ボクは、自分の曲は大抵気に入っているんだけど(自己愛が強いもんでw)、この曲は、なかんずく白眉だと思っている。(人からの評価はどーでもえーんじゃ)
と言うことで、このあと、ひたすら自画自賛しますw
曲名 | 峠のローカル線 |
作者 | こぢゃ |
録音時期 | 1992年 |
録音機材 | TASCAM Portastudio 488 |
使用楽器 | Ba:FERNANDES FRB-75 Dr:YAMAHA RX15 Kb:CASIO CZ-1 , YAMAHA YP-30 Other:YAMAHA FB-01 |
今回は思い入れ込みで、所感が長いので目次を。
詳細・所感
8トラック全部埋まっていなくて、結構スッカスカなんだけど、これはもうこれで完成なんです。足せないし、引けない。
楽器について
この曲は、父親が粗大ゴミから拾ってきたエレピを色々弄っている時に浮かんできた曲想を元に膨らませたもの。
機種は、おそらく YAMAHA 初代クラビノーバ YP-30。
薄っすら鳴っているトランペットは、YAMAHA の FB-01。
…かどうかも記憶が定かではない。
曲想について
曲想については、チャクラの “青年” と言う曲が念頭にあった。
愛しい人の待つ故郷に汽車で帰る途中の青年。だが、その愛しい人は、彼が着く頃には他の人に嫁いでしまう。その二人のそれぞれの想いを唄う、と言う内容の曲。ライブでしか演奏された事がない。
で、この「峠のローカル線」。
イメージとしては「チャクラの “青年” に出てくる主人公が乗っているローカル線の情景」。
厨二くせーw
曲について
ややプログレ風味なイントロからのAメロ。
これを作った当時、友人・Y田さん(後述のクラッシックファン)に聴かせた時に、まず、このAメロに入ったところで「おー!」って言うリアクションをもらった。
(もっと普通にプログレっぽいものを想像してたらしい)
Aメロの 1コーラス目と 2コーラス目の間のインタールード 1:00 は、Bメロの導入部を流用。巧い、オレ。(自画自賛)
で、1:33 からの Bメロの飛翔感な!(自画自賛w)
そして、中ほどに挿入される、2:40 の 如何にもプログレなインタールード。
それを引きずらず、2:48 で、すぐ次の展開に持って行く辺り、我ながらよく我慢したw
(あそこでもっと、プログレプログレした方向に持って行こうと思えば行けた)
そこから 3:07 で再びプログレ風になるところは、実はヘンリー・カウの “Ruins” の 9:00 過ぎ辺りのちょっとした変容です。
(これは、この曲作った当時に聴かせたプログレなおともだちの誰にも言ってないと思う。今、初めてカミングアウトしたw)
そして、4:00 のBメロ2回目。この飛翔感よ!(自画自賛w)
このBメロ、1回目と2回目は、後続への繋ぎ方が違うんだよね。
1回目はクロマティックに下降。2回目は可愛らしい感じのオブリになっている。
オレ、凄ぇなあw
エンディングも、よくこの和声を考えついたね。オレ、エライw
それと、ベースラインは、全体的には、ロッド・スチュアートの “アイム・セクシー” のフィル・チェンを意識している感じで、一部、クリエイションの “暗闇のレオ” から拝借。
(ついでに書いておくけど、フィル・チェンはベーシストとして過小評価され過ぎ!)
まとめ
さて、「人からの評価はどーでもえーんじゃ」などと言いつつも、この曲に関しては、クラッシックファンである友人・Y田さんから、
と言う過分なるお言葉を賜った。
だよねー、これ、作ってる時に「何か天上から降ってきたな」って思ったもん。
(天井じゃねーぞ)
と言うわけで、まさかここまで自画自賛するとは思わなかったわ。
まぁ、それくらい想い出深き一品なのでございますの。
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