kekeの考えること

こういうことを考えてる人もいるんだなぁ

賃貸。

最近、隣に住むご家族に困っています。

集合住宅なので、色々と規制がある中で、それを守らずに迷惑をかけてしまう、というのは、常識や気遣いがない、と言うのがありますが、その根っこにある動機に、ルールを守らなくても良い立場にある人、とも考えられたりします。

もちろん、憶測なので正しいかどうかはわからないですが、お隣さん、マンションオーナーの一族なんじゃないのかな、と思っています。

私達が越してくる前からお住まいのようですので、どれほどの居住歴があるのかはわかりませんが、明らかな優遇として、枠外に堂々と駐車し、そのために普段はカラーコーンが設置されています。

最初は、枠外駐車禁止なのでカラーコーンが設置されていて、それをどかして無遠慮に停めているんだと思っていたのですが、どうも違う。

他車両が停めないように、自分がいない時はカラーコーンを置いている、という、逆の意味合いのようなのです。

もちろん、ちゃんと金を払って、管理会社合意のもとにやっているのかもしれませんが、それならちゃんと駐車スペースとして枠線を引いたりしそうなものです。

我々が「バイクを置きたい」と言ったら、わざわざ枠線を引いて場所を作ってくれましたからね。

なので、お隣さんの車は、少なくとも管理会社を通じて公的に許可されているような感じではない。すなわち、お金も発生している感じではない。

頻繁に停めているので、管理会社が知らないとも思えず、ということは、無許可ではあっても黙認されているということですから、黙認するに足る条件は何かというと、法の外にいる存在、つまりオーナーか、それに連なる人達と想像できます。

で、お子さん達が進学したのかどうか、新しい趣味や部活を始めたようで、高校生と思われる男の子の歌声が聴こえてくるようになりました。

さらに、娘さんと思われる子が、クラリネットを吹いています。

歌声というのは、やはりその力量が大きく物を言いますから、素人のそれを聴かされるのは、あまり気持ちの良いものではありません。

クラリネットも同様で、軽やかにクラシックでも奏でていればまだ良いのですが、ひたすらに基礎練習をやっている。

どちらも、練習熱心という意味では好感が持てるのですが、残念ながら常識的な行為でない、というところで、あまりに続くようならクレームを入れなきゃならんか、と、思い始めている日々です。

特にクラリネットは、おそらく我が家に接する部屋でやっているらしく、なかなかの音量となっています。

それでも、学校から帰って練習、というような時間なら、我が家も仕事で夜までは不在なので構わないのですが、夜21時をまわっても吹いている。

そもそも楽器は禁止となっているマンションで、だから私もギターなどはアンプに繋がないで鳴らしますし、夜は触らないように控えているのですが、そういう配慮はないようです。

このような時、親が悪い!ちゃんと教育指導しろ!と思ってしまうのは当然の話なわけですが、あまりに堂々としておりますので、もちろん指導は入っておらず、おそらく親も、ルール違反とか、近隣への迷惑とか、全く意識の外になっていると思われます。

迷惑行為の有無もそうですが、私が感じ取るのは、それを平然とやってのけてしまう心境であり、あまりに悪びれずやっているその根拠は、自分達は特別、自分達は何も言われない、という、無意識の傲慢なんじゃないかと思うわけです。

そして、オーナーや、実質的オーナー(例えば親がオーナーで実際の運営は長男がやっているなど)ではなく、オーナーの一族なのでは、と思う根拠としては、マンションの経営には無関係なのだろう、と思うからです。

オーナーそのものであれば、逆に運営には気を使うでしょうから、クレームになったり、退去して空き家になってしまうことを恐れるはずで、自分からそのネタを作ることは考えにくい。

マンションの経営には無関係で、かといってオーナーに連なる一族だから管理会社も忖度して何も言わない、という、まさに傲慢にならざるを得ない夢のような環境なんじゃないかなぁ、と、クラリネットを聴きながら推測しています。

おそらくですが、まわりには建売の戸建てもたくさんあり、それが区画としてはマンションと同じ「一角」という感じなので、オーナーは、規模はわかりませんが地主で、このマンション自体の経営にそこまで躍起にならなくても、お金はたんまりあるんだろう、と推測されます。

だから親戚などにも気軽に住まわせているのではないかと思いますし、ということは、下手したら家賃も取っていない、もしくは形上取って、本人達に還元している、みたいなこともしているんじゃないか、とまで邪推してしまいます。

それか、何らかの形の等価交換なのかもしれない。

親族に甘々なオーナー、という推測にはもうひとつ根拠がありまして、もう一世帯、迷惑というか、目障りなご家庭があるんですね。

お父さんが、職場の車に乗って帰ってくることがあるのですが、敷地内の駐車場を契約していないようで、空き枠にポンポン停めているんです。

今日はこっち、昨日はあっち、という具合です。

契約が一杯で空きがない、となったら考えるんでしょうけどね。

契約がされた枠には停めない。というのは、うっかり「昨日まで空いていた枠に、契約が始まった後も気付かず停めてしまった」ということが一切ないんですね。

なので、駐車場の契約状況がどこかから入手できているとしか思えず、それって、管理会社がこっそり伝えているか、オーナーが教えているか、しかないわけで、これまた「特権」でしかないだろうと。

そして、そのお宅は、子供部屋用に最近、もう一部屋借りたようです。挨拶にわざわざ来ました。うちの真上だそうです。

しがないサラリーマンなら、給料まるまる家賃で飛びます。

思えば、他の部屋はちょくちょく出入りがあります。我が家も、ずっと住みっぱなすつもりはない、賃貸マンションです。トータルで10世帯分ほどのマンションで、うち2世帯が傍若無人

経営にタッチせず、さらに経営自体があまり利益追求型ではないので、よりワガママに拍車をかけている。

持っている人の強みだなぁ、と思います。

冒頭の話題に戻りますが、なので、クレームを入れても良いのですが、管理会社に握りつぶされる可能性が高く、むしろ逆にこちらが追い出される可能性すらあるなと。

さらに、もうひとつクレームをためらう理由として、たまーに、いわゆる配偶者が発声練習したりするので、持ちつ持たれつでありたい、というところですかね。

もちろん、時間帯や向きなどは充分に考慮していますが。