アパレル商品ができるまで①~型紙作成~

毎月必ず、新ブランドを立ち上げたい、というお客様からのご依頼を頂きます。

縫製の経験がある方もいらっしゃれば、初めてという方も。

特に縫製が初めての方は、縫製工場への依頼の時点で苦戦されているようです。

弊社は縫製未経験のお客様にもできるだけ寄り添ってご要望をヒアリングしていますが、その際には言葉だけでなく、視覚的なコミュニケーションや知識の共有も必要になってきます。

そういった打ち合わせの流れを、このブログで紹介していきます。

これから新ブランドを立ち上げたい方のご参考になれば幸いです。

さて、本題です

 

アパレル商品ができるまで①~型紙作成~

縫製のご依頼があったときにまず必要なのが型紙です。

型紙は専門サイトのほかminneやCreemaなどのハンドメイドサイト、Amazonなどでも販売しています。

素材や柄に重点を置いたTシャツやスウェットであれば市販の型紙で十分ですね。

腕周りをゆったりさせたい、体の線を出したいなど、ブランドコンセプトが裁断や縫製に影響するものであれば市販では対応できないので型紙からデザインが必要です。パタンナーさんにご依頼頂くか、弊社でも型紙作成を行っております。

型紙を作るにはパタンナーさんの技術が必要になります。パタンナーさんに寸法や付属品の位置などを伝える仕様書を用意します。

仕様書の様式は「アパレル 仕様書」で検索するとでてきます。

仕様書作成のご依頼をお受けする際は、イメージ画像やデザイン画のご用意をお願いしています。

型紙作成は、「こういった経験があるからこうしたい」「既製品にないこういうことをしたい」というお客様の思いを反映していく大事な過程になります。


 

次回はサンプル作成です!

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