50歳からの転職で、戸惑ったこと、困ったこと、違和感を感じること。 転職:第23回

転職
おじさん
おじさん

マネージャさん。新しい仕事決まりました。

マネージャ
マネージャ

良かったですね。仕事の内容は変わるのでしょうか?

おじさん
おじさん

はい。仕事の内容は大きく変わらず、今まで培ってきた経験を活かして、要素技術開発ができそうです。

マネージャさんは、50歳を過ぎて転職した時に、困ったことあなかったですか?仕事の内容は変わらないのですが、新しい転職先は今勤務している会社とは業界が大きくことなるので・・・。

マネージャ
マネージャ

そうですね。

この記事では、私が50歳を過ぎて転職した時に、
 戸惑ったこと、
 困ったこと、
 違和感に感じた
ことなどについてお話したいと思います。

年下の方が職位が上!数年後は逆転!?

私の上司や、私よりも年配の方が数年後に定年になるため、私は上司の次に部門の担う責任者候補として採用されました。



しかし、転職した会社は、入社初年度は、管理職の1番下の職位になるのがルールで規定されてました。当然このルールは、処遇面談できちんと説明を受け、その内容を理解して入社しました。当然、職位は下がるのですが、
 ①前職よりも職位は下がるが給料が上がること、
 ②1年後には前職以上の職位が期待できること(転職の理由)、
を理由に入社することを決めました。

転職先にしてみたら、最初の1年間は、本当に部門を担う責任者として適当か、判断される期間なのだなと、理解しました。そのため、試用期間(3か月)は過ぎてますが、本当の意味での試用期間中と思ってます(少なくとも1年以上は気が抜けませんね)。



しかし、このルールには転職後、不都合を感じることがありました。

当然、私よりも若くて職位が高い方がいるのです。でも、数年後には、部門責任者になるため(それを期待されて転職しているため)、当然、その方の上司になるために入社しているのです。なので、今は職位は上だけど、数年後は部下になるって感じです。

後々、部下になることが分かっている職位が上の方と、今どのように付き合っていくのがいいのか、お互い試行錯誤しております。

コロナ禍で食事もなかなか行けないので、難しいですね。



情報システムがゼロリセット!

私が、前職(転職前の会社)に新入社員として入社して以降、いろいろ紙で処理してきたものが、電子化されて行きました。勤怠管理、出張旅費精算、部材の購入システム等・・・。数えると多々ありますね。

新たに新システムが導入されたときは、愚痴を言いながらでも使い続け、そのうちに慣れていきました。前職で長年に亘って使用してきた情報システムですが、転職することによってすべてリセットになります。転職したことで、すべての情報システムをゼロベースで理解していかなければなりません。

これは、やることは理解できているが(例えば、勤怠管理や旅費精算等)、情報システムが異なるため、なかなか仕事が進みません。イライラしながら情報システムに慣れていく必要がありますね。



文化が違う

前職は、産業用機器の製造メーカであったため、コマース向けの機器商品(1年以下のもの)に比べて長かったです。それでも、2~5年ぐらいの製品周期で、要素技術開発に1年、製品化開発に1~2年程度で上市していく必要がありました。

一方、転職先の会社は、10年以上の製品周期のものになります。そのため、なんとなく時間の感覚長いです。ゆっくり流れいる感じがします。また、社員の方も少しゆったりして、おおらかな人が多いように感じます(社風ですね)。



仕事の取り組みは、前職は失敗しても、早くものを上市していく必要があるので、失敗することを前提に開発費などを計上していました。

一方、転職先の場合には、ゆっくりと時間が流れているところはありますが、失敗は許されない、慎重に一つずつ積み重ねていくような仕事の進め方です。

このように時間感覚や、開発費費用の考え方の違いなどで大きな戸惑いがありますね。

マネージャ
マネージャ

いろいろ違いはあるのですが、今はこの前職との違いを楽しいんでいます。転職しなければ味わえないものですね。

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