警察を困らせるASD男子

次男

夏休み前のとある先日のこと・・・次男が帰って来るなり開口一番

「僕ってホントにスゴイ物ばっかり拾うわ~!マジ天才!運が良すぎる」

とポケットに手を突っ込んでいます。

「え~~なに~~??ヤバい物やないやろうね~??」と私。

「ふふふ・・・じゃ~ん!!」

とポケットから取り出した物は

いも・・・

イモ・・・

芋・・・!?

「芋が落ちてたの?なんで??」

「なんで?」と聞かれても次男も困りますよね。驚いて私もバカな質問をしてしまいました。

「じゃあちょっといってくるわー!」と次男

「!?まさか行くって警察やないやろうね!?」

次男「え!?だって落とし物は警察に届けないといけないんでしょ?」

「イヤイヤ、芋とか警察の人も困るから元あった場所に返しておいでよ。落とした人探しに来るかもよ?」

次男「でも落とし物だから!じゃ行ってくるね!」

と携帯片手に制服のまま家を飛び出していきました・・・。

ASDの生真面目さの特性そのまんま、

『これと思ったら絶対これ!例外はありません』を地で行っています。

次男よ、臨機応変って知ってますか??そろそろちょっとずつ分ってほしいものです。

まあ、どこまでが届けない・・・とかは確かに難しいですが。

しばらくして次男から電話がありました

「警察の人がお母さんに代わってほしいって」と。

電話を代わると

警察「お子様が未成年ですので一応保護者の方に権利について説明と承諾をいただかないといけなくて・・・」

みたいなことをおっしゃっていました。

権利には3つあるらしく

・届けるためにかかった費用を請求する権利

・届けた物の何パーセントを請求する権利

・3カ月間保管後に落とし主が現れなかったら貰う権利

とかだったと思います(うろ覚えでスミマセン)

もちろんすべて「いりません」です。

ちなみに警察の方に聞いてみました

「お芋は腐ると思うんですがそれでも保管なんですか??」と

警察の方は「まあ、一応3カ月間保管が規則なんですが腐るとは思いますが・・・一応規則なんで・・・」

と半笑いで答えてくれました。

次男が帰宅後に様子を聞いたところ

警察官は「お芋ですか!?あ、ありがとうございます。」と驚いてもいたし笑ってもいたそうです。

絶対に保管中に芽が出て腐ること間違いなし!!

そして警察官を困らせたことも間違いなし!!ですよね。 

最後まで読んでくださりありがとうございます。今日も感謝です。

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