●天空の城たちよ 其の2 越前大野城  | きょうのもののふフォト列伝 ー古戦場 城 もののふ 旅ー

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熱く 燃えて 散って 逝った 我ら祖先のもののふ達 その懸命な生きざま姿を追う旅を続けています。

まだデジカメなんぞなかったン十年前。

天守閣があるって聞いて越前大野城へ。

さっと天守に登って、城下で美味しいお蕎麦食べて即帰った。

 

今回はまず、お城の周囲をゆっくり回って遠望、いい写真を撮ろうとした。

天気は快晴!

 

「日本三大天空の城」の一つという。

備中松山城と、兵庫県の竹田城……か。

 

大野城もしばしば雲海に浮かぶという。

 

城下の街中からも天守閣を仰ぎ見ることができるなんていいね。

 

 

城下ではあちこちできれいな水が湧き出て、それがまたおそばを美味しくしているという。

 

あの一乗谷城主だった朝倉義景の墓所近くにもコンコンと湧水が。

 

天正元年(1573)、信長に追い詰められた義景は、一乗谷を捨て、大野へのがれ自刃。

ついに浅倉氏は滅亡する。

 

小川の水がきれい。

 

 

さて、天守へ、昔のことはほとんど覚えていないから楽しみ。

南登り口の城門から。

なんか遠い四国の宇和島城をふと思い出した、似た感じあったかなぁ。

 

野面積みの石垣の先に…。

 

おお、天守閣!

このあたり記憶あり、なんとなく思い出せた、かっこいい。

 

築城主、金森長近像も、なんか独特の表情にて思い出せた。

 

歴代城主のうち、松平直政は、その後に我が松本城主へ。

有名な月見櫓を建立している。

家康の孫で、将軍家光とはいとこ同士。

さらに直政は、その後出雲・松江城主へ加増され移封。

大坂の陣で、真田信繁と干戈を交えたという武勇伝を持つ。

 

話をお城へ戻して。

 

ほほ、いい写真が撮れた!

 

これもいかがでしょうか。

こういう写真が撮れると、来た甲斐あり、満足満足!

 

野面積みの石垣で守られた天守台を一周。

 

 

天守へ登って城下を俯瞰。

黄金色に染まりつつある稲田。

 

特に高いビルもなく、静かな城下町。

松本より城下町らしい城下町かも。

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