ままじいちゃんへのお手紙

私の父が体調を崩して、初めて入院したのは、

あるがまだ幼い頃のことでした。

幼い子は、面会には連れて行けません。

 

あるを連れて行けない代わりに、

あるからママじいちゃんへのお手紙を持って行くことにしました。

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じいちゃん

はやくげんきになってね

 

これは、あの頃のあるが考えたお手紙の言葉。

 

まだ、文字を書けないあるをお手伝いしながら、仕上げました。

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病院のベッドの上で、

あるからのお手紙を読んだ父の、

あの日の嬉しそうな顔は、今でもよく覚えています。