ポンコツ先生の自己満へそ曲がり国語教室と老害アウトドア

中学校の国語や趣味に関する話題を中心に書いてます。

私の丸つけ筆記具の変遷②

変遷と言いますか、今現在の主力選手の紹介になります。つまり「柔らかくてあまり肩の凝らないソフト系」のサインペンです。と、いっても「パイロット系」と「プラチナ系」の二種類しかありません。ではまず、パイロット系の丸つけペンはこれです。

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黒の軸もあります。たしか千円弱だった気がします。キャップをした段階ではかなり短く、軽いし持ち運びも便利で、ペン先も柔らかくていいのですが、ちょっとペン先がへたるのが早い気がします。取り替えたばかりの時は堅さといい太さと良い理想的なのですが、2クラスくらい丸をつけるとかなりフニャフニャになる感じです。丸つけには支障はありませんが、何か書き込むとなるとちょっと太くなってしまっているなぁ、と思います。インクはパイロットの万年筆用のものを使います。パイロット系はこれと、前回紹介した万年筆くらいです。

次にプラチナ系のサインペンですが、これが何というか「中二病的」なんですよ。「小学生並み」と言ってもいいかもしれません。どういうことかは後ほど説明しますが、まずは定番の、それこそ「採点ペン」でググるとでてくるこれ。

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特に小学校の先生に愛好者が多いように感じます。これで丸つけしている先生をみたことありませんか?パイロットと比べるとペン先が少し固めな感触ですが、減り方はこちらの方が少ないように感じます。そして、おなじプラチナ万年筆用インクを使っているこれ。

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これの万年筆はちょっと大きめな文房具屋さんなら、必ず置いてあると思いますが、このサインペン版(マーキングペン、と書いてありますが)は、通販でないとなかなか見つかりませんし、何故か「本体165円、送料700円」とか、「おいおい」というところが多いです。(ヨ〇バシドットコムだと送料無料、他にもあるかもしれませんが)上の採点ペンよりもかなり軽いですが、これのペン先はかなり柔らかめで、先が丸くなる早さは、採点ペンよりもかなり早い感じがします。書いた感触は非常にソフトです。

で、どこが「中二病的」で「小学生並み」かというと、これをごらんください。

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採点ペンにはスケルトンの軸もありますが、「こんな軸あったっけ?」と思われる方はかなりの文房具フェチマニアでしょうな。これは実は、採点ペンの前半分を、プラチナの安い万年筆の軸につけたのです。実はプラチナの筆記具のねじ込み式のものは、全てでは無いと思いますがサイズが同じで、非常に互換性が高いんです。だから、こんなこともできちゃいます。

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しかもキャップもちゃんとしまります。まあ、「できちゃいます」と言ったところで、それをやろうとする人も少ないでしょうし、「だからどうした?」というのが正しい大人の意見でしょう。(授業中にこういうふうに、軸とかキャップとか取り替えて遊んでる小学生や中学生、結構いますよねぇ?大人はともかく。)←お前は何なんだお前は!

現在、だいたいこの3種類を、気分で取っ替え引っ替えヘビーローテーションで丸つけにいそしんでおります。北海道では3年生の受験前学力テストのシーズンまっただ中です。採点でご苦労なさっている御同輩、がんばっていきまっしょい

ということで、2回に渡って何の役にもたたない駄文を書いてまいりました。次回はまた教科書の題材を、自己満へそ曲がり流に読解していこうと思いますので、お時間がありましたら読んでやってください。・・・ん~、それにしても・・・なぁ。

「実務には 役に立たざる うた人と 我を見る人に 金借りにけり(石川啄木)」