台湾の風習【收涎】生後4ヵ月の赤ちゃんお祝い行事

台湾では赤ちゃんが生後4ヵ月を迎える頃に

收涎(シューノア)というお祝いの儀式をします。

台湾華語では「收口水」(ショウコウスイ)とも言われます。

起源や意味には諸説あるようですが「食べる物に困ってよだれを出すことなく、健康に育つこと」

を祈ってお祝いするというのが、一番有力です。

日本で生後100日におこなうお食い初めのようなものですね♪

先日、台湾人妻との間に授かった息子が4ヵ月を迎えた際に我が家でも

收涎(シューノア)をやったので、やり方などをご紹介したいと思います。

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台湾のお食い初め收涎(シューノア)とは?

日本のお食い初めでは一汁三菜の料理や歯固め石などを準備しますが

台湾のお食い初め收涎(シューノア)ではクッキーの首飾りを作ります。

伝統的なやり方では12個または24個のクッキーを赤い紐で繋げて首飾りにするようですが、最近は個数まではあまり気にしない家庭も多いようです。

お母さんが子供を抱いて親戚が順番にそのクッキーを赤ちゃんの口元で食べさせるマネをしながら(よだれを拭いながらという説もあり)

お祝いの言葉を言ってから自分でそれを食べます。

台湾のお食い初め收涎(シューノア)で使うクッキー

元々はとてもシンプルなクッキーが主流だったらしいのですが、最近ではアイシングなどを使ってとても可愛いキャラクターデザインのクッキーが増えて来ています。

このクッキーは台湾華語で「收涎餅乾」と(ショウシエンビンガン)と表記されます。

Instagramなどで#收涎餅乾と調べるといろんな写真が出てきます!

どうです?見ているだけでワクワクしませんか♪

こちらのショップは台湾から日本への配送もおこなっている専門店のショップです。

日本に送料もいれるとそこそこの値段になりますが、日本在住の台湾人夫婦や日台国際結婚の夫婦の方に人気のショップのようです♪

我が家は蝦皮で見つけたこちらで購入しました♪
こんな感じになりました♪

台湾のお食い初め收涎(シューノア)のお祝いの言葉

台湾発祥の風習と言うことでお祝いの言葉は、台湾語で言うのが一般的とされているようです。

最近は若い人の台湾語離れもあると言うことで、台湾華語でのお祝いの言葉も流通しはじめているようです。

専門店で收涎餅乾を買うとお祝いの言葉のテンプレートが書いてあるカードが同封されていたりします。

我が家が買ったクッキーにはこのカードの同封がなかったので、代わりにこちらのサイトを参考にしました。→https://mamibuy.com.tw/talk/article/85021

お祝いの言葉は台湾華語で 「收涎吉祥話」 と表記されます。

今回は2つだけお祝いの言葉を紹介します。

收涎收答答,乎你卡緊叫阿爸
(シューノアシューダーダー、ホーリーカッギン ギョウ アーバー)

收涎收離離,乎你卡緊叫阿媽
(シューノアシューリーリー、ホーリーカッギン ギョウ アーマー)

2つとも成長を祈る言葉で、一つ目がお父さん用・二つ目がお母さん用の言葉です。

早くお父さん(お母さん)って呼んで欲しい。という気持ちを込めた言葉になっています。

さいごに

最後までお読み頂きありがとうございます。

今回の記事は、生後4カ月におこなう台湾のお食い初め「收涎」(シューノア)についてでした。

可愛いクッキーの首飾りを用意して、愛情たっぷりのお祝いの言葉をかけてあげて下さいね♪

收涎餅乾(クッキー)を買うお店を決める際に注意があります。

生後3か月頃から探さないと予約が埋まっていて間に合わない!ってこともよくあります。

人気の店ほどそうなる確率が高いので、早めから準備に取り掛かるようにしてください。

皆さんの台湾生活が少しでも有意義なものになりますように。

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