吹く風ネット

いろんなことに悩む暇があったら、さっさとネタにしてしまおう!

ゴールデンウィーク

2024年04月27日 | 日記

【ゴールデンウィークの過ごし方】
 今日からゴールデンウィークだ。
 期間中のぼくの休みはというと、祝祭日に関係なく、いつもと同様に火曜と金曜である。火曜日である30日と金曜日である翌月3日がその日に当たる。
 3日は久しぶりに公休が祝日と重なることになるのだが、別に嬉しいわけではない。祝日に休んでも何もいいことはないからだ。どこに行っても車は渋滞するし、近くのデパートやモールに行っても人ばかりなのだ。
 かといって、そんな日に家でゴロゴロしているのももったいない気がする。結局休みが終わって思うのは、「こんなはずじゃなかった」である。ということで、今年は歩いて近くの本屋にでも行こうと思っている。


【井口の満塁ホームラン】
 ゴールデンウィークといえば、いつも97年5月3日を思い出す。この日、ぼくは嫁さんや甥姪を連れて、福岡ドームにダイエーvs近鉄の試合を見に行った。

 試合開始は午後1時だった。少し遅れて福岡入りしたぼくたちは、福岡ドーム周辺で大渋滞に巻き込まれてしまった。当初ドーム内の駐車場に駐めようとして、都市高速を降りてすぐにそちらに回ったのだが、そこが満車だった。しかたなく幹線に入ったぼくたちを待ち受けていたのが、大渋滞だったわけだ。

 車はなかなか進まない。そこでノロノロ走っている途中に試合は始まってしまった。ドーム周辺の駐車場を探したが、どこも満車。
 しかたなく、甥や姪に「せっかく来たけど、この状態やけ、今日は諦めるか?」と聞いた。当時まだ野球に興味がなかった彼らは「いいよ」と言った。
 しかし、嫁さんがそれを遮った。
「せっかく来たんだから。途中からでも、見て帰ろうよ」
 かといって車を駐めるところがない。どうしようかと迷ったあげく、ちょっと離れた場所にあったスーパーに駐めることにした。わざとらしく、そこでパンを買って、ぼくたちはドームに急いだ。

 ドームに着いた時、試合はすでに2回に入っていた。その日のドームは満員だった。そのため、遅れて入ったぼくたちに席はなかった。
「こんなことなら指定席買っとけばよかった」と思ったが、後の祭りだった。結局ぼくたちに与えられた席は、内野席の最上階、つまり立ち見席だった。それが渋滞でさんざん疲れた、ぼくをさらに疲れさせたのだった。

 しかし、試合に来た甲斐はあった。その日はその年のゴールデンルーキー井口(現野球解説者)のデビュー戦だったのだが、その井口が華々しいデビューを飾ってくれた。何と、プロ初試合満塁ホームランという、日本人初の快挙をやってのけたのだ。
 その当時小学生だった甥や姪も、今は立派な中年になっているが、彼らの自慢は、「小学生の時に、井口がデビュー戦で満塁ホームランを打ったのを、生で見た」ことだと言っている。
 そういう話を聞くと、やはりあの時連れて行ってやってよかったと思う。


ナスカの地上絵

2024年04月26日 | 日記

 熱気球、これはフランスのモンゴルフィエ兄弟が発明し、1783年に有人飛行を成功させている。世界史上初のことらしい。
 しかし、これはあくまでも西洋人が言う世界初だ。

 人類の歴史は200万年前から始まったらしいが、モンゴルフィエ兄弟が熱気球を発明するまでの199万9700年の間、人は空を飛ばずにボーッと生きていたのだろうか?
 文献に何も記されてない西洋や東洋の人はボーッとしていたのかもしれない。だが、文献の残っていない北米や南米あたりの人はどうだったのだろうか?マヤやインカの高度な文明を生んだ人々だ。熱気球の発明や、それを利用して有人飛行するくらい、屁でもなかったのかもしれない。


西暦0年頃、ナスカバルーンフェスタ大会本部にて
「今年も集まりが悪いなあ。年々集まりが悪くなってるじゃないか」
「この間、アンケートをとったんですけど、参加者の中に『いつも空に上がるだけだからつまらない』という声があるんですよ」
「空に上がるだけって、高度規制を緩めて、より高く上がれるようにしたじゃないか。それで満足出来ないのか?」
「高く上がるだけじゃ駄目らしいんですよ。」
「何が物足りないんだ?」
「下界の風景ですよ。あそこ、砂地なので殺風景じゃないですか」
「なるほど殺風景か。じゃあ、あの砂地に絵でも描いたらどうだ。高い所からでもわかるように、どでかいヤツをな」
「承知しました」

2000年後
「これらの絵は宇宙人が描いたものである」
「宇宙船基地の目印にしていた」


前世の妹

2024年04月25日 | 日記

その女性と初めて会った時から
何か以前から知っていたような気がしていた。
彼女はぼくに妙なことを言ってきたが
ぼくはなぜかそれを理解していた。
彼女は色々とぼくを頼ってきていたし、
ぼくは色々と彼女に世話を焼いていた。
飲みに行くのもいっしょだったし
何度かドライブにも行った。

かといって、お互いに
恋愛の対象としては見ていなかった。
周りから見てもそれが自然だったようで、
別に噂になるようなことはなかったし
恋人関係にあった今の嫁さんも自然に受けとめていた。
彼女が結婚した後も、ぼくが結婚してからも
彼女は以前と同じようにぼくに頼ってきているし
ぼくも相変わらず彼女に世話を焼いている。

近頃、何となくだが思うようになった。
彼女とは前世に兄妹だったのかもしれない、と。
お互いの接し方は間違いなく兄妹のそれだし
ぼくの嫁さんも彼女の娘もそう思っているし
きっと間違いないだろう。そういえば、
ぼくにはもう一人そういう関係の女性がいる。
とはいえ彼女は三十歳も年下だから
兄妹ではなく親子だったのかもしれない。


0120

2024年04月24日 | ぶるうす

ハゲや白髪に0120
デブやメタボに0120
シワや肌荒れ0120
肩こり腰痛0120
膝の痛みに0120
関節炎にも0120
頻尿尿漏れ0120
歯磨き歯ブラシ0120
安眠枕も0120
万能薬です0120

テレビ買うのも0120
高枝切りバサミも0120
便利なハンガー0120
雑巾買うのも0120
レギンスだって0120
しょせん股引0120
お金儲けに0120
勧誘電話に0120
迷惑電話も0120
持ってけドロボー0120


寝不足の害

2024年04月23日 | 日記

 何か気の利いたことを書いてやろうと、眠い目をこすって無理に起きているから、生活のリズムが狂うのだと思う。別にこれで商売しているわけでもないのだし、「書けないときは、書かなくてもいいや」くらいの軽い気持ちでやらないとダメだ。流されたら、とことん起きてしまう。

 先日は寝たのが5時だった。今日は早くから起きている。寝不足になると、目の奥が痛くなったり、小便の出が悪くなったりする。
 おまけに霊が襲ってきやがる。そういうこの世のものでない奴らと長い時間闘わなければならないから、さらに寝る時間がなくなってしまう。
 霊が何を何を求めているのかは知っている。ぼくを追い出して、この体を乗っとろうとしているのだ。

 乗っ取られてしまうとどうなるのかというと、その霊の思うがままの行動を取るようになる。もしそれが悪霊だったら、頂き女子のような、わけのわからない罪を犯してしまうだろう。
 ということで、人は寿命がくるまで、この体を決して他の霊に明け渡してはならない。精神が安定してない時、必ず奴らはやってくるから、気をつけないと。病気に冒された時、酒などにおぼれた時、寝不足の時などは要注意だ。


寄せ書きが苦手だ

2024年04月22日 | 日記

 二十代の頃、よくぼくは人の結婚式に呼ばれていた。披露宴もたけなわになってくると、必ずぼくの元に回ってくるものがあった。それは寄せ書きである。
 ぼくのところに回ってくる頃には、かなり多くの人が書き込んでいる。ひとつひとつ読んでみると、よくまあ、こんな気の利いたことが書けるものだ、と感心したものだ。

 そこで、ぼくも何か気の利いたことをと思うのだが、それが出来ない。かなり酔いも回っている、ということは言い訳にならない。書ける人には書けるのだ。現にそこに書いている内容は、どれも素晴らしいものばかりだ。二人の門出を祝っているものもあれば、心強い人生訓などもある。
 よしぼくも一つ、と気ばかりが焦ってくる。いろいろ考えていると、周りから「おい、まだか?」と声がかかる。
「ちょっと待って。今考え中」
 しかし答えは出てこない。

「しかたない、もうこれにしておこう」と書いたのが、『次はおれの番だ!』だった。
「お前はいつも書くことが同じやのう」と、いつもそれを読んだ人から言われていた。


ためいき(再録)

2024年04月21日 | 言葉をつま弾く

ためいき

さりげないためいきやめて
今日から真面目にやっていくんだ
昨日吐いたあの言葉に
嘘や偽りはないんだから

そしていつか見返してやるんだ
あいつも、あいつも、みんなまとめて
あの日のぼくは正しかったんだと
それがぼくの人生だったと

 もう振り返らない 風は追い風だ
 尽きることはない
 もしもつまずくことがあったとしても
 明日のための布石なんだ

疲れたふりなんかやめて
今日から素直に生きていくんだ
ほら明日が笑っているよ
その日の自分が手招きしている

 もう振り返らない 風は追い風だ
 尽きることはない
 もしもつまずくことがあったとしても
 明日のための布石なんだ

さりげないためいきやめて
今日から真面目にやっていくんだ
昨日吐いたあの言葉に
嘘や偽りはないんだから

 

1,
 48歳の時、ぼくの所属していた部署が閉鎖になった。ぼくは専門職で雇われていたため、つぶしが効かないと判断され、リストラの対象となり、そのまま会社を退職することになった。
 それからおよそ一年間、表向きには失業保険をもらいながら、ハローワーク通いをやっていたのだが、その裏では充分に時間が取れるので、『こんなチャンスはない』と思って、エッセイを書いたり、詩を作ったり、歌を作ったりしていたのだった。仕事のない不安や焦りなど一切なく、前向きに生きていたのだった。

2,
 会社を辞める前に、会社側はぼくを自主退職させようとして、色々な工作を仕掛けてきました。この歌は、その時の憤りを詩にして曲を付けたものです。
 この歌を書いてから後は、「所詮その程度の会社だったんだ。辞めて正解だった」と思うようになり、不思議と気持ちも安定し、前述の通り前向きになることが出来たのでした。

3,
 詩の中の「布石」ですが、何も言葉が思い浮かばなかったので、『あしたのジョー』のセリフに出てくる言葉を使わせてもらいました。

4,
 この曲はSoundCloudにも投稿しているのですが、予想外に再生回数が多く、ちょっとビックリしています。聴いてくれている多くの人が海外の方で、この歌詞をどう捉えているのだろうと思っています。


謎の物体

2024年04月20日 | 日記

(1)
 車を運転している時、よく大型トレーラーを見かけるのだが、そこに乗っている荷物を見て、「いったい、あれは何に使うんだろうか?」などと思ってしまうことがある。
 昨日横を走っていたトレーラーに乗っていたのは、ドラム缶を10本くらい繋げたような鉄管だった。
まさか煙突になるわけでもないだろうし、一体何に使うものなのだろうかと首をひねってしまった。

 鉄管といえば、かつてぼくの前を走っていたトレーラーに乗っていた鉄管を見て度肝を抜かれたことがある。その径が相撲の土俵大ほどあるのだ。
 それがどうもグラグラしているような気がする。時折「ドンドン」という音までする。後ろを走りながら生きた心地がしなかったのを覚えているのだが、その土俵大の鉄管は何に使うものなのだろうか。

(2)
 十数年前、かつて北九州にあったスペースワールドの横を通った時のことだ。
 近くの空き地に3メートルほどの黒い鉄骨のようなものが、いくつも置いてあった。ぼくはそれを見て、いつものように「何に使うのだろう」と思っていた。

 その数ヶ月後のことだった。スペースワールドの横を通ると、入り口の横に『U』という文字を逆さにしたような巨大な鉄骨が立っていた。
よく見ると、数ヶ月か前に見た例の鉄骨がいくつもあった。どうやら巨大鉄骨は、それをつなぎ合わせて作ったものらしい。「ああ、これに使ったのか」と、ようやく納得がいった。
 が、再びぼくは首をひねった。その『逆さU』の巨大鉄骨が何だかがわからなかったのだ。

 その疑問はほどなく解けた。それは新種のジェットコースターで、『ザターン』というものだった。


 当時、一番かなり話題になったアトラクションで、一気にスタートダッシュして垂直に急降下する乗り物だった。
 一度乗ってみたいと思っていたのだが、行列ができていると聞いて、ほとぼりが冷めた頃に、スペースワールドに行き乗ろうと思っていた。ところがなかなか行く暇がない。そうこうしているうちにスペースワールドは閉園してしまった。結局、『ザターン』に乗ることは出来なかった。


カラスの話

2024年04月19日 | 日記

 ゴミ出し日になると、いつもやってくる迷惑な動物がいる。そう、カラスである。ぼくが出勤する時、いつもゴミ収集所の周りに彼らはたむろして、「カーカー」言っている。
「汚い」「迷惑だ」「うるさい」「気味が悪い」「危ない」「凶暴だ」「意地が悪い」「不吉だ」
 彼らを評する町の声である。

 確かにその通りだ。ゴミの件を別にしても、車の前を平気で横切ったりするので、迷惑だし、危ないし、また不吉でもある。だが、ぼくは個人的に、それほどカラスを嫌ってはいない。どちらかというと、親近感を抱いている。

 それは、学生時代に隣のおじさんがカラスを飼っていたことに起因する。まあ、飼っていたというか、羽をケガしていたカラスをどこからか拾ってきて、ケガが治るまで保護していたと言ったほうが正しいだろう。
 そのカラス、拾われてきた当初は人間に警戒心を抱いていたのか、「カアカア」言ってうるさかった。しかし、しばらくすると、ヒョコヒョコとおじさんの後をついて回るようになった。おじさんが仕事に出かける時などは、いつもまでも見送っていたものだった。それを見て、それまでカラスに対して、あまりいいイメージを持っていなかったぼくも親近感を抱くようになったのだ。

 また、こういうこともあった。ぼくが自動車の教習所に行っていた頃の話だ。
 教習所は山の麓にあり、いつもカラスが下りてきていた。教習所内のコースを走っている時、ある場所に来ると、教官がいつも「ちょっとここで停まって」と言った。
 言うとおりに停まると、教官は車を降りて「おはよう」と言った。誰に言っているのかと見てみると、教官の前に2羽のカラスが舞い降りてきた。
 教官は、「ここをウロウロすると危ないよ。はい、これ食べて帰りなさい」と言って、餌を置いた。
 車に戻ってきた教官は、「あのカラス、夫婦でね。いつも私が来ると寄ってくるんよ」と言っていた。

 さて、昨日のことだった。上の電線にカラスが1羽とまっていた。その時、どこからともなく別のカラスが降りてきた。そして、そのカラスの横にとまった。
 喧嘩でもするのかと思って見ていると、降りてきたカラスは、何と「カア」と言ってお辞儀をしたのだ。すると、最初にとまっていたカラスも、「カア」と言ってお辞儀をした。その後も、5回ほど交互に「カア」と言ってお辞儀をやっていた。カラスがお辞儀、そんなことあるのだろうか?
 ちょっと不思議な光景だった。


龍の夢

2024年04月18日 | 詩風録

十九歳の頃、龍の夢を見たことがある。
庭に檜が植えてあったのだが、それが
突然龍に変わり家の中に飛込んできた。
ぼくは家の中に横たわる龍のうろこの
何枚かをはぎ取って、食べたのだった。

龍の夢を見るとすごくいいことがある
と言われているが、それから数年間は
あまりいいことがなかった。とはいえ
龍を見たから、きっといいことがある
という夢は見ることが出来たのだった。


                      

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