例によって自転車で地元近辺(浜松市)を散策する。自分の日本史眼(にほんしがん)は何気ない地元の町並みに昭和を見出す。のどかに行こう。日本史の最大の魅力は、ロマン、夢、アナクロニズムだ。

 

はい、昭和ですね。「サンフェアリー」という洋菓子店のようだが、まだやってるのかはわからない。いずれにしろ現在では希少種。一ローカル町である私の地元では、正式な商店街というのはほとんどないものの、一区画に3店から7店ぐらいの店が軒を連ねていることがある。暗黙裡に申し合わせて軒を連ねているのだが、それこそ昭和には多く見られた❝地方の小さな商店街❞がどんどんなくなっているのである。まさにわたしが子どもの時から高校時代に過ごした昭和は今は遠くなりにけりである。洋菓子屋の隣は洋服の仕立てのリフォーム屋かな?その隣は元クリーニング屋だったのかな?

 

 

 

はい、昭和ですね。酒屋か酒問屋。今もやっているかは不明。現在も酒屋をやっているとは外観からはとても見えないが、問屋としては依然機能しているのか?いずれにしても現在となっては珍しい形態であることは間違いない。木造りと瓦がまさに❝ザ・昭和❞なのだが、清酒白雪、清酒敷島、ヤマヤ醤油、ヤマヤ味噌の看板だけは真新しい。

 

 

 

地元のとある交差点のとある建物。絶妙な昭和のアナクロ感。

 

 

 

説明不要。絶滅危惧種の昭和の風景。錆びたトタンの家なんて今となってはそうそう見れない

 

 

 

私の頭の片隅に残る古(いにしえ)の昭和の風景。海産物問屋。現在(いま)も昔もやっていることは変わらないっちゃ変わらないが。

 

 

 

とある内科・皮膚科病院。右側の硝子の仕切り(病院やオフィスのはめ殺しの窓によくあるね)が昭和。

 

 

 

はい、昭和ですね。現在、PC作業によって私たちはあまり物を書かなくなって久しい。しかしながらボールペンやシャープはそれでもまだ使われる。でも鉛筆は?今の小学生は鉛筆など使うんだろうか?❝三菱鉛筆❞のロゴが懐かしい。時代が変わっても残していきたい。

 

 

 

浜松市の中心街、中区田町にある静岡銀行浜松営業部。40年以上前の、私が10代の時から記憶がある。ここの前を歩くだけで空気が変わる壮観さだ。

こちらがその正門?

 

 

 

浜松市のとある中学校。その校門の佇まい、校舎の佇まいの古さから(右側は体育館かな?)長い歴史を感じた。昭和の象徴。場所は、浜松駅の南、中田島街道沿いにある。そしてここを自転車で散策している時、海風も感じた。この学校の南裏は馬込川であり、馬込川は遠州灘へと通じる。海風を感じるのもさもありなんだ。

 

 

 

 

 

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