島津家が奉納したお宝がズラリ

枚聞神社に参拝しています。前回の記事はこちらからどうぞ。

県指定文化財の社殿を堪能したので、境内を散策して帰ります。

文化財に指定されている説明板がありますが、しかし風化して読み辛い。

枚聞神社 宝物殿

さて、参道の途中に宝物殿があります。しかし無人なので、入口で入場料100円をお納めして中へ。

代々伝わる社宝や、島津家から奉納された甲冑・古文書など、数々の貴重な宝物を展示してあります。

ただ、国の重要文化財に指定されているあけずの箱と呼ばれる「松梅蒔絵櫛笥」は、写真だけの展示でした。浦島太郎に出てくる玉手箱です。

また別のコーナーでは、年代物のお面がずらり、ちょっと怖いですね。念が込められていそう。

沢山あります、推測するとお神楽などで使うものでしょうか。

こちらも年代物の着物、用途は分かりません。しかし、当時のものが現存しているのは素晴らしい。

こちらは島津家から奉納された刀や甲冑ですね。島津家の家紋入りの旗は、実際に使われていたものでしょう。

やはり、甲冑や刀剣類に惹かれてしまいます、これが実物の島津の甲冑か~。

この家紋をみただけで、敵兵は鬼島津が来た!とひるんだそうです。

多分、凄く重要な古文書なのでしょうが、学がないので全く分かりません。博物館などではないので、説明もほとんどないのですよね。

最後に頑丈な柵が設けられている御神木です。

それでは、本殿へ一礼して退出しましょう。本殿の奥に見えている開聞岳を観にいきます。

薩摩富士とも呼ばれている開聞岳は、山岳信仰の対象になっているだけあって雄大でした。