ホームページ作成で大事なこととは?知っておくべきユーザーが比較するポイントも解説!
ユーザーに情報を届けるために必要なWebサイトですが、自己流でなんとなくやっていませんか?「ホームページ作成で大切なこと」や「ユーザーが比較しているポイント」をまとめました。
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ホームページを作成する前に知っておきたいこと
ホームページを制作する際に大切なことを意識できている方は少ないのではないでしょうか?そこで、ホームページを作成する前に知っておきたい基本的な知識や失敗しないためのコツをご紹介します。ホームページ作成において、大切なポイントは大きく5つあります。
- ホームページの目的を決める
- 競合調査を行う
- アクセス解析を行う
- ユーザーの動きを想定する
- SEO対策を行う
ホームページの目的を決める
ホームページの運用がうまくいくかどうかは、制作する前から始まっています。誰に向けて何を伝えるのか、後述する競合調査やアクセス解析などの調査結果をどう活かすのかが大切になりますし、目的や目標にそった改善をすることで費用対効果が上がります。
継続的なコンテンツの追加と見直しを行うことで、表示順位の上位維持やリピーターを増やすことができます。成果を上げるために予算や運用体制についても決めておきましょう。
【目的や目標を決める際のコツ】
- 自社の課題や売り上げにつながる数値
- ホームページ作成側と検索者や検索エンジンからみたテーマの抽象度
- 検索エンジンからのアクセス状況と検索ボリューム
- ホームページ及びリアルの問い合わせ数とその内容
「こういう商品はありませんか?」といった問い合わせや「ホームページに書いていなかったことの質問」「書かれていることがよくわからなかったという質問」などからヒントが得られることも多いです。
【ホームページの目標と施策の例】
会社名やサイト名を知っているユーザーがサイトにたどり着けるようにする→Webサイトのアクセス数を増やす=訪問ユーザーが魅力的に感じるページを作る
会社名やサイト名を知らないユーザーに認知してもらう→コンテンツマーケティングや広告(Web広告・SNS広告・チラシ)、マーケティング施策などと組み合わせる
競合調査を行う
競合調査ではライバルとのポジションを比較するために、ポジショニングマップの作成をすることがあります。 「自社の価値とターゲット」「顧客に知ってもらって」「競合よりも優位にポジショニング」するためです。
【3C分析の例】
CUSTOMER(市場・顧客) | COMPANY(自社理解) | COMDETITOR(競合理解) |
市場規模 | 強みと弱み | 競合の特徴 |
市場の推移 | 提供できる価値 | 競合のビジネスの結果 |
顧客のニーズ | 自社のリソース | 競合が結果を出したリソース |
顧客の購買行動 | リソースが結果を出す仕組み | 競合が結果を出している仕組み |
事前の調査や分析を疎かにしがちですが、3つの観点から成功要因と仕組みを見つけられるようにしましょう。
アクセス解析を行う
理想のホームページを作り上げるにはアクセス解析は不可欠です。現状のアクセス数、ページビュー、問い合わせ数、検索エンジン表示順位などの基本情報を調べることで現状の把握ができます。意外なキーワードから訪問していたり、このキーワードでTwitterからきているとか、このページを見た後に次にどのページに動いているなどの相関関係もわかります。
【アクセス解析の例】
- どんなユーザーが多いか?(性別、年齢、興味関心、地域など)
- どこからユーザーが訪問しているか?(外部サイト、SNS、広告など)
- ユーザーが訪問した際、最初に見るページ
- ユーザーがよく見ているページ
- 離脱されたページ
- どのようなキーワードから訪問しているか、など
これだけは確認してほしい「アクセス解析・初心者向け」について、こちらのページも参考になります。
ユーザーの動きを想定する
GA4などの無料のアクセス解析ツールを使うことでユーザーがどのページからサイトに流入し、どう動いて、問い合わせに繋がるのかを確認します。お役立ち記事やブログなどへの流入が多い場合、せっかくきてくれたユーザーが他のページに動いてくれるようにリンクを配置します。
メルマガやSNSなどから直接誘導するページが多いときは、メニューへのリンクなどで導線を確保します。しっかりとユーザーの流れを把握して整えておくようにしましょう。
SEO対策を行う
SEO対策とは「ユーザーの検索意図を把握して、ニーズに合うコンテンツやページを用意する」ことです。ターゲットを想定した上で、適切なキーワードを含めるようにします。SEO調査ではPythonを使って上位20記事のタグ構造や画像の使用枚数、文字数といった情報などからSEO対策に必要なデータを抽出します。
【SEO対策の例】
ユーザーが比較しているポイント
ユーザーに比較されているポイントに、自社の弱みと他社の強みが重なってしまうこともあります。ただし、以下のようなネガティブな要因があったとしても伝え方で強みに変えることもできます。
- 価格が高い→高くても価値を提示する
- 品揃えが少ない→専門性をアピールする
- 納期が遅い→手作業のため品質が良い
- 社歴が浅い→慣習にとらわれない
- 社員の顔が見えない→イラストや画像などで親近感
- 会社規模が小さい→顔が見えるスタッフ
- 実績がない→地域密着、親しみやすさ
まとめ
ホームページを作成する際に大切なポイントは5つあります。
- ホームページの目的を決める
- 競合調査を行う
- アクセス解析を行う
- ユーザーの動きを想定する
- SEO対策を行う
上記だけではなく、AIツールなどを使って簡単にペルソナやセールスワードを抽出することもできますので、上手にマーケティングツールを活用してみることをおすすめします。本当に伝えるべき情報を整えておくことが大切です。