深大寺(東京)釈迦如来像

深大寺の釈迦如来像に会いに行く、コミックエッセイ1
深大寺の釈迦如来像に会いに行く、コミックエッセイ2
深大寺の釈迦如来像に会いに行く、コミックエッセイ3
深大寺の釈迦如来像に会いに行く、コミックエッセイ4
台地で水田に向かず、そばが作られ名物になっていったようです
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お出かけガイド

お寺の正式名称

天台宗別格本山浮岳山ふがくさん昌楽院しょうらくいん
深大寺(じんだいじ)

住所、電話

〒182-0017
東京都調布市深大寺元町5-15-1

電話:042-486-5511

交通

京王線「調布駅」中央口からバス
11番乗り場
・バス停「深大寺」下車、徒歩1分
・バス停「深大寺小学校前」下車、徒歩5分
12番乗り場
・「深大寺入口」下車、徒歩8分

京王線「つつじヶ丘駅」北口からバス
・バス停「深大寺」下車、徒歩1分

JR「吉祥寺駅」南口からバス
6番乗り場
・バス停「深大寺」下車、徒歩3分
・バス停「深大寺入口」下車、徒歩8分
4番乗り場
・バス停「深大寺入口」下車、徒歩8分

JR「三鷹駅」南口からバス
3番乗り場
・「深大寺」下車、徒歩3分
5番乗り場
・「深大寺入口」下車 深大寺まで徒歩8分

お車の方
お寺の駐車場を利用できるのは法事・車両祈願の方のみ。
それ以外は近隣の有料パーキングを使いましょう。

地図

拝観情報

●拝観料:300円
(釈迦如来像がまつられる釈迦堂のみ。それ以外の境内散策は無料)

●拝観時間:9~17時
年中無休で拝観できますが、展覧会に出張などあり。要確認。

(2021年12月現在)

情報は執筆時のものです。
お出かけの際は公式サイトやお電話などでご確認ください。
感染症対策もお願いいたします😊

仏像拝観は、受付が早めに終わる事も多いです。
拝観終了の1時間前にはお入りくださいね。

寺社のデータ

天平5年(733年)、満功上人まんくうしょうにんが開山したとされます。

古くから泉水が豊富な土地で、水神信仰があり、
水神と関りのある深沙大王に(じんじゃだいおう)に由来して
深大寺(じんだいじ)の名になったそうです。

仏像の文化財データ、いわれ、特徴

文化財データ

【国宝】銅造釈迦如来倚像どうぞうしゃかにょらいいぞう白鳳はくほう時代)
銅像 39.4cm 7世紀後半~末

いわれ

詳しい伝来は不明ですが
奈良の仏像(法隆寺の夢違観音ゆめちがいかんのん像、新薬師寺の香薬師こうやくし像)と似ており
畿内の同じ工房で造られた可能性があります。

江戸時代の大火事など、困難の中忘れ去られてしまったものを
明治42(1909)年東京大学の助手、柴田常恵じょうえが発見。
大正2(1913)年に旧国宝に指定
昭和25(1950)年の法改正で、重要文化財に。

そして
平成29年に国宝指定!
東京のお寺所蔵としては、唯一の国宝仏になりました。

特徴

椅子にこしかける倚像いぞうの代表例であり
白鳳仏はくほうぶつ」の名品。
(飛鳥時代後期を、美術史では白鳳期といいます。)

・目は切れ長、口元には微笑。
・衣服は体にピタッと張り付き、ボディラインがよく見える。
このような表現は、白鳳仏の特徴をよく表しています。

つややかで張りのあるお顔に、少年のような明るい表情で
心癒される仏さまです。

もっとくわしく知りたいへ、参考文献

深大寺公式サイト
https://www.jindaiji.or.jp/about/kokuho.php

調布市公式サイト
https://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1489112697394/index.html

『図説 仏像巡礼事典 』久野 健

コミック
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この記事を書いた人
真船きょうこ

イラストレーター・漫画家/仏像描いて10余年 ▶︎京都で日本画や仏像史を学ぶ→デザイナ→漫画家 ▶︎著書に『仏像に恋して』『彼と彼女のヒストリごはん』など ▶︎静岡生まれの関東在住、絵画講師、一児の母。詳しくはこちら

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