ジョバンニたちがマウリッツォの手先と戦っている最中、アルフレド、ロミオ、ビアンカ、ニキータの4人は、王族の墓地の地下道を通って、城へ潜入しようと試みます。
ビアンカ嬢が階段を踏み外して危うく転んでしまうところでした。
間一髪、ロミオが後ろから支えてくれましたが、やはりお嬢も相当緊張しているのでしょう。
「時間がない!アルフレド急ぐぞ!」
緊迫感があるな。。。ニキータ。
階段の下は広間になっていて、王族たちのものと思われる棺がたくさん。
かなりヤバそう。平民どころか、王族と業者以外は入っちゃいけない聖域だと思うんですが…。
まるでルパン三世「カリオストロの城」を彷彿させる雰囲気です。今にも、鉄甲に身を包んだ国王お抱えの暗殺集団が出てきそうな状況…(゚A゚;)ゴクリ。
ロミ空のイタリア国王陛下はそんなお方ではありません。暗殺集団が来たら、アルフレドパーティーは間違いなく全滅。
一方、マウリッツォは用心棒たちがアルフレドを逃してしまったことを知り大激怒!
「役立たずが!俺が行く!」
悪の元締め、自らご出陣のようです。
地下を抜け、尖塔へとたどり着いたアルフレド一行。
「アルフレド、もう少しだ!あの橋を渡れば本館に出られる!」
アルフレドの体には相当負担が大きいことを知っているので、ニキータが優しく配慮したんです!
かなり高いのでアルフレドの心臓への負担が気になるところです(TдT)。
それにしても、随分高いところにある連絡通路ですね。駅前にある古いデパートと新しいビルを無理やりつなぐ時の連絡通路状態。私の地元にもありましたけど、便利のようで不便なんだ。いっその事、外に出てから入り直した方が楽なパターンのやつ!
でも、アルフレドは潜入ですから、そんなことは言ってられませんね。
尖塔の頂上へついた一行。でも、そこには鍵付きの鉄格子がありました。
向こう側からでないと、開けることができない。。。
巡邏の衛兵共に見つかった!!!
どうするよ!?
奴らは銃も持っている…!外にいる黒い兄弟や狼団に引き付けてもらいたいところですが、兵隊たちと戦わせるわけにはいきません。
ロミオがひらめいた!
突破ぁ!
突破ぁ!
壁に埋め込んである燭台を引き抜き(主人公の火事場のクソ力!すげえ!)、石畳に叩きつけてフック状に加工。さらにアントニオロープの先端に装着。投げ縄の要領で、塔の窓から、連絡通路の窓までフックを投げ飛ばし、ロープを伝って移動する荒業です。
ロミオの腕力で曲げられてしまうような燭台で、果たして彼の体重を支えられるのか?なんぞは野暮なツッコミです!燭台が脆いのではなく、ロミオの腕力がとんでもないのです!
煙突掃除という過酷な高所作業者であり、原作の「黒い兄弟」では断崖絶壁を、ロープ一本を体に体にくくりつけ、宙吊り状態で草刈りをしていました。草刈りをするためだけで命がけだったのです。
煙突掃除という過酷な高所作業者であり、原作の「黒い兄弟」では断崖絶壁を、ロープ一本を体に体にくくりつけ、宙吊り状態で草刈りをしていました。草刈りをするためだけで命がけだったのです。
ソノーニョの野生時に出来ないわけがない…。下手すると、アニタでもできちゃうかもしれない…!
自分の命を何だと思っているんだ!
と、心配になってしまうほどのロミオの行動。ロミオの友達のために無茶苦茶に命を張る所、大好きです。ヒロインだけでなく、黒い兄弟がロミオのことを大好きなのが、すごくわかる。
かろうじて、連絡通路にあるなにかに引っかかったようです!アルフレド、ビアンカ、ニキータはみんなで縄を持ってロミオをサポート!
ハラハラドキドキの展開です。
しかし…マウリッツォと追跡中の兵士に見つかったぁ!!!
「撃てぇー!そいつは国王の命を狙っているんだ!」
じゃねえ!
マウリッツォの言われるままに発砲しちゃってますけど…いいんスカ?
命令系統も何もあったものじゃない!
「砲弾から信管を抜け!少年を傷つけるなぁ。゚(゚´Д`゚)゚!」
って言えっ!
ムスカ未満の没落貴族がっ!
アルフレドは、ロープをニキータとビアンカに任せ、ロミオの援護に向かった!若君…まさか素手で銃剣を持った兵士と戦うのですか!?
ニキータとお嬢ではロミオの体を支えきれず、ロープを落としてしまいました!
ロミオが宙吊り状態に!!
危ねえ!!!
主人公だから、鉄砲の玉なんて当たらない。あたったとしても、主人公補正で頬をかする程度だと思って油断していたけど、宙吊り状態はヒヤッとしました。娘と一緒に「う、うわぁ!」とか言っちゃったし…。
一方アルフレドは!
衛兵に飛び込んでいった!
フライングニードロップ!かと思っていたのですが、若君は両足でモブ兵Aに飛びかかっただけで、膝も蹴りも入れてなかった!敵にも配慮しているお優しい若君…!
敵が怯んだ好きに、すぐに銃剣を奪い取る!この身のこなし!相当な練度です。
「動くな!動けば撃つ!」
どうして子供がこんな動きできるんだよ?と、初見の頃は思いましたが、アルフレドは部門の誉れ高いマルティーニ家のご令息。剣術、銃剣の使い方、白兵戦について相当な訓練を積んでいたに違いありません。
イザベラ様のご子息であり、アンジェレッタ姫のお父上でもあるアドルフォ様も、フェンシングなど文武両道に励んでおられました。アルフレドが格闘戦に強いのは不思議なことではありません。
ビアンカがマウリッツォに捕まり、銃剣も奪われ、万事休すの状態でしたが、ニキータがタックルでマウリッツォをぶっ飛ばしました。しかし、発砲に驚いたロミオとアルフレドは転落!
ロミオとアルフレドの安否は!?
それは次回で!
銃剣を突きつけながら、ゆっくりと後退。見事です。
ロミオは無事に連絡通路に飛び移り、反対側から扉を解錠!
以前このあたりの戦いは記事にしましたので、こちらにて!
ビアンカがマウリッツォに捕まり、銃剣も奪われ、万事休すの状態でしたが、ニキータがタックルでマウリッツォをぶっ飛ばしました。しかし、発砲に驚いたロミオとアルフレドは転落!
ロミオとアルフレドの安否は!?
それは次回で!
画像の出典:ロミオの青い空第28話「貴公子アルフレド」
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