こんにちは、きつね（@gijutsujin）です。
今回はトリニティさんのiPhone 15用のケース [NUNO] MagSafe対応 バックケース をレビューします。
2023年12月にようやく手に入れた iPhone 15。トリニティ様より保護ガラスやカメラ用の保護ガラス、ケースのサンプルをご提供していただいた中で、今回はケースのレビューをします。
ケースについては写真にもあるように、3種類のケースをご提供していただいた。
今回のケースは人口皮革素材「クラリーノ」を使用した落ち着いた印象のケース。そこにMagSafe機能を付加する事でより使い勝手の良いケースになっている。また、最近流行りのデザインでもあるカメラレンズ周りもフルガードするタイプとなっており、耐衝撃ケースではなくとも程よく大切なiPhoneを保護してくれるケースだ。
耐衝撃ケースが大好きな筆者が普段使わない革タイプのケースを使った場合に同の様に感じるのかも楽しみな所である。
1か月間しっかりと使ってみたので、この記事を読んでいただき購入の参考にして頂きたいです。
それでは、始めます！
- クラリーノで手触り抜群！
- カメラレンズ周りもしっかりガード！
- MagSafe対応で使い勝手が飛躍的にアップ！
- 価格が少々高め
製品特長
人口皮革を採用したさわり心地抜群のバックケース
きつねNUNO の特長はこちら
- 日本メーカー「株式会社クラレ」の耐久性の高いクラリーノ素材を使用
- 傷が付きにくく雨や汚れに強い
- カメラレンズ周りもフルガード
- ケースに入れたままカメラ撮影が可能
- ケースに入れたまま各種ボタンの操作が可能
- ボタン周りの凹凸もしっかり保護
- MagSafe対応
日本メーカー、株式会社クラレ開発の＜クラリーノ®＞使用
その構造は天然皮革に近く、皮革と比較すると軽く、傷が付きにくい特徴を持ちます。また、雨や汚れにも非常に強く、型崩れがしにくい素材です。さらにクリームを塗ってメンテナンスをする必要がないため、お手入れも簡単です。
お手入れ方法：
水濡れの場合は、乾いた布で軽く拭き取ってください。
汚れの場合は、中性洗剤で汚れを拭き取ってから、硬くしぼった布で水拭きしてください。※＜クラリーノ®＞は、株式会社クラレの登録商標です。
https://trinity.jp/product/tr-ip23m2-nnsl-tfbk/
MagSafe対応
MagSafeに対応し、純正MagSafe充電器や、iPhoneレザーウォレット、その他専用アクセサリーに対応します
https://trinity.jp/product/tr-ip23m2-nnsl-tfbk/
カメラレンズ周りもフルガード
iPhoneの背面・側面・カメラユニットをこのケース1つで守れる。カメラレンズ周りギリギリまで保護する精密設計で、埃の混入だけでなく年々大きくなるカメラも衝撃から守ります。
https://trinity.jp/product/tr-ip23m2-nnsl-tfbk/
仕様
きつねNUNOの仕様はこちら
| カラー/タイプ | フラットブラック、フラットネイビー |
|---|---|
| 製品サイズ | 76.0 × 152.0 × 11.6mm（W × H × D） |
| 製品重量 | 35g |
| パッケージサイズ | 97 × 200 × 30mm（W × H × D） |
| パッケージ重量 | 93g |
| 対応機種 | iPhone 15 |
| SKU/JAN | フラットブラック TR-IP23M2-NNSL-TFBK / 4582269551265 フラットネイビー TR-IP23M2-NNSL-TFNV / 4582269551272 |
| 価格 | ￥3,980（税込） |
パッケージ
パッケージ表側
NUNOのパッケージはこのような感じで特長をシンプルに書かれスッキリしている。このケースのターゲット層が大人向けであるのが分かる。
パッケージ裏側
裏面にはしっかりと商品の特長が書かれている。バックケースというワードもあまり聞きなれないが、手帳タイプではなく背面を覆うタイプの事を言っていると思うが実際の商品も背面全部を覆う感じになるので、傷防止には多いに役に立っている。
外観
背面
NUNOの特長は人口皮革のクラリーノを使用していること。クラリーノの手触りも非常に良くべたつきが全くなくサラッとしているのが気持ちいい。
また、このケースにはSOLIDという名前もついており、これはトリニティさんのケースに置いてカメラレンズ周りもフルガードするケースに着けられている名前だろう。その為、このNUNOももれなくカメラレンズ周りもフルガードされてる。
本体詳細
ケース内側にはスウェード素材の様になっており、iPhoneを傷つける心配が全くない。また、中心部にはMagSafe用のリングが仕込まれているのが見える。
このリングはとても重要
NUNOはMagSafe対応のケース。その為、この様にMagSafe対応周辺機器を磁力で吸着させるためのリングが仕込まれている。このおかげで、無線充電パッドやスタンドなどにしっかりと着ける事ができる。これが無いと、うまく充電パッドに乗せる事が出来ずに充電がうまく行かないケースや、MagSafe対応スタンドに取り付けが出来ないので、MagSafe対応周辺機器を使いたい場合はNUNOを選べば間違いないのだ。
ボタン操作部はいたってシンプル
ボタン部の状態はこのような感じだ。iPhoneのボタンの上にはプラスチック素材のカバーがついておりケースを着けていても操作に支障が無いようにできている。また、iPhone15はボリュームボタンの隣はマナーモードの切り替えスイッチになっている。そのスイッチ部のホールも操作しやすい穴のサイズになっている。
サンドホーンはついていない
ケース下部のUSB-Cポートとスピーカーのホールはこのような感じ。ごくごく一般的な形状になっており、USB-Cポートのホールのサイズもケーブルの種類にかかわらず挿すことが出来るサイズだろう。筆者の手持ちのUSB-Cケーブルでは特に支障が無かった。
スピーカーのホールについては、筆者の好きなサウンドホーンではないのが少々残念。これは、ケースのデザイン上仕方の無いこと。やはり、サウンドホーンが欲しいとなるとGRAVシリーズなどの耐衝撃ケースを購入するしかないようだ。
装着例
背面
NUNOを筆者手持ちのiPhone 15 ブラックに装着してみた。
カメラレンズやLEDライトの穴の位置も全くずれが無くキレイに収まっている。クラリーノの風合いも良く高級感もあって良い。
前面
NUNOは耐衝撃ケースではないので、カバーの厚みはさほどない。その為、外周サイズへの影響も最小限にとどまっており、ケースを着ける事によるサイズ感が大きく感じる事もない。
また、ケースのiPhoneをホールド力もしっかりあるので、ケースからiPhoneが外れる事は無かった。とはいえ、そのサイドエフェクトとして、iPhoneをケースから外しにくいという事ももあるので一長一短と言えるだろう。
エッジ部の高さ
ケースエッジ部の高さはこのような感じ。画面に対して1ｍｍ程度の高さがある感じ。これにより、画面を下にして置いても画面がテーブルなどに直接触れる事は無い。
カメラレンズ周り
カメラレンズ周りの処理は非常に優秀。この様にきっちりと位置決めが決まって穴があけられている。その為ケースをはめる際に穴にレンズが引っかかるという事もなく、スポっとハマるのだ。
これで、レンズ周りの保護になるのだがレンズ自体はむき出しなので、レンズを保護したい場合は別途保護ガラスを購入する必要がある。
カメラレンズ周りのカバーの高さはこのような感じになっている。カメラレンズ自体はケースから飛び出してはいないので、ケースを着けた状態であればレンズが直接テーブルなどに触れる事は無さそうだ。
使用感
MagSafeは便利！
NUNOはMagSafe対応ケースという事で、別途MagSafe対応リングやMagSafe対応充電パッドの使い勝手を試してみた。
MagSafe対応リングは今後の必須アイテムになった！
まず初めに、MagSafe対応リングから感想を述べたい。筆者はこのようなリングは今まで使った事が無かった。理由はリングつけると背面を下にした場合にグラグラするから。また、リングの突起が邪魔だと思い使用した事が無かった。MagSafe対応リングを検索すると、写真の様なフラットになるリングが多数売られていた。その中で筆者はリングが回転するタイプの物選んで使ってみた。いざ、使ってみると非常に便利で手持ちの際の安定化アップの為にリングに指を入れたり、スタンド代わりに使えるのが非常に良かった。
また、このリングは背面にもマグネットが仕込まれており、写真の様に冷蔵庫や洗濯機など磁石が貼りつく場所であれば貼り付ける事ができるので、洗濯物を畳む際などは乾燥機や洗濯機に貼りつけてYouTubeを流しながらの作業をさせる事が出来た。これも、MagSafe対応リングだから出来る事であって、以前までのリングでは対応が難しかっただろう。それもこれも、ケースがMagSafe対応であるからこそ出来る事なので、MagSafe対応という事は今後のケース選びの重要な項目として考える必要がある。
充電はスタンドタイプもありかも！
筆者はiPhone 13 miniの時からMagSafe対応充電パッドを使用している。この様な充電パッドはケースがMagSafe対応ではなくても、物によっては使う事が出来る。筆者もトリニティさんのGRAVを使用している時にもマグネットの吸着が弱くiPhone自体を保持するほどではないものの、近くに寄せると貼りつくくらいの磁力はあったので、充電位置を決める時にはマグネットの吸着力がとても便利だった。
今回はケース自体がMagSafe対応という事で、充電パッドを貼り付けるとしっかりとiPhoneを保持が出来るほど磁力が強く吸着する。そうなると、充電パッドというよりは充電スタンドの方が今後はしっくりくるのではと思った。今後、何か機会があれば充電スタンドの購入も検討したいと思う。
跡が付くのは仕方ないね
これは本当に仕方ない事だと思うのだが、MagSafe対応リングなどで長時間MagSafe対応周辺機器を装着させて居ていると、その磁力によって表皮が潰れ写真の様なリング跡がどうしても残ってしまう。写真の場合は、MagSafe対応リングを1か月くらい連続で貼り付けていた状態だ。1か月でもこのようになってしまうので、復元力がどの程度あるのか検証していないので明確な事は言えないがこの様に跡が付くことはあまり気にしない方が良いのかもしれない。
もし、ケースにこの様なリング跡を着けたくない場合は、MagSafe対応リングの様な長時間装着させるグッズは避けた方が良いと思う。
グリップ感はとてもいい！
このケースに使われいるクラリーノの手触りがひじょうによく、べたつきが全くなくサラサラしていて気持ちが良い。本革ではない点も筆者はとても気に入っていて、とにかく気軽に使えるのだ。仮に汚れがついても簡単に拭き取れるし、なにせ水に強いのがこの表皮の良い所だ。
あとは、擦れに対する耐性がどの程度あるかが気になるところ。特に外周のエッジ部については画面を下に置くことが多い場合、ここから表皮の破れが発生するだろう。今のところ1か月程度では全く表皮の劣化は見て取れないので、使い方次第だが1年くらいの使用期間は十分に持つのではないだろうか。
まとめ
トリニティさんからSimplism [NUNO] MagSafe対応 バックケースをご提供していただきました。
まとめるとこんな感じ、
- クラリーノで手触り抜群！
- カメラレンズ周りもしっかりガード！
- MagSafe対応で使い勝手が飛躍的にアップ！
総評
総評コメント
デザインについては、シンプルの中にも高級感があり大人向けのデザインになっている。また、カメラレンズ周りもガードされていることから、背面はフルカバーされている状態なので画面を下にした状態の場合、クラリーノの素材感が非常に良いので見た目にとても良い。
耐衝撃性能については、NUNOは衝撃性能を求めたケースではないのでそこに期待値がある人にとっては魅力的には映らないかもしれない。とはいえ、カメラレンズ周りもカバーされているので、落下の際にカメラレンズ周りを傷つける心配はない。レンズについては別途レンズ保護ガラスを購入していただくなど対策を講じる必要がある。
機能について、人口皮革のクラリーノやMagSafe対応が筆者にとってはポイントが高かった。表皮の素材は非常に重要で特に見た目に影響を及ぼす。クラリーノの場合、防汚性や防水性がとてもよいのでケースの外皮素材としてはうってつけの素材だと思う。また、MagSafe対応についてはリングをはじめ充電パッドやスタンドなど様々なMagSafe対応周辺機器を使う事が出来るので、この2点の性能があるだけで現時点では満点評価をする事が出来る。
コスパについては、比較的に安価で優秀なケースを販売しているSimplismブランドとしては一番価格の高いケース。とはいえ、アップルのファインウーブンケースに比べれば、圧倒的に安くしかも機能的。価格を見てもターゲット層は大人向けとなっているので、レザー調で落ち着いたケースが欲しい場合はこのケースがしっくりくるだろう。
以上になります。
NUNOはiPhone15シリーズからSimplismブランドの新しいシリーズとなっています。クラリーノの質感を生かしたケース類が今後ほかの機種やデバイスでも出てくるとさらに魅力が増すのかなと感じたレビューでした。
今回のレビューで皆さんの購入の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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