る」ということ。

 

 

 

繰り返しますが、確かに個性はあり、表面的に「できる/できない」「得意/不得意」「好き/嫌い」などもあります。

 

でもそれを超えたところでは、それらも「できる可能性を十分に秘めている」ということです。

 

 

 

 

だから「私は〇〇だから、本当は〇〇をしたいけど無理！」と諦めないで欲しいのです。

 

 

もし、1ミリでも可能性があるのなら・・・すればいいのです。

 

それが本当にしたいのなら、「する」の一択です！

 

 

 

 

例えば、本当に着物が好きで着付けを習い始めたとします。

 

でもみんなはどんどん覚えていくのに、ちっとも覚えられない。

そんな時「私には向いてないんだわ・・・」と思ってしまいますよね。

 

 

でも、本当にそれが好きなら、続ければいいのです。

そのまま放置すると「あの時続けていればよかった・・・」などの執着になる可能性もあります。

執着が出たら、またややこしくなるので「したいならする！」で続けたら良いのですね。

 

 

もし団体で学ぶとついていけないなら個人レッスンで習えばマイペースに覚えられますし、先生と合わないなら他のお教室に変えればいい・・・このように視点を変えて続ければいいわけですね。

 

 

 

でもそれが本当に好きなことではない場合には、そこまでの思いがないわけですから早々に手放して執着もしません。

しかし、それでもやっていけばいつかは身につくのです。

 

そのようなものも「全て在る」から。

 

 

 

好き嫌い、本当にしたいこと、そうではないことなど関係なしに、全て在ります。

 

阿頼耶識の中には「ない」は無い「自分の中には全て在る」のです。

 

 

 

• 私は〇〇が足りない
• 私はできない
• 私は幸せではない

 

とそこで手放してしまったら、そこで終わり。

その先には進めないのです。

 

 

 

全て「在る」のです。

 

 

なのでもし上記のように思ってしまったら

 

• 私は〇〇が足りない、と今は思い込んでいるだけ
• 私はできない、と今は思い込んでいるだけ
• 私は幸せではない、と今は思い込んでいるだけ

 

 

と思ってみてください。

 

 

「今は思い込んでいるだけ」なのです。

 

「できない」ではなく「今はしない」を選択する。

 

 

 

 

全否定してしまいそうな時は「〜と今は思い込んでいるだけ」と思ってみてください。

 

 

あなたの中には、あなたも気づいていない素晴らしいものがたくさん在るのですから！

 

 

 

自分軸講座2023年3月7日にスタートします！

お楽しみに！

 

 

応援しています！