語学学習ノート日記です.たまに仏教学習ノート日記です.

語学学習をしたあとのノートです.
ご一緒に学習しましょう.

1435番:スガンさんの山羊(4)

2022-07-07 08:58:39 | 日記


スガンさんの山羊(4)

 

                 【4】
       ————————————

  M. Seguin n'avait jamais eu de bonheur avec ses chèvres.
  Il les perdait toutes de la même façon ; un beau matin,
elles cassaient leur corde,  s'en allaient dans la montagne,
et là-haut le loup les mangeait.  

               ——訳——
スガンさんは、自分の山羊のことでは、一度も幸運には
恵まれませんでした. 山羊たちを全く同じ方法で失くし
てしまっていました ; ある晴れた日の朝などは、山羊
たちはロープをちぎって、山の中に立ち去っていました.
そして、オオカミがみんなを食べるのでした.


                《語句》     
chèvres (pl)< chèvre (f) 山羊、雌山羊(牡はbouc)
          (子ヤギは)cheveau,
          La chèvre bêle. / 山羊はメエと鳴く.  
façon (f) やり方、方法、手段       
même (a) 同じ(この形容詞は名詞の前に置きます)
corde (f) なわ、ロープ、綱
cassaient (半過去)<casser (他)壊す、割る、(綱を)切る
en allaient (半過去) 立ち去る
là-haut (副) あの高いところに (ここでは、山の上で)
manger (他、自)食べる


               ≪文法≫
訳し方がおかしいと思った方、いらっしゃいませんか?
ここは普通に「ある晴れた朝に山羊たちはロープを切って
山の中に逃げて行きました.」では不合格答案になります.
すべて、半過去で書かれていることにご注意ください.
Le loup les a mangé, なら「オオカミが食べてしまいました.」
でもいいのですが、Le loup les mangeait. をそう訳すと
間違いになります. 「半過去」は過去の習慣、ここでは
たびたび、オオカミに食べられていた, ということを
言っています. 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1434番:仏作文(7)(... | トップ | 1436番:スガンさんの山羊... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事