「一日一生」By 誰か

 

 

 

「人は自分が見たいものしか見えない」By とある昔の哲学者(だと思う)・・・・・つまり各人の脳内や心で自分に都合の良いように世界は展開してるに過ぎないということ。

 

 

 

「人は差異(ダイナミクス)でしか感じることができない」By 自分・・・・・もしかしたら以前の名言シリーズで既に書いたかもしれない。これの最もわかりやすい例は気温である。寒暖差があるから寒さや暑さ(特に極寒と猛暑)を強烈に感じ取れる。一年中寒ければ(もしくは暑ければ)寒さ(もしくは暑さ)を苦と思わないと思う。

 

 

 

「技術の進歩は日進月歩だが人間の基本的な本質は古代とさほど変わらない」By 自分・・・・・これは、請売りであり、元々は浅田彰が何かの本の中で言っていたことを自分なりにアレンジして自分の言葉で言ったものである。浅田彰の何かの本というのは、80年代半ばまで遡る。自分が予備校に通っていた頃である。「歴史は繰り返す」ではないけど、昨今、人間の進歩のなさはとみに感じることである。歴史は繰り返す、といっても、勿論形を変えてである。でもやってることは先の大戦時とさほど変わらないと思う(勿論、自分は大戦時に生まれていない、戦争を知らない世代だが。ちょっと本筋からは脱線するが、現在20代の若い世代でも、まるで昭和の時代を生きてきたかのような、昭和に詳しい人が存在する。非常に数が少ないが。その人の親もしくは祖父・祖母からの伝え話からなのか、DNAが知っているのかは知らないが。自分は、歴史は好きだが、そういうタイプではない)。具体的に何とは言わないが。

 

 

 

「眠りは死と同じような状態である」By 養老孟司・・・・・これはTV番組の中で氏が言っていたことで、実際言っていたこととまったく同じではないが、概ねこのようなことである。睡眠は意識的な睡眠と無意識の睡眠があると思う(それが浅い眠りと深い眠りとどう関係あるかは詳しくは知らない)。意識的な睡眠とは、例えば夢を見ているのか現実なのか、その狭間で寝ているような睡眠のことである。また金縛りなんかも意識的な睡眠の類である。金縛りの場合、身体は疲れ切って寝ている状態なのだが、意識はある状態が金縛りということはよく言われる。そもそも夢を見るのも意識的な睡眠である。本人は夢の中ではっきりと活きており、時に夢の中で「これは夢なのか現実なのか?まあどう見ても夢なんだろうな」ということを考えている。逆に無意識の睡眠というのは、夢を見ない睡眠どころか、まったく無になっている眠りのことである。いわゆる「爆睡」なんていうのもこの類だろう。養老氏の言っている「死のような眠り」とは、この無意識な死のほうである。養老氏はその番組の中で、「日常的に死は体験できる。そのひとつが眠りである」みたいなことを言っていたと思う。そう、死は体験できるのである。それは、大きな事故で生と死の間を彷徨う、といった重篤なことに留まらず、ローテンションで死んだ様に生きているとか、仕事で疲れ切って死んだ様になっているということも当てはまる。

 

 

 

 

 

 

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