シンガポールのチャンギ空港は世界でもトップクラスの空港として知られていますが、スムーズな旅のためには手荷物検査の流れを理解しておくことが重要です。ここでは、チャンギ空港での手荷物保安検査のポイントと、検査後の注意点についてご紹介します。
Changi（チャンギ）空港の手荷物保安検査どこで？
チャンギ空港の手荷物保安検査は、出国手続き後の搭乗ゲート付近で行われます。搭乗ゲートごとに手荷物検査を受けた人のみが入場できる部屋があり、その部屋に入場するのに手荷物検査を受けます。
各ターミナルによって構造が異なるため、検査エリアの位置を事前に確認しておくと良いでしょう。
ターミナル4だけは、出国審査を終えてすぐに手荷物検査があります！
なぜ、手荷物検査が搭乗ゲートそれぞれの待機部屋の入場直前に行うのか
日本の羽田空港や成田空港のように、出発エリアと到着エリアが分かれておらず、出発階と到着階が同じです。トランジット客や出発客も到着客も同じフロアで行き来していますから手荷物の受け渡しが簡単にできてしまうのを阻止するためです。
手荷物検査は搭乗の何分前くらいに開始？
一般的に、搭乗の30分前から検査が開始されることが多いですが、混雑状況によってはもっと早くから始まる場合もあります。余裕をもって検査エリアに向かうことをおすすめします。
空港手荷物検査では、水や刃物は処分される
液体は100ml以下の容器に入れ、刃物などの鋭利なものは機内持ち込みが禁止されています。
スタバのコーヒーやペットボトルの水なども登場までに飲もうと購入しても手荷物検査の際に破棄されてしまいます。
保安検査後にトイレは行ける？
保安検査後のスペースにはトイレがありません。トイレは利用する場合は、検査エリアを出る必要あります。
パスポートと搭乗券を搭乗ゲートスペースを出るときに持参し、手荷物検査近くのスタッフにトイレに行く旨を声をかけてゲートを通してもらいます。
搭乗ゲート外のトイレを終えたら、再度パスポートと搭乗券を提出して手荷物検査を受けます。
保安検査後の水分取りたいときはどうする？
保安検査後のエリアには、ベンチのみがあり、飲食スペースや自販機などはありません。
保安検査までにペットボトルの水を飲みほして、空の状態で持ち込む
空のペットボトルの状態で保安検査場を通過するのがおすすめです。
保安検査場には自販機などはありませんが、水を汲むことができる機械は一台設置されています。
そこで、水を汲むことで搭乗開始までの間や機内でも飲水をすることができます。
スクートなどは機内に飲食物持ち込みが禁止されていることも！
スクートなどの一部の航空会社では、機内に飲食物の持ち込みが制限されている場合があります。事前に航空会社の規則を確認し、違反しないよう注意しましょう。
成田空港からスクートの飛行機に搭乗するときは、マックやスタバなどを持って搭乗しようとした人を見かけましたが、みなさんスタッフに注意され破棄するか、搭乗まで（10分くらい）で食べきるか飲み切るかしていました。
チャンギ空港からのスクートに搭乗するときは、いずれにせよ手荷物検査を受けるため機内に飲食物の持ち込みをすることはほぼできません。
チャンギ空港から気を付けて日本帰りましょう！
チャンギ空港での滞在が快適かつスムーズであるよう、これらのポイントを念頭に置いておくと良いでしょう。旅の最後まで慌てることなく、シンガポールの素敵な思い出を胸に日本へお帰りください。
