仁之道:鉤縄
ヒロイン・たかより鉤縄ができた!と嬉しげな報告をもらう。
と思ったら、鍛冶場の外からでかい声で呼ぶ声がする。
やってきたのは竜三。どうも先の地図で食料を探していたところ、手下が蒙古に捕まったらしい。助けにいくから手伝ってくれという。殺されていないという確信はある、なぜなら近くに行った時に捕虜が歌っているのが聞こえたから。
仲間に合流。何人かが逃げて、少数になってしまった菅笠衆。
菅笠衆が囚われているのは、崖の上にある砦。作ってもらったばかりの鉤縄があれば余裕でいける!仁が単独で潜入して、皆を後から呼ぶことに。
現場に到着、早速捕虜の歌を確認。楽しそうに歌っていて、拷問されたり、ひどい目にあっている様子はない。よくわからないけど、蒙古をいつも通り倒して菅笠衆を解放する。
あらかた片付いたあとは煙弾で竜三に合図し、外からも討ち入ってもらう。難なく蒙古を倒し、捕虜になっていた菅笠衆たちと合流する。
なぜこんなに明るいんだろう。拷問もなし、食事も出る、歌を歌うことも許す。なぜだと訝しがる竜三。私も疑問。菅笠衆、蒙古に取り込まれてしまっているのでは?でも迷うことなく蒙古を倒していたし、菅笠衆、乱暴すぎてちょっと怖い。仁よりよほど悪い噂が立ってそう。
仁之道:影の武者
菅笠衆を助け小松の鍛冶場に戻ると、本土に渡りたいと言っていたゆなはまだ残ってくれていた。心強い言葉、仁を仁として扱っていて、志村氏を取り戻したい気持ちを一番汲んでくれているのはゆなだと思う。いいバディ。
ここからは止まることなく金田城へ。
ハーンは北へ、志村氏はそのまま金田城へ残される。時を同じくして、仁たちも助っ人を得て金田城へ討ち入ろうとしていた。
仁に助太刀するために集まってくれた人たち。ただしそこに菅笠衆の姿はなかった。
菅笠衆は待たない、そのまま城に入るという仁。裏切りを心の中では確信しているのだろうか。
とはいえ、そのことばかり考えてもいられない。どうやって侵入するのかは
ここまでの道中で身につけたやりかた。それを躊躇わず提案するくらいには、現実的なやりかたを学んだのだと言える。ただ、周囲がなんというかはまた別の話。
ゆな、政子、石川先生と手を借りながら城を目指す仁。バレないほうがいいのかなと思って闇討ち続けてたけど、正面から堂々と入っても支障はなさそう。面倒になって最後は正面から斬りつけていく。
竜三
いざ城の真下へと到着した時、そこにいたのは
竜三。冥人の首と引き換えに食料をもらう契約を蒙古と交わした、という竜三。菅笠衆には自分しかいない、と続ける。
竜三を説得しようと、「俺が口利きをしてやる、対馬を取り戻した暁には召抱えてもらえる」と言う仁に竜三は苦い顔をする。仁のこの、持てるものらしい、無自覚な上からの目線に竜三は耐えかねたんだろう。
そして刃を交える二人だけど、結果は言わずもがな。
希望と、諦め。そして諦めのなかの妥協として、蒙古につくことを選んだ竜三。決して竜三を責められないと思う。
城の頂上へ
そして最上階で志村氏と再会する仁。志村氏のほっとした表情が良い。
そしてほっとした表情も一瞬で決意の顔に変わり、ハーンを倒すという決意をあらたにする。
石川先生たちとも無事合流し、北を目指すことになったのでした。