【喫茶去 一芯二葉】ネパールオータムナル ジュンチャバリ茶園(ヒマラヤン・ブーケ)レビュー

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喫茶去 一芯二葉2022年いろいろお茶の福袋から開封しました。

そういえばジュンチャバリ茶園のオータムナルは初めてかも。

ダージリンもそうですが、自分で選ぶとついつい2ndフラッシュを手に取ってしまって……。

福袋はこういった普段自分から手を出さないお茶に出会える愉しみがありますよね。

喫茶去 一芯二葉さんについては、福袋の記事を参照ください。

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ジュンチャバリ茶園とは

ネパールでは、昔から紅茶や緑茶を多く生産しています。

近年、日本でもネパールティーが知られるようになり、その知名度がどんどん上がってきています。

中でも、最も有名な茶園の1つがジュンチャバリ茶園

インド・ダージリン地方に隣接した、標高1900mほどの丘にある茶園です。

ジュンチャバリ茶園では、自然豊かな茶園で出来るだけ人の手を使い、手間暇かけて丁寧に作られた茶葉を生産しています。

また、お隣インドの製茶技術だけでなく台湾や日本の技術や品種も取り入れたりと革新的なお茶づくりをされています。

オーガニック農法にも積極的に取り組んでいる茶園です。

ネパールはとても質の高い紅茶を産出しているのですが、ダージリンなどと比べるとまだまだ知名度が低いです。

そのため、質の良い茶葉を比較的安価に購入できるのでおすすめ。

最近は、ネパールティーを取り扱う店が増えているのでだいぶ購入しやすくなっています。

そんなネパールティーの特色は、なんといっても華やかな香り。

発酵も浅めでダージリンに似ていますが、ダージリンよりもややマイルドな香りや味わい。

渋味も控え目なものが多いので、ダージリンは少し渋くてきついという人も飲みやすい紅茶です。

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ネパールオータムナル:ジュンチャバリ茶園(ヒマラヤン・ブーケ)の感想

オータムナルは、秋摘みの紅茶を指します。

日本にオータムナルが入荷するのは大体12月くらいからなので、これは多分今年ではなく2020年秋の茶葉かな。

白い産毛に包まれたグレー、少し明るめの茶、濃い焦げ茶の茶葉が混在しています。

開封するとカカオかチョコレートのような甘い焙煎香にちょっと驚きました。

パッケージの説明によると、ヒマラヤン・ブーケ(HBO)は名前の通り花束のように芳しい香気が特色で、このロットは例年より焙煎香が控え目な作りということでした。

湯量150ml・茶葉3g・蒸らし時間5分でいれてみました。

ダージリンと同様に考えるとオータムナルにしてはやや水色が薄め。

乾燥した茶葉は焙煎香のほうが強かったですが、実際にいれると確かにフラワリーな香りが立ちます。

ネパールオータムナル(ヒマラヤン・ブーケ):ジュンチャバリ茶園

水色:明るいオレンジ。

香り:香ばしく軽い焙煎香のあと、花のような香りが現れる。余韻は瑞々しさを感じる。香り自体は余り強くはない。冷めてくると焙煎香が飛んで花のような香りが前に出る。

味:軽い仕上がり。とろみが有り甘みを感じるが重さは無い。渋味も少なめ。

全体にコンパクトな感じで、余り主張の強くないお茶です。

私の好みとしてはもう少し香りかコクかどちらかに傾いて欲しい。

個人的に、ちょっと惜しいお茶でした。

パッケージに蒸らし時間6分とあったので、茶葉2.5g・蒸らし時間6分で試したところ、今度は渋味が立ってしまう。それなのに香りはやっぱり弱めで結局バランスが悪くなってしまいました。

いれ方の工夫でもう少し良い塩梅になる気がするので、追々試してみようと思います。

アイスティーも良い気がしますが、今の時期にアイスティーはさすがに飲む気にならないので温かくなってきたら試してみます。

2022年のジュンチャバリの新茶が入荷し始めています。