50代の衝動買い~SEIKOスピリット

ライフ

今回の衝動買いは、「SEIKO」腕時計です。

購入したのは日本が誇る時計ブランド「SEIKO」の腕時計です。


私は若い頃より、「SEIKO」いや、有名ブランドの腕時計は一生身に着けることはないだろう。

という諦めがありました。

時計は正確であれば、それだけでよし!

と電波時計であることだけが、時計の存在意義だと信じてきました。

(もちろん、機械式もクウォーツ式も、ちゃんとした製品であれば、そうそう狂うものではありませんが。)


というのは表向きの理由で、実は高くて買えないというのが本音、というか実状ですね。

百貨店の時計売り場に行っても、「SEIKO」地帯には近寄らない。

なぜなら、高くて買えないから…。

買えないものを見て欲しくなってしまっても、切ないだけ。

買えないから見ない。
そうやって、目を背けていたのです。

この気持ち、わかる方多いはず。

いつか宝くじが当たったらね、と夢だけは持っていましたが…。


残念ながら宝くじは未だ当たりませんが、今回はSEIKOロゴの入った腕時計を見つけたのです。

商品名:SEIKO スピリッツ SBTM225 ソーラー電波時計 (中古)

購入場所:Yahoo ショッピング

購入動機:ブランド腕時計を身に着けることで、大人のステイタスを得たい!

購入金額:12,001円(税込み)

中古です。

いいんです。新品で買ったって1か月も使えば中古になります。

ちなみに、新品を定価で購入すると44,000円。ネットで探すと30,000円くらいが相場でした。

衝動買いとは言っても、「欲しい」と感じてから購入まで3日ほどかかりました。

最初の衝動は”SEIKO”とロゴの入った腕時計が欲しい

が始まりです。

”SEIKO”とロゴの入ったもの、と言っても様々なブランドがあります。

  • アストロン
  • プロスペック
  • プレザージュ
  • セイコー5スポーツ
  • ルキア(レディス)
  • ブライツ(メンズ)
  • セイコー ドルチェ&エクセリーヌ
  • セイコー セレクション(旧セイコースピリット、セイコープリミエ)

”SEIKO”のロゴではない、上位高級ブランド「グランドセイコー」や、「アイワード」「アルバ」「ソーマ」といったブランドもあります。

と言ったように、機能もデザインも値段も様々。

今回は、特に”SEIKO”ロゴにこだわり、

次にこだわったのが「電波式」

これは絶対に譲れません。時計は正確であることが大事。必要最低限にして最大限の機能です。

その次は「デザイン」

50代、大人のスーツ姿に似合うシンプルかつ上質な質感を感じさせるもの。

とはいえ、機能よりもデザインよりも優先されるもの、それは「値段」でした。

無い袖は振れませんから…。

今回探して感じたのですが、”SEIKO”のロゴだけで探したら、結構安く出回っているんですね。

特に「逆輸入」というのが安く、新品でも10,000円以下がざら。

私の好きなクロノグラフタイプもたくさん出回っていました。

今まで使っていたのがCASIOの”WAVE CEPTOR”クロノグラフです。

クロノグラフにするか、シンプルな3針にするか。

クロノグラフは既に持っているから今回はやめよう。

いや、”SEIKO”のクロノグラフは持っていないじゃないか。

いやいや、ダンディな50代になるにはやはり、シンプルな3針ではないか…。

云々。

3日ほど、頭の中は腕時計の事で一杯になりました。

決め手はケースの薄さ

最後の決め手はケースの薄さでした。

クロノグラフのケースの厚さはだいたい11.5ミリほど。

使用しているCASIOのクロノグラフは13.4ミリもあり、ワイシャツの袖に収まりきらずに、

「どうだ!」と言わんばかりに自己主張してきます。

今回選んだ3針タイプは9.5ミリほどです。

たかが数ミリ程度ですが、これが大事。

ワイシャツの袖口から半分くらい顔を出す” のが大人の腕時計。

決して時計に自己主張させることなく、さりげなく上品であること。

これこそ、大人の品格ではなかろうか!

ということで、

「ポチ!」

いつものことながら、ネットショッピングは簡単で良いですね。

中1日後はに到着です。

サイトでは「細かな傷があります」と丁寧に写真まで掲載されていましたが、現物を見ても

ほとんどわかりません。

早速メーカーサイトで時間の合わせ方を見ながら、自動時間合わせ。

これはボタンを押すだけです。

部屋の中ではうまく受信できなかったので、ベランダに出て試すと4,5分で時間を合わせをしてくれ、日付カレンダーまで自動で合わせてくれました。これにはちょっと驚き。

時間合わせに必要なボタンはケースに埋め込まれているので、飛び出しているのはねじロック式りゅうずひとつだけです。これもまたシンプルで、いい。

腕に装着すると、腕回りの長さ20cmでピッタリでした。

ワイシャツの袖口にもすっぽり収まり、ケース盤面が半分ほど顔をだす。

大人の品格です。

50代になってブランド志向に成長したのだろうか…

SEIKOブランドの創業は1881年(明治14年)。

2021年で創業140周年を迎えます。

各業界のトップ企業の多くが、この明治期に創業しています。

50代の私は、時計に限らず何かなら何まで、「ブランドもの」にはほとんど興味を持つことなく、消費活動をしてまいりました。

機能が大事だが安さが一番。

”ブランド品に似ているものなら安い方を選ぶ”をずっと貫いてきました。

それがなぜか、50代になって「欲しい!」と思うものは、名のある「ブランド」製品になっているような気がしています。

”大人の品格”を意識するようになったからなのでしょうか。

歴史ある愛され続けているブランドは、いつの時代にも変わらない”品格”を持っているのかもしれません。

何かのデータでは50代になると、消費行動はブランド志向が強くなると分析していましたが、私もそう言った意味では極めて平均的な消費行動をとれるまでに、ようやく成長したのかもしれない。

なんて事を考える、平均年収以下のサラリーマンです。

まあ、新品にはなかなか手はでないですけどね。

中古でも良品を見つけることができるようになったのは、ありがたいことです。

コメント

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