たま~に、タロットを勉強したいと思っているお客様から

おすすめのカードや解説本はどれなのかを

尋ねられることがありまして・・・

 

私が初めてタロットカードを手にした頃とは違い、

今は沢山のタロットカードが購入可能になりましたし、

解説本も沢山出版されていますよね。

 

そんな中で、

私的にはまぁまぁ良いのではないかと思っているのが

 

 

こちらのアルケミア・タロットになりますニコニコ

 

 

これはオリジナルカード78枚付きの解説本になっていて、

カード1枚1枚の意味が丁寧に書かれていて、

いくつかの展開法やリーディング例などが紹介されています。

 

 

私の写真の撮り方があまりにも下手だったので

何度も撮り直した挙げ句、それでも駄目で

この写真だけは別日に撮り直していますアセアセ

 

それでも下手ですが、

これでもだいぶマシなんですよ・・・泣くうさぎ

 

貴希さんというアーティストさんが絵を描いているのですが、

とにかく、すべてのカードがとても美しいですキラキラ

 

ただ、「まぁまぁ良い」の理由は

 

 

たとえば・・・

 

このカードはソード10なのですが、

私が過去にタロット教室をやっていた時、

初心者の皆さんにおすすめしていたカードは

ウェイト版タロット(ライダー版タロット)になるのですが、

 

 

ウェイト版だとソード10は体中に剣が刺さっている絵柄になるんですね。

 

でも、アルケミア・タロットのカードの場合

身体ではなく影に9本の剣が刺さっている絵柄になっていて

10本目は本人が手にして

自らも自身の影に刺そうとしているような

そんな絵柄になっています。

 

それはそれで、リーディングできなくもないですが、

ウェイト版タロットのソード10のような

正位置だと「死」を、逆位置だと「九死に一生を得る」のような、

そういう解釈は思いつきにくい絵柄のように感じます。

 

 

また、これはソード9なのですが、

まるで、いくつかの剣が背中を刺しているようにも見える絵になっていて、

私のようにウェイト版タロットで基礎を学んでしまっていると、

このカードが剣10なのかな?と間違えてしまいそうな感じです。

 

 

ちなみに、ウェイト版タロットのソード9はこんな感じで

愛する人を失った悲しみや精神的な孤独を意味するものになり、

絵と意味がしっくり来ます。

 

他にも、個人的に腑に落ちないカードがいくつかあり、

それで「まぁまぁ良い」というおすすめの仕方になってしまっています。

 

絵は本当に美しくて

バックも正逆わからない柄になっていますし、

ウェイト版タロットの絵柄より断然好みなんですけどね。

 

余談ですが、

 

 

これ、悪魔のカードになるんですけど、

美男子過ぎないか!?と思ってしまったアセアセ

 

初めて手にしたタロットがアルケミア・タロットで

悪魔のカードがこんなに美しく描かれているのを見てしまったら、

心が誘惑されちゃって

悪を悪とリーディング出来なくなってしまいそう(笑)

 

カードそのものは想像以上にしっかりした作りになっていて

決してペラペラな紙質じゃありません。

ただ、剃りやすく、また

カードの材質がサラサラしたものじゃないので

混ぜにくいのが難点ですね・・・ショボーン

 

正直に、私が思う不満も交えてお伝えしましたが

ウェイト版タロットが初心者にはわかりやすいのは認めるけれど、

絵柄がどうしても好きになれないという人も

生徒さんの中には結構いましたので、

そんな人にはおすすめじゃないかと思います音符

 

それに、ウェイト版タロットを基準に考えてしまうと、

アルケミア・タロットだけに限らず

このカードの構図はちょっと違う・・・と思うカードは

結構ありますからねアセアセ

 

あくまで、初心者さんがタロットを覚えたい、

勉強したいと思ったときに、

おすすめになるもの、と考えた場合、

上記のような、初心者さんには解釈が難しいものが含まれているよ、

ということでお話させていただきました。

 

基本的にはウェイト版タロットが良いとは思いますが、

絵柄がどうしても気に入らないという人は

アルケミア・タロットは良いかもしれませんニコニコ