バンコク三大寺院の一つワットポーのMRT(地下鉄)での行き方、見所と歴史、ぼったくりについて

2021/09/25

タイ

 ワットポーはバンコク三大寺院の一つで、ワットアルン、エメラルド寺院と並んでバンコク旅行をする人のほとんどが訪れる観光スポットとなっております。

ワットポーといえば、寝転んだ仏像を知っている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、バンコク三大寺院の一つであるワットポーの見どころと歴史、注意すべきぼったくりの例を紹介します。

ワットポーの基礎情報

まず、ワットポーの正式名称はワット・プラチェートゥポンウィモンマンカラーラーム=ラーチャウォーラマハーウィハーン(英語: Wat Phra Chetuphon Vimolmangklararm タイ語:วัดพระเชตุพนวิมลมังคลารามราชวรมหาวิหาร,)です。とても長いですね。タイの名称の名前や人の名前は正式名称だとかなり長くなることが多く、みんな正式名称を知らないで通称だけ知っていることも多く、面白いですよね。
バンコクで最も古くからある寺院のようで、18世紀ごろに建てられたと言われています。

ワットポーの涅槃仏

ワットポーで最も有名なのがこの涅槃仏なのではないでしょうか。
この寝転がった涅槃仏がガイドブックやテレビでも紹介されていることが多く、一番有名だと思います。写真で見るより、実物を見るとかなり大きく感じます。全長50m弱、高さ15mもあります。150cmの人が33人くらい寝転がっているくらいの長さですので、かなり大きいことがわかります。
この涅槃仏を見ることができる建物に入るには靴を脱がないといけなくて、入り口に靴を入れる袋が置いてあるのでそれに入れて中に入りましょう。人も多く、みんなその袋を取るので、袋がどこにあるのか分からないということはないとおもいます。
また、この建物で有名なのが、硬貨を108の鉢に入れていくことで煩悩を捨てることができることです。近くの机に座っている人が人が鉢にいれるようの効果を20バーツで売っているので、それを買って、全ての鉢に入れていきます。見えにくいですが、上の画像では左側に鉢が
並んでいます。仏教徒だけでなく、観光客の人たちもしていて、人気なので、ぜひ煩悩を捨てていきましょう!
知っている方も多いかも知れませんが、仏教の考えで人間の煩悩は108あると言われているので、この鉢も108個あります。除夜の鐘も同じで、108回叩くのはこれに由来しています。

ワットポーの他の見所

ワットポーの他の見所はマッサージです。
なぜ寺院でマッサージ?と思われる方もいるかと思いますが、ワットポーには元々、医療やマッサージの教育を行う学校があったからです。現在でも、ワット・ポー伝統医学校が敷地内にあり、そこでマッサージを学んでいる人がいます。
また、この学校ではマッサージを学んだ証明書を発行しており、この証明書を持っている人のマッサージは本当にすごいです。
私はワットポーの敷地内のマッサージではないですが、この証明書を持っている人のマッサージ屋さんで、一日中歩いた後に60分のマッサージを受け、履いていた靴が少しぶかぶかになるくらい足のむくみがとれました。
ワットポーの敷地内にもマッサージを受けることができる場所があり、値段もめちゃくちゃ高いわけではないので、ここで少し疲れをとることをおすすめします。
ワットポーの中でマッサージを受けない人も、マッサージ屋さんに入るときに、この証明書を壁とかに貼っているマッサージ屋さんに入ることをおすすめします。

他の見所としては、ワットポーは広いので、たくさんきれいな場所を見つけることができると思います。

このように歩いているだけで写真を撮りたい!と思うスポットを発見できると思うので、暑いとは思いますが、のんびりぶらぶらしてみるのもいいと思います。

ワットポー付近でのぼったくり、注意点

ワットポーに行く際の注意点

ワットポーに行く際は肌の露出が少ない服で行くべきです。タイの寺院に行く際は共通ですが、露出の多い服だと中に入れてもらえないこともあるので、女性ならミニスカートやショートパンツ、タンクトップのような服装は避け、男性であれば、短パンやタンクトップは避けるべきだと思います。実際、中に入ると、タンクトップや短パンの人も見かけますが、そういう服装は寺院に行くときに失礼だと考えられていますし、入場を拒否されても文句は言えないと思います。お互い不快な思いをしないでいいようにするため、寺院を訪れる予定のある人はこのような服装を避けておきましょう!

ワットポー付近でのぼったくりについて

ワットポー付近は観光客がすごく多いですし、ぼったくりもかなり多いと思います。
例えば、今日はワットポーは閉まっていて入れないからタクシーやトゥクトゥクで他の観光地やショッピング連れて行ってあげると言って声をかけられることがあります。私も体験しましたが、ワットポーが空いていることを知っていましたし、現地の友人の待ち合わせもしていたので嘘だと分かりましたが、ついて行ってしまったというブログや体験を聞いたことがあるので注意しましょう。ついていったら高額なタクシー代を請求されたり、買いたくもない高額なスーツをオーダーメイドで買うことを勧めてこられたりするようです。
実際、ワットポーは基本毎日空いていますが、王宮のイベントの日や祝祭日にはしまっていることがあるのも確かです。ただ、ワットポーの外でそんなことを言ってくる人たちの話を聞かなくても、少し歩いて入り口まで行くと、開いているかどうかはわかるので、そのような人の話を聞かないことが一番です。
日本人の方で被害に遭っている方が多いと聞いたので、基本話しかけてくる人の話は半分くらい聞いて、実際に自分の目で確認して、話しかけてくる人には基本ついていかないようにしましょう。
他の例としては、ぼったくりかどうかは分かりませんが、入り口付近の外側で日本語で話しかけてきて、ガイドしてあげますよ。と言ってくる人にも会いました。実際ガイドしてもらったことがないので分かりませんが、必要だと思わないのであれば、断るのが一番だと思います。

ワットポーへの行き方

ワットポーへの行き方ですが、古い情報ではタクシーや水上バス、バスでしか行けないのようなブログやガイドブックがあるかもしれませんが、MRT(地下鉄)が延伸され、MRTの駅から徒歩数分でワットポーに行くことができます。
MRTのサナームチャイ駅(タイ語:สถานีสนามไชย)から徒歩数分で到着できます。
かなり便利ですし、この駅は2019年にできたばかりで、中もすごくきれいなので、ぜひMRTでワットポーを訪れてください。
日本人の方が多く泊まっているアソークやプロンポンのスクンビットエリアからだと、アソーク駅近くのMRTスクンビット駅から南西向きの電車に乗ればサナームチャイ駅に行くことができます。

旅行途中でぼったくりや、行きたいことができないのはストレスですし、楽しめないので、注意して、旅行を楽しんでください!

ワットポー近くのワットアルンのついてこちらの記事で紹介しているので、よかったら合わせて読んでみてください。


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