ウクライナ侵攻―大国による小国侵略はやったもん勝ちなのか?

2月24日、ついにウクライナ危機は現実のものとなり、ロシアによるウクライナ全面侵攻が始まりました。

なんか、ここ最近になり急に「ロシア軍が国境に集結!侵攻、戦争直前か!?」と一気に状況が悪化していった感じがあって、何が何だかよく分かりません。

アメリカ・バイデン大統領が「プーチンは侵攻すると確信」など、”予言”を言いまくっていたわけですが、まさかそれ通りの展開になるとは。

でも結局、小国ウクライナと軍事大国ロシアが戦火を交えたところで大きな戦争にはならず、ロシア軍の勝利は時間の問題なのでしょう。

欧米諸国は経済制裁でお茶を濁すだけで、直接軍事介入はせず。そもそもここで直接介入をすれば、それこそ第3次世界大戦が始まることになります。そして誰も第3次世界大戦は始めたくない。

うーん、結局、大国による小国侵略ってやったもん勝ちなんですかねぇ。

誰もが戦争や侵略はダメだと言いつつ、実際にそれが始まったら指を咥えて眺めるしかない。小国VS大国で、小さな戦争で留まっていればそれが最も良いという。経済制裁はするけど、それにより直ちに戦況が変わるわけではない。しかも自分たちも返り血を浴びるということで二の足を踏む。

もし中国が同じことをしたらどうなるのでしょう?中国はもはや経済力・軍事力の両面でかつてのソビエトを超える力を持ち、アメリカに並びつつある超大国として世界に君臨しているわけです。中国が小国に侵略戦争をしたら、世界は実効性のある経済制裁を打てるんでしょうか。

このウクライナ侵攻、どうなって行くんでしょうかねぇ。始まった当初は「24時間以内に首都キエフ陥落か!?」と言われていましたが、徹底抗戦で意外と粘ってる感じですね。世界も経済制裁を次々に打ち出して、着々とロシアを追い詰めています。

決して「やったもん勝ち」にはならない結末を迎えてほしいものです。。

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