There is 構文のThereは主語じゃないの?
中学校で英語が始まってワクワクしていた私ですが
すぐに、モヤモヤが始まります
英語は最初のうちがほんとにモヤモヤの連続
小学校の英語担当の先生、ほんとに大変だと思います~
でも
こどもたちのモヤモヤってほんとに貴重
いっしょにモヤモヤしてあげてください!
There is 構文もモヤモヤしますよね~
This is a book.= 「これは本です」って言ったくせに
There is a book on the table.は
「テーブルの上なら、そりゃそこは本ですよね」じゃなくて
「テーブルの上に本があります」ときた・・・
覚えればなんてことないけど、なんか引っかかるよね
だいたい、こういうとこに英語がほんとにわかるようになる
🔑が潜んでます
当時の私の頭の中は・・・
there=「そこに」じゃなかったっけ
thereの「そこに」はどこ行っちゃったのよ・・・
主語の場所にあるのに訳さなくていいわけ・・・
だいたい、is って「です」じゃないの?
あれ・・・でも・・・
Where is my book?って「私の本はどこですか?」って
「私の本はどこにありますか」のことか・・・
「え?💼?かばんは、今、会社ですよ」って
かばん=会社って言う意味じゃなくて、
「かばんは会社にあります」って言う意味だよね・・・
わわよ!
There is 構文がきっかけで、自分が日本語ネイティブのくせに
「です」の意味すら、はっきりしないまま生きてきた
のに気づいた中学一年の春でした
でも、今は、わかります~
意味がはっきりしないまま、説明できないけど
自由自在に無意識に操れる!それが、母国語
無意識、それがネイティブの証
おっと、最初の疑問にもどらないと!
There is 構文のThereは主語じゃないの?なんですが、
結論から言うと「主語じゃないです」
be動詞は
equalつまりA=B「AはBです」の意味と
existと同じ「存在する(いる・ある)」
の二つの意味がある!
There is 構文のisは「存在」のbe動詞
The key is in this box. 「そのカギはこの箱の中にあります」の
S be 場所の副詞. とおなじ「いる・ある」を表してます
文法的にはThere is a book on the table.の主語はa bookで、
その証拠に2冊の本ならThere are two books on the table.にしないと
テストでは✖
be動詞は場所の副詞とつながると「いる・ある」になるので
文の頭に「場所の副詞代表」のthereを持ってきて
このisはイコールじゃないよとアピールして
「存在のbe動詞(ある・いる)」だと直ぐ分かるようになっている
それがThere is 構文
だから、There is のThereは具体的に「そこ」っていってるわけじゃないので
「そこに本があるよ」だと
There is a book there.となります~
👆「そこに」
「あるよ」🎵って流行ったよね、昔
そうなんですが・・・・そうなんですが
実は、この話には続きがあって・・・大きな声では言えないけど
そんなことないか・・・
日本語ネイティブの私が「です」にいろんな意味があるなんて文法的に考えなくても
何の不自由もなく使えてるのと一緒で
There is 構文も英語ネイティブはな~んにも考えずに使ってるので
な~んにも考えてないからこそ
どうやらthere is 構文のthereを主語っぽくとらえている節があるんです
なんと!
日常会話だと
There is two books there.
「そこに本が2冊あるでしょ」
みたいに後ろの名詞が複数👆でもis使ってしまうらしい
つまりこれは、
無意識のうちに
ネイティブさんたちもthereを主語っぽく感じているのか!
親近感
つべこべ言わずにThere is 構文は「いる・ある」と覚えなさい
と言われた時に感じたあのもやっと感
「え?でもthereって主語じゃないの?」は
案外、感覚的にはネイティブさんに近かったらしい
(書き言葉、文章では👆の文は、はっきりNGです念のため)
海外ドラマでも、いままで、そこは気づいたことなかった
現場でつかまえてみたい!
There is 複数名詞~.
文法的には、厳密には
There is 構文のthereは主語じゃないんですけど、実は、
この「え?主語っぽいよね」というネイティブさんの感覚は
「みなし主語」になって高校英語に登場します~
「みなし主語ってなに?」
こちらはまた次の機会に~