おふたりさまのアーリーリタイア

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【今週の重要指標と騰落率】2023年1月30日から2月3日|ISM、FOMC、ユーロ金利、英金利、雇用統計発表

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

2月 米FOMC政策金利 4.5% 4.75% 4.75% (次回3月21~22日)

2月 ECB政策金利 2.5% 3.0% 3.0% (次回3月16日)

1月 日銀政策金利 -0.1% -0.1% -0.1% (次回3月9~10日)

2月 英中銀政策金利 3.5% 4.0% 4.0% (次回3月23日)

12月 豪中銀政策金利 2.85% 3.1% 3.1% (次回2月7日)

11月 NZ中銀政策金利 3.5% 4.25% 4.25% (次回2月22日)

01月 カナダ政策金利 4.25% 4.5% 4.5% (次回3月8日)

12月 スイス政策金利 0.5% 1.0% 1.0% (次回3月23日)

今週は、アメリカ、ユーロ、イギリスの政策金利の発表がありました。

まずアメリカですが、予想通り0.25ポイントの利上げで4.75%としました。

利上げペースが減速しています。

次回FOMCは3月21~22日です。

FedWatchでは、次回FOMC据え置きが17.3%、0.25ポイントの利上げが82.7%の予想になっています。

 

ECBは政策金利を0.5ポイント引き上げ、3%としました。

3月も0.5ポイントの引き上げを示唆しています。

 

英中銀も政策金利を0.5ポイント引き上げ、4%としました。

 

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全体的にサプライズなしの予想通り。

アメリカと英中銀はややハト派的かな?

今週の重要指標とイベント

米国雇用統計

米国雇用統計

※数値は、前回、予想、結果の順

1月 失業率 3.5% 3.6% 3.4%

1月 非農業部門雇用者数[前月比] 22.3万人 19.0万人 51.7万人

1月 平均時給[前年比] 4.6% 4.4% 4.4%

1月 平均時給[前月比] 0.3% 0.3% 0.3%

  • 失業率は53年ぶりの低水準
  • 非農業部門雇用者数は前回・市場予想を大幅に上回る
  • 平均時給は伸びが鈍化

非常に堅調な結果でした。

毎日のように米国の各企業のリストラのニュースが流れていますが、1月の失業率は低水準でした。

景気後退とは程遠い状態です。

利上げ継続の圧力が高まる結果です。

失業率

失業率は、労働人口に占める失業者の割合を示す。

毎月第1金曜日に発表される雇用統計の指標の一つ。

★予想より高い→米ドルの売り材料、予想より低い→米ドルの買い材料

非農業部門雇用者数

非農業部門雇用者数は、農業を除く分野で働く雇用者数。

毎月第1金曜日に発表される雇用統計の指標の一つ。

★予想より高い→米ドルの買い材料、予想より低い→米ドルの売り材料

ISM製造業景気指数

ISM製造業景気指数

※製造業が50を割ったときの背景色をグレーにしています。

※数値は、前回、予想、結果の順

1月 ISM製造業景気指数 48.4 48.1 47.4

1月 ISM非製造業景気指数 49.6 50.4 55.2

  • ISM製造業景気指数は前回・予想を下回る47.4
    分岐点の50を3ヵ月連続で下回る
  • ISM非製造業景気指数は前回・予想を上回る55.2
    2022年初め以来の高水準

ISM製造業景気指数は低下しましたが、ISM非製造業景気指数は大幅に回復しました。

今週の指標は全体的に景気後退懸念が薄まる結果になりましたね。

ISM(非)製造業景気指数

ISM(非)製造業景気指数とは、ISM(Institute for Supply Management)が公表しているアメリカの景況感を示す指標。
数値が50%を上回れば景気拡大50%を下回れば景気後退と判断される。
製造業は翌月第1営業日、非製造業は第3営業日に発表される。

来週の重要指標

来週の重要指標は以下の通りです。

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【NI225】日経225: 0.46%
TOPIXTOPIX指数: -0.63%
MOSマザーズ指数: 1.66%

日経平均は3週連続陽線。TOPIXは反落。

マザーズは堅調。4週連続陽線でした。

アメリカの株価指数

S&P500

【DJI】ダウ指数: -0.15%
【SPX】S&P500指数: 1.62%
【NDX】ナスダック100指数: 3.34%

3指数とも陽線。

S&P500は前回高値を上抜けしましたが、フィボナッチ0.236で反発(↑チャート)。

ナスダックも5週連続陽線と堅調ですが、フィボナッチ0.382で反発。

ダブルボトムで上昇ということになるか?

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : 1.76%
DAX】ドイツDAX指数: 2.15%
【PX1】フランスCAC40指数: 1.93%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: 1.30% 

全指数大陽線。欧州株好調過ぎて怖いです。

欧州の生活は大変そうですが、株価は必ずしも一致していないようです。

欧州経済ってそんなに楽観的なのだろうか・・・?

新興国株価指数

台湾加権指数

【HSI】香港ハンセン指数: -4.53%
【SENSEX】インドSENSEX: 2.55%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: -2.80%

香港ハンセン指数はここにきて反落。4%以上の下落率です。

再び100EMAの下に戻りました。

インドはアダニ・グループの不正疑惑のいざこざもあってか先週は下落していましたが、今週は陽線です。

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台湾の指数が逆三尊で上昇してます(↑チャート)

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は18.32。4週連続20を割ってます。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数123.08

SKEW指数は140を超えたら注意です。

CNNの「Fear & Greed index」は先週の69から76になりました。

ついにEXTREME GREEDです。さすがに行き過ぎじゃないかな?(笑)

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

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株式市場は「極度の強欲」です(笑)

米国債券利回り

米国債券利回り

現在のイールドカーブは下記の通り。

3カ月物利回り>2年債利回り>5年債利回り30年債利回り10年債利回り

先週から5年と30年が入れ替わりました。

2年債も結構上向いてきましたね。

短期債のほうが利回りの大きい逆イールドです。

米国債

※括弧内は前回高値からの騰落率
【EDV】バンガード超長期米国債ETF: 0.48%(最低は-56.50%)
【BND】バンガード米国トータル: -0.01%(最低は-18.54%)
【TLT】iシェアーズ 米国国債 20年超えETF: 0.25%(最低は-45.88%)

いずれも4週連続陽線です。

しかし上髭が長い短い陽線です。

米国債利回り上がってきたし、これは下落して買い場来てくれるかな?

コモディティ(商品)

WTI原油は100EMAと200EMAの間で推移。ヨコヨコです。今週は下落。

一方天然ガス先物は8週連続陰線。下落が止まりません。

ゴールドは上昇継続で勢いが止まらずでしたが、今週は大陰線。

景気の先行指標のは上昇継続ですが、今週は陰線。

プラチナは4週連続陰線。

CRB指数(国際商品先物指数)はいちおう陰線。

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コモディティ不調の一週間

仮想通貨

ビットコイン/ドルはFTXの問題で下落。

去年の11月からヨコヨコでしたが、ここ3週間ちょっともどしていましたが今週は短い陰線。息切れ中。

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なんだかリスクオンになってますね

まとめ|久しぶりにドルインデックスが上昇

ドルインデックス

今週は金利は概ね予想通りで、全体的にハト派

そしてアメリカ経済が堅調、景気後退懸念減速?

ということで若干ドル高なのでしょうか?

 

完全に自分の都合でドル高、円安、ユーロ安、米国債券安を望んでいます。

株価は・・・まぁどっちでもいいや(笑)

しかし今年の円安はもう無理かなぁと思っています。

まぁスワップポイント貰って耐えるしかないです。