なぜFIREしたかったのだろう

FIRE

昨年のGWにFIREのことを知り、それ以来FIREを目標に活動するようになりました。

年間支出の25倍の資産を築き、年4%で運用していけば労働収入は不要となる解りやすさ。
こんなの当たり前のことしか言ってないといえばそうなんですが、何故今までそれに気づけなかったのか、それに向けて準備してこなかったのか、悔しくもあります。

FIREと全く同じというわけではないですが、早期リタイアの存在はFIREを知るもっと前から知っていました。そのときはそこまで早期リタイアしたいとは思いませんでした。

ただ、FIREを知った時は凄い刺さったんですよね。
ついでに言うと、実は現時点では昨年GWの時よりはFIRE熱は若干冷めてきてます (早っ

まがりなりにも20年以上サラリーマン生活を続けてきたわけで、
FIREのキャッチーさに魅かれたのかどうか解りませんが、そんな突然「働きたくないでござる」となった理由を考えてみました。

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数値化を試みる

少し考えてみたものの、さっぱり解りません w

そこでですね、理系らしく、仕事を辞めたくなる理由を項目別に数値化して分析してみることにしました。

ピックアップした項目は以下の7つです。

  1. やりがい
    仕事をしてても面白くない、興味がわかない、つまらないと数値を高くする
  2. 業務時間
    仕事している時間が長いと数値を高くする
  3. 収入
    収入に不満がある程、数値を高くする
  4. 人間関係
    人間関係が良くない程、数値を高くする
  5. 移動時間
    通勤時間や客先への移動時間が長い程、数値を高くする
  6. 解雇リスク
    会社から解雇されるかもしれないと感じる程、数値を高くする
  7. 経済的余裕度
    働き続けないと家族を養っていけないという不安があるほど、値を低くする
    資産が増えたり年齢が高くなれば高くなる

各7項目に対し、0~100で数値化していきます。
また、過去を遡って、今現在、1年前(FIRE知った後)、2年前(FIRE知る前)、5年前、12年前(転職前)といくつか思い出しながら数値化してみます。
数値化の基準は感触的なもので曖昧ですが、数値化しないよりは解りやすいということで進めてみます。

現在1年前2年前5年前12年前
1. やりがい9090802020
2. 業務時間50100806060
3. 収入10203040100
4. 人間関係100100902510
5. 移動時間0050305
6. 解雇リスク102040600
7. 経済的余裕度8070503050
平均値4957613835
FIREしたい度80100

結果分析

時期によって傾向が異なる結果となりました。

「やりがい」については2年前以降悪化。それ以前は結構楽しんでやってたみたい ?
「業務時間」は去年がピークでいまは改善されている
「収入」は転職前は不満だったけど、最近は不満はあまり感じてない
「人間関係」は2年前以降悪化
「移動時間」は転職後増加し、コロナ以降はリモートなので大幅改善
「解雇リスク」は転職後悪化も、最近はあまり心配していない
「経済的余裕度」は徐々に資産が増えているので数値としては増えてきている

トータルでみると、去年や一昨年がかなり数値的に良くない状況で、今年は業務時間が減少した結果、改善がみられているのがわかります。昔はそんな悪い値ではなかったようでした。

そして、FIREしたい理由は、「仕事のやりがい」と「人間関係」にあるということが明確になりました。

ようやく思い出した

数値化してターニングポイントは3年前にあることを思い出しました。

3年前に会社の業績が厳しくなり大規模なリストラがありました。日本支社では25%ものエンジニアが解雇されました。また、同時に部署異動があって、所謂エース部門に移り業務内容も変わったのでした。

それまでは自分の裁量でわりと興味のあることを、自分のやり方で好きなように進められていました。いまは関心の無い分野に変わり、とにかく売上最優先となりトップダウンで自由度も少なくなっています。

また、リストラ時には特に私の仲の良かった人・信頼している人達ばかりが去っていきました。売り上げ至上主義の人間が幅を効かせるようになりました。社内の競争が激化し、自部門だけ結果を出せればよいという考えが罷り通ります。もう誰も信頼できなくなっているかもしれません。

ターニングポイント以前は、仕事わりかし前向きにやってたんですね、たぶん。「Thank you!」「Thank you!」言いながら、楽しんでやるのが普通だったんですよね、おそらく。

大事なことなのだと思うのですが、どうして忘れていたのか。
環境が大きく変わり、新しい仕事を覚え成果を出すことだけに集中し、その状態が当たり前だと考えるようになり、いつの間にか少しずつ忘れてしまったのかもしれません。

今後に向けて

数値化してみることで、FIREしたい理由が少し明確化されました。

また、20年以上サラリーマン生活を続けられていた理由も腑に落ちましたし、最近FIRE熱が若干下がっている原因も解りました。

今後に向けて、「やりがい」や「人間関係」を最も劇的に改善できる可能性があるのは、転職だろうと思います。
ただ、他の項目は悪化するし、キャリアダウンになるのは確実です。うまくいったとして、それってサイドFIRE、もしくは、コーストFIREじゃないか?という気がします。

あと3年を目途に考えているので、だったら中途半端なことをするよりは、いまの立ち位置のまま、課題項目の改善を進めていこうと思います。

まあ、3年間だましだましやってこれたのだから、次の3年もだましだましやっていけるよね!
ただ、人間らしさを取り戻すのにFIREは必要だと再認識できました。

ちょっと残念な結論になってしまいましたが、現実を受け止めて前向きにしっかり生きていきます。


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